ハイトーンのボーカル、ヘビーなギターをフューチャーした彼らの曲がヒットしはじめた時、日本もこういった曲を受け入れる環境になってきたんだなあと一人勝手に思っていました。



だけどいつまで続くのだろうと見ていたら、もう20年以上続いて定着しているのですね。



なぜ、当時そんな思いを抱いたかというと、私が中学、高校時代には、クラスに洋楽を聞く連中といえばかなりマニアックな存在でした。(ディスコミュージックなどはテレビでも流行りはじめていましたが)


まして音ばっかりガチャガチャ大きくて訳のわからないロックなんか聞くやつは、聞いているだけで不良みたいに思われていました。まあ私には当たらずといえども遠からず、遠からず・・・・・でしたが。


今にして思えばその状況自体が当時の私にとって心地良いものだったかもしれません。


ソニーのウォークマンは幸か不幸かまだ高校時代には普及しておらず、ラジカセで騒音を撒き散らしてばかりいました。


現在から振り返ると、当時イギリスやアメリカでヒットした曲が、その時日本中で大ヒットしてたような印象がありますが、実際には教室の隅の方で数人が盛り上がっていただけだった覚えがあります。


もしかしたら、東京や大阪の都会の学校では、洋楽はもう一般的だったかもしれませんが、少なくとも地方(昔?の福岡)の私がいた学校では少数派でした。


しかし、その7080年代のロックの雰囲気をとても良く持っているB’zの音楽が、日本のヒットチャートのトップにランクされるのを見ると、日本のポピュラー音楽シーンも進化したのか(あるいは不良と化したのかなあ)という感慨を抱いたのでありました。



 今年(2012)、彼らの50枚目のシングルが4月に発売されるそうです。





ヤッシーのブログ-ビーズ