![好きな女優](https://stat.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
私は英語が苦手です、
語学を習得する記憶力も根性もセンスもありません。
まあ日本語もあやしいですが・・・・。
しかしながら、かつて少し英語を学んでみようかなと思ったことがあります。
それはオードリー・ヘプバーン主演「ローマの休日」のラストの記者会見のシーンを見たときです。
記者の一人が「どこの都市が一番お気に召しましたか?」と質問したことに対して、彼女が演じるアン王女が次のように答えたところです。
(本来であれば、王女という立場上どこか一つの都市をひいきするようなことは言わない方が無難な回答ですが)
「どこにもそれぞれ良いところがあり・・・・ローマです!」
「もちろんローマです。」
It would be difficult to ---- Rome !
By all means , Rome.
王女が万感の思いを込めて言ったであろう By all means (もちろん)という言葉が、それまで字幕を追っていた私の心に直接響いてきたのです。
その時私の中で何かのスイッチが入ったのか、映画のThe End を見るとすぐに本屋に行って「ローマの休日」のスクリプトを買い(偶然見つかりました!)、ビデオのセリフの部分を全部カセットテープにとって毎日のように繰り返し聞いていました。
もしかしたら英語がわかるようになるかもと思えるほどでしたが、いつの間にかすべてを忘れてしまったようにまた元に戻って今に至っております。
それでも、オードリー・ヘプバーンの輝くような美しさそしてセリフの素晴らしさで、「ローマの休日」は私にとって忘れることのできない映画となっています。