生命保険や医療保険の保険金請求漏れの原因と対策 | 宮崎のファイナンシャルプランナー 幸せマネープラン FP二宮

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5月17日(水)のMRTラジオ「フレッシュAM!もぎたてラジオ~くらし上手の豆知識」では「生命保険や医療保険の請求漏れの原因と対策」についてお話してきましたよ。

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皆さん、生命保険や医療保険に入っていると思いますが、入院や手術をしたときにきちんと保険金の請求をしていますか?

 

時々、家計相談で保険の見直しをしていると、保険金を請求していなかった…ということがあるので、今一度ご確認いただけたらと思います。

例えば、最近多いのはやはりコロナと診断された場合の入院給付金の支払いですね。

いくつか保険に加入していて、医療保険がダブっていた場合、ひとつの保険会社には請求したけど、もう一つの保険会社に請求するのを忘れていた…他にも、同じ保険会社で医療保険にいくつか加入していてひとつの医療保険しか請求していなかった…などです。

 

再確認ですが、コロナと診断された場合の入院給付金の支払いについては、「陽性診断日」によって支払い対象かどうかが変わるので注意してくださいね。

■入院した場合は、支払い対象

■自宅療養の場合

・2022年9月25日以前であれば支払い対象

・2022年9月26日~2023年5月7日⇒重症化リスクの高い、65歳以上の方や妊娠中の方など、重症化リスクが高い方は支払い対象化 それ以外の方は対象外

・2023年5月8日以降は対象外

 

それでは、他にもいくつか保険金の請求漏れが多いケースをお伝えします。

■日帰り入院や日帰り手術の場合

保険会社や商品にもよりますが、日帰り入院や手術でも保険金は支払いますという商品は多くなっています。

対策として、病院の領収書の「入院」や「手術」の欄を確認するようにしましょう。

「入院」や「手術」の欄に数字が入っていれば、入院や手術扱いになっていると分かります。

 

■入院後に亡くなった方の医療費分の請求を忘れる

生命保険の死亡保険金の請求はしたけれど、亡くなる前の治療での入院や手術に対しての請求を忘れてしまう、というものですね。

 

■複数の生命保険や医療保険に加入している

複数の生命保険や医療保険に加入している場合も請求漏れがおきやすくなります。古い保険に多いのですが、生命保険だけではなく、損害保険の特約に医療保険がついているケースでもよく見落としがちです。

 

■そもそも保険に加入していることを知らない

契約者が本人以外の時によくあるケースですが、本人以外の家族が保険に加入していることを知らなければ、本人の意識が無い場合や、亡くなった場合に、保険の存在を誰にも気づかれない…亡くなって数年後にタンスの奥から証券が出てきた…ということがおきてしまいます。

保険金の請求には3年の時効があるので、見つけた場合は早めに請求しましょう。

 

◎「生命保険契約照会制度」…親が死亡したり認知症等でコミュニケーションが取れなくなってしまった場合に、生命保険契約の有無を一般社団法人 生命保険協会が一括して生命保険各社に調査を依頼し、結果を取りまとめて依頼者に報告するというもの。

このような制度もあるので、全くわからない場合は活用しましょう。

 

保険金は請求しないともらえないものですから、定期的に確認したり見直しをして、ご家族と共有しておくことがとても大切です。

 

ラジオも気付けば9年目に突入してました。今後も皆さんの身近なお金の話題についてお伝えしますね。

ラジオのパーソナリティの山田さんと上岡さん、いつもありがとうございます!

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ぜひごらんくださいね。

FP二宮清子 | 宮崎のファイナンシャルプランナー (fpninomiya.com)

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