朱鞠内湖は、北海道幌加内町にあるダム湖で、日本最大の湛水面積(2.373ヘクタール)を持ち、総貯水容量も。確か、日本で二番目のはずだ。
 
3回目(3年目)の釣りになるが、以前は、ブトカマベツインレット、北大島で釣りをしたことがある。
ベストシーズンは、5月の下旬であるが、昨年は、その時期に北大島で釣りをして、80センチ程度のイトウを釣った。
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今年も、同じ時期に朱鞠内湖を訪れることにした。
札幌から単身、レンタカーを借りて3時間の運転で、12時頃に朱鞠内湖に到着した。早々に漁協のNさんに渡船をお願いする。
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初日は、12時半にハッスル岬というところに渡してもらう。
ここは、2005年に小川直也というプロレスラーがNHKの日本つり紀行という番組で、イトウを釣ったとの記事があったので、そこにちなんでハッスル岬と言われているように思うが、詳しくはわからない。
雪代の増水のため、立木が多く沈んでいる場所で、ひどく根がかりし、フライを都合10個以上も失ってしまった。
 
胸までたちこんで釣りをするが、水温が低く、ひどく寒い・・・・
結局、夕方5時に上がった。
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冷え込んだ身体を、温かい風呂であたためたが、とても気持ちがよかった。
すぐに、夕食にして、毎回のダッチオーブンのチキンにかぶりついた。
杉坂さんが逗留されており、状態をお聞きすると、「先週まで湖上に雪が残っていたが、ようやく今週に氷も解けて雪も消えた。今週は、例年になく良い状態であり、90オーバーを一本釣った。それも、足元でバイトしたものだ・・・」とのこと
宿には、杉坂さんが2008年に釣ったイトウの模型(写真からFRP成形したもの)が飾っているが、それよりも大きかったようだ。
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2日目は、朝4時に渡船が出発する。
朝3時半にYUNさんと合流するが、YUNさんは深夜にエリーゼを飛ばして到着したとのこと・・・
赤いロータスエリーゼはとてもクールな車で、朱鞠内湖半の前浜でひときわ目立っていた。
 
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早朝は、昨年に実績のある北大島に渡してもらった。
北大島は、岸までワカサギが寄ってきており、確かに状態は良いようだった。
キャスト中もワカサギの群れが足元によってくる・・・
このワカサギに似せてフライを巻くのがよいように感じる。
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現地では、YUNさんのお知り合いのW辺と、T辺さんとご一緒させていただいた。
T辺さんは、陽気な方で、釣り場でも終始楽しいお話を聞かせてもらった。
フライタイイングにもこだわりがあり、シンセティックを控えめにしたトラディショナルな美しいフライを巻かれるようだ。
フライボックスを覗かせてもらった。
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着いたばかりの釣り場では、水温が10度を下回っており、早朝はひどく寒かった。腰までのウェイディングでは、足元がしびれてくる。
 
 

その後、天気がよくなり、日本とは思えない白樺やブナの植生の美しい景色のなかで、キャストを繰り返した。
8時過ぎに、YUNさんが、70センチのイトウを釣り上げた。
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YUNさんは、どんなところでも、どんな状態でも魚を釣り上げる・・・・まったく不思議だ・・・どこが違うのか・・・
その後、ひたすらキャストを繰り返すが、反応はなかった。
残念ながら、イトウを釣り上げることはできなかったが、日本とは思えない美しい景色のなかでキャストができたことは、リフレッシュできたように思う
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結局、16:00の船で帰途に着いた。
片づけも早々に、YUNさんのエリーゼの尻を見ながら帰る。ほんとうに格好良い車だ・・・
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また、行きたいと思う。
<覚え>
 5月の朱鞠内湖は足元の防寒対策を万全に・・・