この本で描かれているのは周知の経営者 松下幸之助
リーダーシップという面からの伝記

「偉大な経営者」と松下幸之助のことを評することは多いが
この本を読む前は、正直どこがどう偉大なのかが勉強不足の私にはピンとこなかった

読み進めると
経営者というよりリーダーシップの面からすごさが伝わる
また時代背景も描いてあるのでより一層リアルに感じることができた

ただ「すごい」と片付けてしまうのはもったいない
非凡なリーダシップを持った人の行動を学ぶことで
凡人でもできることがあるに違いないと思う
いや、そう信じて行動したい

組織についても変容を学べるので、いろいろな観点から読み直してもおもしろいかも


「幸之助論」
(著)ジョン・P・コッター   ダイヤモンド社