いわゆる、チームマネジメントについていろいろと書籍を漁っている…
先だっての学習する組織の五つのディシプリンを掘り下げているが、この組織を編成するうえで「リーダーシップ」の必要を感じる。
そもそもリーダシップとはなにかということを考察すると、かなり深遠なテーマに触れることとなる。
また、五つのディシプリンにも挙げる、共有ビジョンやメンタル・モデルは、振り返ればビジネスコンピテンシーそのものとも言えるように感じる。
そのようなことから、次の書籍を含めていろいろな書籍を掘り下げて学習中であるが、なかなか結論が導けない・・・・
いまのところ、リーダーシップを掘り下げる入門書としては最もしっかりしている
金井教授の実践的な経営学の視点からリーダーシップを掘り下げている。
「鑑賞するように読まないで」とコメントし、学習のない実践はがむしゃらで、実践のない学習はしばしば空しい・・・
「鑑賞するように読まないで」とコメントし、学習のない実践はがむしゃらで、実践のない学習はしばしば空しい・・・
ただ、テーマが大きすぎるため理論と実践に距離を感じるところであるが、特にこれまでの経営学発展の歴史と基本の二軸(課題の軸か人間の軸かにより分けられる)、P:パフォーマンスとM:メンテナンスに大別する二軸のアプローチは考えさせられるところが大きかった・・

リーダーシップ行動は、課題(仕事)に直結した行動と、人間としての部下への思いやりや集団としてのまとまりの維持に直結した行動によって記述される。
課題軸、人間軸のふたつの軸でともに高いスコアを示すリーダーシップ行動のスタイルが最も普遍的に有効なスタイルである。
テイラーが課題の軸であったとすれば、Pブロック、RMカンターのエンパワーメントやいわゆるEQのマネジメントが人間の軸である。
先に読んだ本を、ざっくりと大別した「基本の二軸」があるとの解説は少々雑ではあるものの、納得させられた。
いまのところ、最も、参考になる文献だと感じている。
しかし、この帯「こうすれば部下はついてくる!」のセンスはいただけない・・・
コンピテンシーの重要性がいわれて久しいが、チームマネジメントに実践的な意味の解説を加えている。
ただ、若干、ハイパフォーマーの典型例が「無駄なことをしない」「強い使命感をもっている」「先々の結果にまで目が向いている」だけではないようにも感じるなど、若干言葉が足りないところと、事例の紹介例に緻密さを欠く。
ただ、若干、ハイパフォーマーの典型例が「無駄なことをしない」「強い使命感をもっている」「先々の結果にまで目が向いている」だけではないようにも感じるなど、若干言葉が足りないところと、事例の紹介例に緻密さを欠く。
メンタルモデルの明確化のためリーダーシップとコンピテンシーについて関連する事項をさらにまとめてみたい

