仕事で別府に行った。
水曜日の夜遅くに別府のホテルに入ったが、朝起きてホテルの窓から景色をみると、水蒸気があがる温泉の町だった・・・・

温泉にも入ったが、昼過ぎから始まる会議まで時間があったため、上司と同行した次長の3人で、散策して高崎山の猿を見ることにした。

別府市内からバスで高崎山までいき、ケーブルカーで少々上ると餌場があり、大量の猿が群れをなしていた。
人を恐れるでもなく、うろうろしている。
餌場の広場では、マイクをつけた飼育員が丁寧に解説を交えて説明してくれる。
餌のオオムギをバケツで巻き始めると、ものすごい数の猿が寄ってきて、観光客の股をくぐっていく・・・

高崎山は、想像よりも多くの猿が住んでいて、A群、B群、C群の三つの群れからなり、それぞれ700匹程度が群れをなしているとのこと、A群はしばらく行方がしれないとのこと・・・・それぞれ、ボス(αオス)、2番などのオスの序列があるとのことで、今見ている群れでは、ボスがマコト、2番オスがナンチョウという名前のようだ・・・
以前、「サル学の現在」という立花隆の本を読んだことがあり、たしか、サルの行動から人間の行動の起源を探るようなテーマで、サルのハーレム、子殺し、共食いなどショッキングな内容からはじまり、フィールドワークの可能性に触れているような本だったように記憶している。
しかし、高崎山のサル見物は、まったく期待していなかったものの、実際に行ってみると、かなり興味深い見ものだった・・・
仕事は、上座に座らされるストレスの多い会議を終えて、その後の宴会は翌日に備えて途中で抜け出した。
翌朝は4時半のタクシーでホテルから別府観光港に移動して、宇和島フェリーで八幡浜港に向かった。
朝のフェリー乗り場は、閑散としており私一人しかいない・・・

まだ、真っ暗ななかで、宇和島フェリーに乗り込む。運賃は確か3,040円だった。

リフォームしたのだろうか、内装はきれいにしていた。
2等の座敷席も、2階と3階にあるが、客がおらず、私一人だった。

航路は約3時間の旅程だったが、ぐっすり寝込んでしまった・・・
気が付くと、朝日が出ている・・・・・

左手には佐多岬が延々と続いている・・・時々、漁船もいるが伊豆諸島のような海よりも船が多くかなり海も凪いでいるため、まったく揺れない・・・・

8時25分に八幡浜に到着した。巨大なフェリーののり口を見たが、車も乗っていなかった。
結局、旅客は一人だった・・・・、この航路の収入は私の払った三千円だけだったと思う。
よく、この航路が維持されているなと、感心した・・・・

なるべく時間を節約したかったので、タクシーで、JR八幡浜駅に向かった。
すぐについたが、汽車は本数も少なく9時19分に出るとのことで、待ち合わせが悪かった・・・

JRの特急で松山まで行き、そこから予讃線の各駅停車に乗り換え1両しかないワンマン汽車で二駅のり伊予和気で下車した。普通電車との待ち合わせもかなり悪く到着は10時半ころ・・・

伊予和気の駅の近くに、53番札所の円明寺があるので、すぐにお参りをし納経した。
円明寺には、キリシタン灯ろうという変わった石碑があった。四国にキリシタンはあまりなじまないように思ったので、少々、興味をそそられた・・・前回のお遍路でも見ているのだが・・・

その後、52番札所の太山寺に戻る。
延々と国道を歩く・・・・・前回のお遍路を少し思い出した・・・・・

太山寺に到着して、早々にお参りをして納経した。
太山寺は、参道がながく500mほど登り、さらに奥之院があるようだったが、本堂のお参りで済ませた。

そこから、バスで帰ろうかとも思ったが、やはり、待ち合わせの時間も長すぎるため、歩いて三津浜駅に行った。約40分ほどゆっくり国道を歩いて三津浜駅まで到着した。

三津浜駅でうどんを食べて、すぐに汽車に乗った。その後は松山に出てリムジンバスで空港に向かい、羽田に帰った。帰路はあんがい待ち合わせがスムーズで、夜5時半頃に帰宅できた。待ち合わせ次第でずいぶん時間が変わる・・・・
今回は、53円明寺から52太山寺までの間と三津浜駅までの徒歩だったが、次回はJRの三津浜駅か伊予和気の駅を目安にお遍路のルート(ループ)をつなぐつもりだ。

明日は、ディアスロンのレースに出場する予定だ・・・少々、忙しい。