打掛part2
こんにちは。
松江店の松浦です
今日は先週に続き、打掛について書いていこうと思います。
以前紹介したように、やしろには沢山の打掛があります。打掛の中では赤いものが一番多くなりますが、
他にも様々な色や柄の打掛があります
今日は特に、柄についてご紹介します。
鶴は、一生相手を変えない鳥なので婚礼事には多く使われるモチーフです。
次に、こちらは鳳凰の柄です
鳳凰は想像上の鳥で、雄を鳳、雌を凰と称し二羽で鳳凰といわれています。この鳳凰
の出現は幸福の前触れといわれています。
このような鶴や鳳凰などの鳥は、瑞鳥と呼ばれ、おめでたいことの前兆といわれています
孔雀は、その華麗な姿と色彩から富貴の象徴とされています
羽がとても華やかで、印象的ですよね
こちらの打掛は黒地なので、粋でかっこいい雰囲気を醸し出しています。
次は、御所車の柄です
御所車とは昔、高貴な人のみが使用することが出来た牛車のことをいい、高貴で品格のあるという意味合いがあります
こちらはその御所車に花々をあしらった花車の柄です
花車は満ち足りて豊かという意味合いがあり、また幸を招くという意味もあります
このように、打掛の柄の一つ一つに意味合いがあるので、衣裳を見られる時に色合いと一緒に柄の意味も考えてみられると楽しいですね
また、これまでに挙げた古典的なものに加えて、以下のような打掛もあるんですよ
色合いやデザインも、ぐっと洋風な感じですよね
着物が苦手かな、と思っておられる方もこんな可愛らしい柄の打掛はいかがでしょうか?
かつらではなく、ご自分の髪を巻いたりした洋髪にお花を付けても可愛く、おしゃれな印象になりますよ
このほかにも様々な打掛がありますので、ぜひぜひお気軽に見にいらっしゃって下さい