皆さんは「八潮市立資料館」をご存じですか?。

こちらで開催のイベントを何度かご紹介させていただいておりますが、そもそも「八潮市立資料館」をご存じない方も多数いらっしゃると思いますので、ちょっとそのご紹介をさせていただきます。

八潮市立資料館は、地域の歴史的発展と八潮市の状況を観察、研究ができるとともに、地域資料の収集・整理・保存と活用を図るために、地域文書館・地域博物館・文化財センターの性格を有する資料施設です。

■八潮市民が諸資料の観察と活用を図り、地域の歴史・文化が形成されてきた過程が理解でき、文化を創造していく資料館

■地域の考古・歴史・民俗等の資料、行政文書・地域文献を収集・整理・保存し、市民の文化遺産の保存を図る資料館

■地域文化の向上を図るため、講演・講座・見学会等の事業、編纂物の刊行、調査・研究を行う資料館
 

という性格を持っています。

 

常設展示室では「水と生活」をテーマに八潮市の歴史を紹介されており、また、平成24年に発掘された八條遺跡出土品なども見ることができます。

敷地内の古民家は、八潮市指定有形文化財に認定された、旧藤波家住宅。藤波家は、埼玉郡八條領後谷村の開発名主で、近世初頭に土着したと伝えられています。江戸時代を通じて後谷村の名主を勤めた家です。旧藤波家住宅は明治9年(1876)に建てられた大型民家で、(1)瓦葺・(2)檜柱・(3)黒漆喰外壁仕上げといった特徴を持っています。