住宅ローン金利の行く末 | 宮崎のファイナンシャルプランナー 幸せマネープラン FP二宮

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こんにちは!
9月23日(水)のMRTラジオでは「住宅ローン金利の行く末」についてお伝えしました。
ここ数年、低金利が続いていますね。住宅ローン金利も高度成長期やバブル時代には8%~9%をつけた事もありましたが、今は1%台で借りる側にとってはとても借りやすい環境になっています。




では今後、この低金利がいつまで続くのでしょうか?
例えばフラット35の今月の金利は1.54%ですが、6年前の平成21年(2009年)は3.3%でした。この6年の間に1.7%の差があります。2009年というとリーマンショックの影響で世界経済がとても悪くなった時期ですね。

今は、アベノミクスの大胆な金融政策によって金利がぐっと引き下げられている状態ですが、金融政策が功を奏し今後日本経済が力強く復活していけば、緩やかに金利が上昇する可能性はとても高くなります。


ではどこまで金利が上昇することを想定しておけばいいかというと、先の事は誰にもわかりませんが、私自身は高くても3~4%の金利水準を想定したマネープランがいいのではと思っています。
6年前は3%台でした。比較的高金利と言われるオーストラリアの長期金利がが3~4%です。アメリカも数年後には3~4%台にまで金利を上げていきたいという考えです。
家計の支出は必ず多めに想定していきましょうね。

金利が上昇局面か下降局面か?考えて選択しましょう。
★上昇局面・・・全期間固定金利、又は固定金利期間選択型の長期(10年など)が有利。
★下降局面・・・変動金利型や固定金利期間選択型の短期(5年など)のものが有利であり、金利が下降から上昇局面に変わるようなタイミングの際に金利を固定にするなど、対策をとりやすい。

どの金利を選ぶのが良いのかは、個別で相談してもらうことで見えてきますが、まずはフラット35、10年固定、変動金利
それぞれの金利でシミュレーションをしてみることから始めてみましょう。一般的には、今の金利水準を考えても長期の固定金利がベターだと思っています。
住宅ローンは住居費という生活費の一部です。ガソリン代が160円台(今は130円程度)になった時、家計に負担がかかったように、生活費に大きな変動があると家計は安定せず、精神衛生上もよくありません。
住居費は家計の中でも一番大きな支出ですので、金利の変化によって返済額が変化しすぎると家計は落ち着かず、管理も難しくなるので基本的には住宅ローンは長期の固定金利をお勧めします。

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