区切りのいいところでひと息つく
ホッとできる瞬間である

ある人は喫煙スペースで一服
ある人は飲み物で

はたから見るとボーッとしているように見える

しかし、仕事で成果を出している人はこんな時でも
いや、こんな時だからこそ頭の中はフル回転しているのだ

次の仕事の段取りをシミュレーションしたり
まだ種でしかないアイデアを膨らませたり...

つまり、想像力を駆使して、次の準備をしているのだ
実際、仕事モード全開の頭のままで「歩く」など身体を動かすことをすれば
同じ姿勢で緊張した筋肉がほぐれ、新たなアイデアを思いつく、など脳にいいそうだ

「ずっと仕事のことを考えるなんて疲れそう」という印象を持つ人もいるかと思うが
そういう頭の中の動きになるのだ
疲れる・疲れないという話ではないのだ

こういう人は、自分が仕事に忙殺されそうな時でも
他人がひと息ついている姿を見ても腹は立たない
なぜなら、ひと息ついている瞬間も仕事をしていると考えるからだ

反対に、腹が立つ人は自分がひと息つく時間は全く仕事から離れているので、他人もそうだと思ってしまう
だから、「自分はこんなに忙しいのにあの人は遊んでいる!」と考えて腹が立つのだ

ひと息の時間をどう活用するかは本人の自由だ
だが、他人のひと息の時間を見て腹が立つということは
己の仕事への取り組みが未熟だという気づきにもなる
こういうことですらも、自分を伸ばすチャンスだ

他人はコントロールできない
ならば、コントロールできる自分を変える方が、イライラせずに済むし、時間もムダにならない

なにより自分が成長できる



今が盛りの京都の紅葉を見てホッとひと息ついてくださいもみじ
紅葉 その1
紅葉 その2
紅葉 その3