時間に縛られない編集者のブログ

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いま気になる「なぜ?」「どうして?」を考える

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稀勢の里の横綱昇進といい、トランプ大統領のでたらめなツイッターと言い、都議会の混乱といい、世界中で混乱が始まっています。

 

大寒が過ぎてから、西日本では大雪にも見舞われました。

どこもかしこも、問題だらけ。

 

それに増して私の指先は、爪がはがれそうで痛くてたまりません。キーボードも打てなくなりました。

しばらくブログを中止し、爪の修復に専念します。

 

ごめんなさい。

 

気が向いたら見てください。

 

血圧を気にするようになったのは、がんが、見つかってからのことでした。

当初の抗がん剤は、『副作用で血圧が上がりますよ』と言われていました。

 

そんな時、どうすれば良いのか、正直なところ、どうしていいのか分かりませんでした。今まで『血圧が高い』と言われたことはありません。

 

以前に、かかりつけ医師で計ってもらっても、上は130くらいで、150以上になったことはありませんでした。

 

抗がん剤の化学療法が始まって3か月超えたころから、副作用が現れてきました。予告通り、血圧が上がってきたのです。

 

抗がん剤を投与するとき、事前に体重、血圧、心拍数、酸素濃度を測ります。ある時、検査のために測ると、血圧が異常に高くなっていました。上が170にも上がっていました

 

測り直しです。深呼吸をし、長い時間をかけて息を吐く作業を何度か繰り返しつ続けました。

看護師さんは、『誰でも病院に来て測ると高くなりますよ』と言ってくれます。

 

しかしその後、何度繰り返しても150以下にはなりません。

医師と相談した結果、抗がん剤を打つために、一時的に血圧を下げようということになり、降圧剤を飲み、しばらく休んでから測り直し。140以下にしてから、抗がん剤を点滴投与しました。

 

副作用はそれだけではありませんでした。食欲が無くなり、何を食べてもまずいのです。一日ごとに体重が減ってきました。自分の体が自分の体でないような不定愁訴に悩まされました。

 

つまり、血圧もそれに従って上がって行ったのです。そして140が抗がん剤投与のボーダーラインだと知ったのです。

 

その後も血圧の高い状態は続きました。そしてだんだん気分が悪くなり、ふらつくことも多くなりました。

 

それでも、体はだんだん慣れるものです。血圧計が200を超えても加圧している場合は、要注意ですが、さほど心配しなくなりました。ただ、朝起きがけに計ると、150を平気で越している場合もありました。怖くなり、医師と相談し、降圧剤を2種類処方してもらいました。

 

こんなとき、何とも不気味に思えました。このままだと脳溢血で半身不随? がんの病気に加え脳溢血では、身も蓋もありません。

 

医師と改めて相談したところ、結局この抗がん剤は、私の体に合わないことが分かり、次の抗がん剤に乗りかえることになりました。

 

こうして当初の抗がん剤の副作用は、体重を減らしたこと、襲い来る抗がん剤の副作用がどんなものであるか、知らせてくれる事には役立ちましたが、本当の副作用はこんなものではないことも、その後になって分かるのです。

 

面白い体験をしました。

全豪オープン、錦織の二回戦を4Kテレビで見ていました。綺麗なテレビ画面だと、迫力が違いますね。

 

試合は2セット途中から見ました。今の錦織の実力なら、ここまでくれば、勝敗に関しては、ほぼ負けることはないと信じ、安心して見ることができました。

 

結果は3-0で勝利。すごい日本の選手が出てきたものです。

さて、4Kテレビは、あれだけ激しく動いても、しっかり綺麗に追いかけてくれます

 

持ち主は『画像よりも、実は音響の方がこのテレビは良いんだよ』と教えてくれました。しかし、素人にとっては、画面の迫力に負けて、どれくらい音響が良いのか、よくわかりませんでした。

 

その晩のことです。

私は眠りながら、テレビの音声が聞こえる携帯ラジオで聞いていました。

なんだか眠る時に音が必要という癖になってしまい、このラジオが無いと寂しくなってしまうのです。

 

もちろん、入眠儀式として使うわけで、真剣に聞いているわけではありませんが。

その時もそんなつもりで聞いていました。

 

すると、錦織の試合をテレビで再放送していたのです。結果は分かっています。しかし、驚きました

テニスの試合は、テレビでは、ほとんど解説が入りません。もちろん、ライブで見ているわけですから、ラリーの最中に解説が入ったら興ざめになります。

 

そしてそのかわりに聞こえるのは、選手の息遣いと、ラケット当たるボールの音、そして驚くことに、選手の履いているシューズがコートに擦られ『キュッ、キュッ』とクリアに聞こえるのです。

 

