2014年にRPSで買ったButia eriospatha x Syagrus  comosa F1

IPSのメンバーでブラジルのアルベルトレオナルドバルケマ氏による交配だと思います


レアな種子は直ぐに売り切れるのでマメにチェックする必要がありますね




11粒あって発芽したのは確か4株ほどだったかな

Butia eriospathaはButia odorataと違って殻割りすると殆どが一つの種子(稀に二つ)しか入っていません、例えるならJubaea chilensisの種子を小さくした様なイメージ

疑う訳ではありませんがこのハイブリッド種子を割って中を確認したところ私が見る限り内果皮や種子の形状は完全にButia  eriospathaと同じでマザープラントはButia eriospathaで間違いないと思います


そしてこの画像は国内の街路樹として植えてあったButia eriospathaだと思う木からの種子


内果皮を割ると多胚ではなく一つの種子しか入っていない
これはButia eriospathaの種子の特徴と同じです

国内のButia .sppに関しては必ずしもブラジルヤシとヤタイヤシの交配種ということではないと信じています


またこんな事を書くと怒られそうですが異論があればダイレクトメッセージではなくコメント欄からお願いします

話しは戻って2021年の今現在
残ったのは一株のみで去年地植えして無事ノーダメージで越冬できました

葉軸から小葉がフラットについていて通常のButia eriospathaの場合はこれよりも断面で言うと多少Vのようにつく事からこのフラットなのはSyagrus comosaの遺伝子が影響しているのがわかります
期待していた通りの葉の形になってきたので今後も楽しみです
最終的にはクアドラプルハイブリッド(Butia odorataxSyagrus romanzoffiana)x (Butia eriospathaxSyagrus comosa)を試す予定なので早く開花できる樹齢になってほしいです