近い将来自分がHRのチームを率いるようになったら、「こんなビジョンでやりたい」「今までの上司に学んだエッセンスを取り入れたい・・・」「チームメンバーとこう接していきたい」など色々と考えることがあります。夢といったら大げさですが。



色々とありますが、一番基本中の基本として大事にしたいこと。


それは、「隗より始めよ」です。

HRの組織風土やマネージャーの考え方に依存しているんだと思いますが、HRで働いていると、かなりの確率で「?マーク」に遭遇します。



・部門に評価制度の運用を徹底しておいて、HR内では効果的な「MBO面談」「評価のフィードバック」がされない。


→中には面談すらまともにしたことが無いというひともいる!!えっ


・部門に「業務改革によるノー残業推進」を展開しておいて、HRはいつまでも不夜城。仕事のプロセスを改善しようという発想が浮かばない


・プライオリティを付けず、力技で全ての仕事をこなそうとしてしまう。


・部門には能力開発を徹底するが、HR内では消極的。HR自身のキャリア・育成を考えることが後回しになる。


・・・こんなこと、恐らくあちこちで実在していると思います。


全て、「HRは特別」という変なプライドと甘えから来ている発想だと思います。頭では思っていなくても、実際行動しなければそれは「そういう価値観」だとみなされてもしようがありません。


絶対にこういう組織にはしたくない。


HRはたまたま「ひと」という他のリソースとは若干毛並みの違う対象を仕事としているだけです。ConfidentialityなどHR独自に求められるプロフェッショナルなスキル・行動要件はありますが、それはどの職種も一緒。


HRも営業・マーケティング・フィナンス・・・これらの職種と同様、「ビジネス」です。(当たり前ですが)



・他部門に求めることは当然HRも自部門で徹底してやる。

・「他部門のサポートに忙しいから」と自部門を後回しにしない。


この方針を貫きたいと思っています。


ま、そういう日が来るのはいつのことやら・・・って感じですがべーっだ!




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余談ですが、今まで多くの上司と仕事をしましたが、とても良い上司に恵まれました。心から感謝しています。最後に、若かりし頃の私を奮い立たせた珠玉の「叱咤・名言集」を紹介しますビックリマーク※珍名言含む





「仕事は辛くて厳しいのが当たり前だ。辛い仕事だから会社から給料もらってんだろ。辛くなったらそう思え」(新人時代)


「君には数年かけて習得する人事の基礎を1年間でマスターしてもらう。君に与えられた時間は極めて少ない」(新人時代)


「まず自分で調べろ。何でもホイホイ聞きにくるな。自分で調べてから質問しに来い」(新人時代)


「(若いうちは)とにかく量をこなせ。量が質に転化する。」


「鬼のように仕事をしろ。まだ余裕のある顔色をしているな」


「残業ってのは先輩の背中をみて申請するもんだ(本当に価値のあるアウトプットか自身に問え の意)」


「思いっきりドンゾコまで落ち込め。でも急スピードで這い上がってこい。いつまでも落ち込んでる暇なんか君にあるのかい?」(2時間お説教されたあとのランチにて)


「この資料には魂(タマシイ)を感じない。もう一回ゼロから出直してこい」


「仕事をゲームのように楽しむ。それ位の心の余裕も必要だよ」


「俺が10年かかって覚えたことは次の世代の君なら3年で出来るようになるかも知れない。それでも君に負けるつもりはないけどね」


「脳に汗をかけ。考えて考えて考え抜け。必ず報われる時がくる」








Yassy