コートを飛びまわ選手の動きが、靴音となって異常なほどよく聞こえるのです。

4Kでテレビ観戦の時は、気になりませんでしたが、こうして目を閉じ、実況を聞いていると、まったく別世界での実況だと思えるのです。

 

面白かったですね。今度ぜひ試してみてください。思いがけない音の世界が、クローズアップされてきます。

この音、何かに使えないかと思えるほど個性的です。

 

きっとマニアなら、この音はジョコビッチ、これはマレー、これは我らが錦織と聞き分けられるのではないかと思います。

 

何だか不思議なものを聞きました。もしかしたら、この音、今年見つけた最初の発見かも知れません。

横浜・みなと未来地区に流れ込川があります。大岡川です。あまり有名ではありません。長さも源流から河口まで14キロメートルしかありません。

このくらいの距離の川なので、そのほとんどが横浜市街を流れています。

源流は円海山(横浜市磯子区)にあります。

しかし、河口の沿岸では桜の並木があり、春には花祭りも行われいます。

 

いわばドメスティック・リバーと言っても良いでしょう

さてこのくらいの川ですから、ドブ川になったり、洪水で荒れたりと、あまり大切にされていませんでした。

 

しかし川には豊かな自然環境があります。

水が流れていれば、魚が住みます。それを狙って鳥がやって来ます。黙っていても水があれば自然体系が完成します。しかし、誰かが音頭を取り、大岡川を守ろう、という有志が出てこないと、結局は汚れる一方です.

 

きのう、以前に魚の本を一緒に作ったカメラマン・豊田直之氏から連絡があり、大岡川の自然を守るために、NPOを立ち上げたというのです。

 

NPO法人海の森・山の森事務局』と言う名で、自ら理事長となり、とりあえずタブロイド判、オールカラー『大岡川ニュース』を発行しました。

 

カメラマンですから、写真は手元にあります。とはいえ、自分の写真だけで作っても、楽しくありません。地域の人々を巻き込んで、里山、里海、里川を作ろうというのです。

 

そして成功事例として全国に発信していきたいと、大きな望みを持っています。

彼の頑張りは、締め切り間近なのに撮影で執筆時間がとれず、仕方なく会社の近くのホテルに缶詰めににして執筆に集中してもらったことがありました。

 

1週間も頑張りました

きっと辛かったでしょうが、こちらも覚悟を決めていたので、最後までやってもらいました。

おかげで遅れずに発売することができました。

 

こらから大変だろうと思いますが、きっといい仕事になることを期待しています。

横浜在住の方、機会があったら彼の仕事、助けてあげてください。

 

大岡川の移り変わり、注目していきたいと思います。

 

高齢者の交通事故が増えています。高速道路を間違えて逆走したという出来事は、たいてい高齢者が起こしています。

 

ところが最近では、通学路の小学生の列に突っ込んだり、コンビニやスーパーでは、アクセルとブレーキを踏み間違えて店に突っむといった事故が続出しています。こうした事故を起こすのは、ほとんどが高齢者ドライバーです

 

高齢者の事故は、これからもっと増えることが予想されます。つまり、今のまま何もしなければ、歯止めが効かず、高齢者は増えるばかりです。高齢化予備軍が、すぐ後ろに、たくさん待っているのですから、当然です。

事故を減らすのに手取り早い方法は、運転させないこと。つまり『運転免許の返納』です。

 

各地でこの運動が進んでいます。すでに運転免許の更新の時には、高齢者には特別に、検眼だけでなく、能力テストも実施されています

 

今の返納システムは『高齢者は運転するな!』と言っているようなものです。

一方では、『自分だけはそんなことを起こさない!』と憤慨する人もいます。

 

でも、客観的に見ても、認知症によって運転できるとは思えない人が、それと気付かないまま運転し、弾みで孫を引いてしまったり、妻を事故に巻き込んだりしています。その直前までは、大丈夫だと思っていたのでしょうが。

 

そんなことになれば、老後の暮らしがどれだけみじめになってしまうか。どれだけ反省しても、取り返しがつきません。死んだ方がマシと思っても、仕方がないのです。

 

自動車メーカーは、いま自動運転システムを研究しています。高速道路を手放しで運転できるという車です。しかし、そんな車はきっと高価なものになるに決まっているし、すぐに実用化できるとは思えません。

 

ただ、アクセルとブレーキを踏み違える間違いをなくす運転サポートシステムは、そう難しことではないはずです。とりあえず、この装置を開発し、軽自動車に取り付けたらどうでしょうか。

 

このことで、どれだけの、おじいさん、おばあさんが事故から救われるかわかりません。

その間を利用し、国民的な議論を盛り上げ、運転免許証の返納の是非を議論したらどうかと思います。

 

返納後に起きる高齢者のための『足の確保』も重要な課題です。

高齢者の事故報道を聞くたびに、差し迫った問題だと思ってしまうのです。