私の両親はとても厳しい人達で、長女として育てられた私は、それはもう厳しく育てられました。


当時子供の時は気付かなかったけど、育ちが九州というのは結構影響があったと思います。 九州男児という言葉が存在しますが、要するに今大人になって言葉を要約してみると、


しきたりに縛られていて、自由な発想を却下し、教え通りに狭い世界のルールに従う、


とでも訳しましょうか。 私なりの訳です、自分の経験を基にした。少なくともうちの九州男児はこんな感じでした。


私はその頃の反動が十代の頃からおもてに出てきていたと思います。 家が大嫌いでした。 親がいやでした。 (ごめんね、お母さん)。反抗期がひどかったし、とにかく安倍家が大嫌いで家出することばかり考えていました。  


なので17歳でニュージーランドの交換留学の話が入ってきたときは、食いついて両親をとにかく説得させました。 もちろん反対されましたよ。でもこんなチャンスはない! と、とにかく必死で説得し、4ヶ月の短期留学の夢が叶いました。 


ニュージーランドでは、当時イギリスから5年前に引っ越してきたイギリス人家族の家のホームステイとなり、ヒッピーだったお父さんとお母さん、同じくらいの年代の子供2人と仲良く滞在させてもらいました。 お母さんと娘さんは動物好きのベジタリアンで、その頃ベジタリアニズムのことを知りました。 まだ14歳くらいの子供なのに意思がはっきりして


大好きな動物を殺してまで食べたくない


と行動に移すところに心を打たれました。 そして、西洋人なのに日本からきている私を平気で受け入れてくれる姿勢、フェアな態度とかに子供ながらにも尊敬していました。


ニュージーランドの子供達は、当時日本からきた私の目にはとても自由に映っていました。 制服はあったけど、トレーナーにミニスカートでカジュアルだったし、髪型も好きなようにカットしたりスタイルしたり。 お化粧もしています。 休憩時間におやつのスニッカーズ バーを食べたり、ガムを噛んだり、自然に、自由に罪悪感なく堂々としているところがかっこよく思えてたことを思い出しました。 日本の校則に縛られた学校とは全然違う。 これが私のいたい世界!


この頃から知らず知らずのうちに自由を求めていたと思います。 日本ではこんな空間は経験したことありませんでした。 九州のしきたりにとらわれた生き方がごく自然な福岡では味わったことありません。特に安倍家内では。


今思うと、抑圧された環境に住みながらも、感が強かったのでしょう。 無意識の中にちょっと芽生えた意識=夢を大切に、そのささやかれるくらい小さな心の声をちゃんと聞いていたんだと思います。 それが今に至ると思うと、その小さなささやきがどんなに大切か、実は小さなささやきじゃなくて大きな願望なんだ、と気付きます。 よかった、あんなガキな時からちゃんと自分の声に傾けていて。


でもそれと同じだけの反対勢力もありました。 親が私をダメな子扱いするんですね〜。 世の中甘くないですね。 許可を下ろして欲しい人から反対されるのですから。 九州男児にとって、親に従わない 「大物」はとんでもない出来の悪い子供なんでしょう。 そう、束縛された箱から出れない人にとって 自由な大物は 恐れるべき存在なんです。 自由がおでぶさんなくらい大きい私はもちろん箱に収まりません。 みんな痩せすぎ。 私太り過ぎ。 自由さがね。 出る釘は打たれるといいますが、出る釘は自分で抜けだす、といった感じでした。


普段はおとなしくしていますが、火がついたら行動派です。 待ってても自由はやってこない、と気づいていたのでしょうね。 ガムシャラでしたが、一生懸命 夢 を信じていたと思います。 人の言いなりにはなりたくありません。 流行りにも、納得しない限りのりません。 自分らしくていいと思っています。 自由が好きです。


でも自由は、この世の中ではたやすいものではない。 私はけっこう戦ってきました。結果 負けても、自分の夢のためにいっぱい戦ってきました。 気は強いです。 でも最近の自由の定義はちょっと変わってきて、もう戦わなくてもいいんだ、と思うようになってきました。 そうなると気が楽になり、もっと自由が手に入るようになってきたと思います。


そんな感じで年月は経ち今はカリフォルニアにいます。 自分の人生は好きです。 後悔だけはしたくないので、人に合わせたりしたくないし、合わせ過ぎて疲れてきたら、自分に戻ります。 非難されてもいい。 だって非難する人は私の事知らないんだろうし、私も非難する人のこと知らないだろうから、自分の声の方が大切だと思っています。それに非難はきっとその人の恐怖感からきているので、その人の闇にヘコヘコついて行く必要もないと思っています。 闇に行きたい人は、私を置いていってくださいね。 相乗りしませんので。


だから今いるところが心地いい。 スペースが自由を与えてくれる。 そして私も自分で好きなだけつかんでいます。


私なりの自由に生きることって、こんな感じかなてへぺろ


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