長い出張があった。
木曜日と金曜日に大阪で仕事があり、その後、翌週の月曜日に宮崎に・・・・
大阪の同僚を高知の釣りに誘ったが、日程が合わず、単身で九州の釣りに行くことにした。
仕事を終えて、翌日、大阪から宮崎に移動した。
九州では米水津というところが、磯釣りでだそうだが、メジナの型がでないようなのでネットで探してみると串間で50センチを超えるメジナが上がっていた。勝手がよく解らないが、串間で二泊し渡船でメジナを釣ることにした・・・・
宮崎に着くと気温が高く、南国らしい雰囲気だった。現地の人たちからすると寒い日だったようだが、東京とは5℃以上違う・・・・
空港でレンタカーを借りて、早々に串間に向かう・・・棕櫚の並木が南国らしい・・・・・220号線を南下する。

空港でレンタカーを借りて、早々に串間に向かう・・・・途中で釣り用の仕掛けを買うつもりだったが、釣道具屋が見当たらず、2時間半ほどで串間に着いてしまった。
2月は、プロ野球チームやJリーグのキャンプ地として宮崎はファンが大勢押しかけるようだ。ホテルも取れないことがあるようだ・・・・ ホテル中村荘という、ホテルなんだか民宿なんだか微妙な名前の宿に泊まった。

近くの釣り餌屋で、オキアミ、パン粉、付けエサを買って準備をした。
思うような仕掛けは手に入らなかったが、やむを得ず三宅島仕様の仕掛けで釣りをすることにした。
渡船は「室丸」という渡船を頼んだ。今の時期は人気があるようだ。黒井港という、小さな漁港から朝6時に出船した。

二番瀬という磯に渡してもらったが、一緒に年配の方と上がらせてもらった。
おそらく60歳は超えておられると思うが、小学校の教員をされている方だった。3年生の担任・・・・・
昔は毎週のように、この船で渡船されていたとのことだが、「最近は忙しくて・・・」とのことだった。

串間の磯は、小さい岩場に何人かあがることになり、トイレもままならない・・・・・
割と、浅い場所で釣れそうな気配がなかった・・・アタリもないまま時間が過ぎていく・・・・・・
廻りのみんなも、あまり釣れていないようだった・・・・
昼過ぎに、なんとか、ブダイが釣れた・・・・

ドンゴロスに入れてキープした。
4時半に迎えの船が来るとのことだったが、4時頃に、磯から30mほどの場所に「湧きグレ」が見えた。
大量に、型のいいメジナが背びれを見せてもじっている。
すぐに、ディセターに替えて、遠投してみたら、なんとか届きそうだった・・・・・しかし、「湧きグレ」が出てきた時間からすぐに納竿の時間となってしまった・・・・・心残りだったが、結局、目当てのメジナは釣れずに竿を仕舞った。
帰りの船からは、都井岬が見える。ここは野生馬がいることで有名だ・・・・・船からは見えなかった・・・・

宿の一回が居酒屋だった。前日に板前さんに、魚をさばいてもらうお願いをしていたので、持ち帰ったブダイを捌いてもらった。皮を湯引きして、酢味噌で食す。
ブダイはちゃんと食べたことがなかったが、割と、淡泊でいい味だった。

串間駅のすぐちかくに、マルチョン(〇チョン)ラーメンという家族経営のラーメン屋がある。
なんとなく気に入ってしまい、二度も行ってしまった。昔風の焼めしを食べた・・・・

串間の釣りはいまひとつだったが、九州は磯釣りはとても盛んなようだ。
また、九州の釣りをいろいろ調べてみたいと思う。