大鳥池という湖が、朝日連峰の以東岳の山頂との中間あたりに位置する場所にある。
そこは、タキタロウという幻の巨大魚が生息することで知られている・・・
巨大なイワナの捕獲例が確認されているため、実際に存在するようだが、イワナの純粋種なのか亜種なのか詳しくはわかっていないようだ・・・・
昨年来より、大鳥池に行ってみたいという気持ちが強くなり、ランナー仲間と釣り仲間の合計4人で、山深い登山をすることになった。
金曜の20時に出発したが、東京から400キロ以上あり、GWの渋滞に巻き込まれながら、到着したのはすでに7時を超えていた。

今回のスコッチは、バランタインを持参したが、重量を考えてアルミボトルに移し替えた・・・
まずは、登山口にあたる泡滝ダムを目指すが、途中、遊漁券と登山の届け出を「朝日屋旅館」で済ませた。
イワナの魚拓が所せましと貼られている。

泡滝ダムには駐車場があり、そこに車を停めて登山に挑む・・・
朝、8時頃に登山をスタートした。

あいにくの雨で、時折、ひどく雨足が強くなる・・・・
気温は20度程度だと思われるが、湿度が高くて合羽を着ていられない・・・・土砂降りのなか、大汗をかきながら濡れ鼠で登頂する。

8月だというのに、かなり大きい雪渓が残っている。

ところどころ、かなり大きな滝があり、爽快な景色を拝むことができる・・・

タキタロウ山荘(大鳥山荘)までは、約2時間半程度の行程だが、釣り道具の準備や夕食を担いでいるため荷物の重量が堪えた・・・・あらかじめ覚悟していたので、かなり重量を抑えたつもりだったが・・・

タキタロウ山荘までに、二つのつり橋がある。

無事にタキタロウ山荘に到着した・・・
かなり、大きな山荘で、とても綺麗な山荘だ・・・

ビールも一缶500円で分けてくれたが、担いでくる労力を考えると破格の値段に感じる・・・・二本づついただいた・・・・
ランナーの同僚は、さらに三本岳を目指すため、早々にランチを済ませて登頂していった。

もう一人の同僚の到着が遅れたが、なんとか無事にたどり着いた。
そうこうしているうちに、他の登山客や釣り人が登ってきた・・・・

眼下に、大鳥池が望める・・・・・確かに、山深いなかの湖で、なにか居そうな雰囲気ではある。 いろいろと、段取りが難しくあまり釣りの時間が取れなかった・・・・タックルも想定していた状況と異なり、ほとんど、釣りが成立しなかった・・・

フライのダブルハンドを準備してきたが、バックスペースはほとんど取れないため、思うようなキャストができない・・・ペリポークでも少しはバックが必要だ・・・・・
今回は、新調したハーディーのSt,ジョンの黒鉛仕様を使ってみた・・・・静寂の湖のなかでかなり良い音がする・・・・

登山に挑戦した二人の同僚は、2時間ほどして帰ってきた。雨が強くなり、状況も厳しくなったためピークはあきらめて降りてきたようだ・・・
就寝は8時半のため、早めに夕食を済ませる必要がある。
屋外で調理することとなったが、雨もやみ快適なディナーになった・・・

荷物は重かったが、みんな、おいしそうに食べてくれたので報われた・・・
鳥の缶詰をカシューナッツと一緒にゴマ油で炒めた・・・・調味料は醤油と出汁・・・

魚肉ソーセージを唐辛子をたくさんいれた出汁で煮込んだプデチゲを腹いっぱい食べた・・・・
行動中は、朝、昼とひもじい思いをしていたので、高カロリーの食事がうまかった。
日が暮れると、蛍も出てきた・・・・

翌朝は、4時に起きて4時半には釣り場に立ってみたが、釣りにならなかった・・・・
きちんと適合するタックルを用意して、遠投して沈めればイワナが釣れるような気がする。
また、堰堤下にもイワナが溜まっているようなので、ウェイディングしてシングルハンドでニンフを流せば釣れるだろう・・・
まあ、いかんせん、時間がなかった・・・・できれば、東沢という川が流れ込んでいるインレットまで釣り場を移動して釣りをしたかったが、帰宅時間を考慮するとかなわなかった・・・・

帰りは、朝8時に出発し、予定どおり順調に約2時間で下山した。
10時過ぎには麓に降りることができた。上りと下りはまったく時間が違う・・・

爽快な登山になったが、釣りはいまひとつだった・・・
麓の朝日屋旅館の近くにタキタロウ館があり、はく製やレプリカが飾っている・・・・

登山はそれほどきついものではなかったが、現地の情報も少なく勝手が解らなかったため適切な釣りのプランを設定できなかったことが心残りだ・・・・
次回は、釣りの時間をたっぷりとり、フィールドに適合したタックル、フライを準備して挑んでみたいと思う。
<覚え>
〇 CFOのバッキングを右巻きに巻き替えること
〇 ドライフライを巻くこと(パラシュート・エルクヘアカディス)
〇 まだ、荷物を減らせる・・・