ふたりに疲れては ひとりに戻り

また誰か恋しくて また繰り返す

屋根の上の猫が そんな俺を見て

めずらしいものでも見るよな 顔して笑った

 

変わりゆく時間に 心まどわされ

今日一番の宝は 明日屑かも知んねぇ

恋人たちの手は きつく握られたまま

俺たちに もう何も見せるな

叫ぶようにつぶやいた

 

12月

街は クリスマス気分

あちこちから想い出しように ジョンの声

そして俺ときたら いつもこの頃になると

なにかやり残したような やわらかな後悔をする

 

(「12月」作詞 SION)

博多駅にて撮影。