こんにちは！
今回の３月20日（水）のMRTラジオ「フレッシュAM！もぎたてラジオ～くらし上手の豆知識」では「大学生のお金事情」についてお話してきましたよ。
クマノミちゃん♡
旅立ちの季節ですね。
高校卒業後、約8割の人が大学や短大、専門学校などに進学すると言われています。そして、宮崎はそのような学校が少ないこともあり、進学で子供が一人暮らしを始めるご家庭も多いのではないかと思います。
始めて一人暮らしを始めるということで、ワクワクする反面、不安もあるのではと思います。今回は、大学生の「お金」についてお伝えします。
＜仕送りの平均はいくら位？＞
日本政策金融公庫がおこなった「令和３年度 教育費負担の実態調査結果」のデータでは、月額約79,000円という結果でした。大学生協の平均値だと約67,000円なので、7～8万円が平均値になります。しかし、実際は進学する地域や家庭の経済状況で異なるようですね。都市部と地方ではまずは家賃に大きな差があります。しかし、宮崎大学などは車がないと不便な場所にあるので、車両代＋車関連費にお金がかかりますね。
＜奨学金＞
奨学金の手続きをしている人も多いと思いますが、最初の奨学金の振込は5月になるので、それまでは出費がかさみますので注意が必要ですね。
＜アルバイト事情は？＞
大学1年生の４・５月には多くの学生がアルバイトを始めるようです。
いくら位稼ぐかというと、ひと月約3万円位が平均になっています。
職種は、1位が飲食店、2位が塾講師・家庭教師、3位がコンビニやスーパーとなっています。
今は隙間時間にできるアルバイトなどもアプリから応募できるので、学生の間にいろんな仕事を経験しておくと社会に出た時に柔軟に対応できるようになりますね。
＜銀行口座を作るときの注意点＞
先日、我が家も長男の進学先で使う銀行の口座を開設しましたが、口座を作るのに身分証や印鑑以外に、「合格証明書」といった進学を証明する書類が必要ということでした。おそらく、振り込め詐欺等の不正利用を防ぐためでしょうね。
＜先取貯蓄をしよう＞
銀行口座を作ったと同時に、貯蓄用の口座も作りました。
毎月1日に仕送りをするので、2日には自動的に天引きされる定期積立用の口座です。
いわゆる「先取貯蓄」ですね。
5,000円でも1万円でもいいのでこの先取貯蓄を4月からスタートさせることも大切です。
例えば大学生になったらパソコンが必要になりますが、4年間のうちには急に壊れて買い替えが必要になることもあるでしょう。そんな時に、「パソコンが壊れたからお金送って！」なんて親に言うのはちょっとお金に関する危機管理がなってない証拠ですよね。色んな不測の事態に備えて貯蓄を持つことも経済的自立をするためにとても大切なことです。
他にも、海外旅行や運転免許など、まとまったお金が必要になることが今後あると思います。
そういったお金は自分で貯めてもらいたいので、最初から「貯まる仕組み」を作りました。
その分、生活費として自由に使えるお金が減りますが、途中から貯蓄のために生活のレベルを下げるより、最初から「なかったもの」として少ないお金で生活できる術を身に付けてもらいたいと思っています。
親としては心配なことも多いですが、経済的自立を促すためにも「大きな失敗」を避けるために「小さな失敗と成功」を繰り返して、良い金銭感覚を磨いてもらいたいと思っています。
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