そろそろ家の中のエアコンが本格稼働しそうな時期になりましたねー。

 

我が家では年一回、自宅のエアコンのクリーニングを、クリーニング業者さんにお願いしています。が、今年は例年に比べて価格が高くなりまして…。昨年頼んだ時は税抜き5,000円程度だったんですが、今年伺ったら7,000円位と。まあ今までが安かったっていうのもあるんですが、色々と考えて、「ひょっとして自分でできるんじゃね?」なんて考えまして、ネットで色々と調査開始。youtubeでは自分でおこなえるエアコン清掃なる動画がたくさんありまして、非常に参考になりました。

 

というわけで本日チャレンジ。用意した道具は以下の通り。


■蓄圧式 噴霧器(ガーデニングで使う除草剤や消毒剤噴霧するやつ)→エアコンの水洗い用

■エアコンフィン・ファン洗浄カバー シート

■ルックプラス バスタブクレンジング

■小型のブラシ

■エアコン周りの養生用にマスカー(以前自宅のウッドデッキを塗装する際に購入した養生シート)

■ハンディ掃除機
■古い歯ブラシ
■バケツ
■雑巾/タオル
■脚立

 

とまあ、こんな感じ。

 

まずはエアコンのカバーを外すのですが、その前に回りのホコリをハンディ掃除機で清掃。その後、エアコンのコンセントを抜いて、フィルター→風向きルーバー→前面カバー→外側カバーを外します。

 

風向きルーバーはエアコンをつけると一番最初に動く、エアコン下部にある横長の板ですね。ルーバーは、少し歪ませながら外します。まず真ん中の引っかかりを外し、片側に寄せながら右、左と順に外していきます。歪ませながら外すので、壊さないか少し不安だと思います。少しやってみて無理だと思った場合には、外さずにそっとしておきましょう。

 

 

前面カバーはフィルターのふたになっているところ。だいたいのメーカーは上にあげれば外せます。まずはエアコンの前面にあるカバーを外します。パカっと開けると90度くらいまで開くはず。そこから、両手でしっかりと持って、片側に寄せながら右、左と順に外していきます。外れない場合は、無理に外さず、そのままにしましょう。

その後、エアコンをカバーしている外側カバーを外します。ドライバーでエアコン下部にあるネジを外します。すると、内部のカバーがすっぽりとれるようになります。たぶん眺めているとわかります。

そんな感じで、エアコンが丸裸になりました。一応その前にエアコン周りを養生しています。

 

 

ここで大事なのが、エアコンの右側に集約している電子部品のユニット。ここは絶対に水をかけてはいけません。当然エアコンが動かなくなる可能性大。ここは古いタオル→ビニール→養生テープでしっかり覆いました。あと、足元にも念のためしっかり養生をしたほうが良いです。予想だにしないところで洗剤や水がしたたり落ちてきます。

ちなみに養生で使った「マスカー」というのは、養生シート上部に養生テープがあらかじめついていて、テープを貼ってから養生シートを広げていくという代物で、とても役立ちました。

本来であれば、下の図にある「ドレンパン」や「ファン」を外して丸洗いするのが良いのですが、さすがに素人がそこまでおこなうのは敷居が高かったので、そのままにしています。ただ匂いやカビの原因になるのが「ドレンパン」や「ファン」なので、できるだけ外側から清掃していきます。また、左右の風向きルーバーがあるのですが、エアコンと一体型の為、今回は外せませんでした。

 

 

エアコン清掃の前に、エアコンのルーバーやフィルター、カバー類はお風呂で洗っておきました。フィルターは掃除機→中性洗剤を古い歯ブラシで丁寧に掃除します。

で、いよいよ本体の清掃なのですが、一旦現状を撮影しておきました。

 

 

これ昨年清掃したんですよ。それが一年でこれです。エアコン自体「内部清掃」という機能があるのですが、結局乾燥させるくらいしかしないようなので、こんな感じになります…。この奥の上にくるくると回る「ファン」がありますが、こちらも触ってみるとひどい状況です。

 

 

一応、何度も使えるようにと思って、立派なエアコンフィン・ファン洗浄カバー シートを購入したんですけど、確かに受け用のホースとかついていて便利なんですが、水の重みでシートが下がってきちゃうんですね。こんな立派なものでなくても、45Lのごみ袋を加工して作成したほうが使い勝手いいと思います。私も次回はそうしますw。

ここまで来たら、今度は洗剤をこれでもかというくらいに吹きかけていきます。エアコン専用の洗浄剤も多くでていますが、当たりはずれが多いようで、今回は防カビも含めて、弱アルカリ性の洗剤を使いました。奥のファンも指で回しながら洗剤を吹きかけていきます(ここ重要)。カビのひどいところは小さなブラシで清掃します。

 

その後10分程放置して、水洗いを実施。本当は高圧洗浄でがーっとやりたいところですが、エアコン専用のものは所有しておらず残念。家にはスチームクリーナーもあるのですが、家のものはエアコン清掃に不向きなものだったのでこれも断念。水道が近ければ、拡散シャワーでガーっとやりたいけど、残念ながら届くわけもなく、というわけで噴霧器の出番。4L×二回にわけて水洗い。これは徹底的に水洗いしました。少しでも洗剤が残っていると、カビや故障の元になるそうです。結果的にバケツ二杯真っ黒になりました。真っ黒です。写真撮りたくないくらい。

 

 

とりあえず目視ではかなりきれいになり、奥のファンも触ってみたところ、かなりきれいになってました。

水気を拭き取ったら、掃除したフィルターやカバーを設置。その後2時間ほど暖房フルパワーでかけて乾燥させます。稼働させる際、内部の水気が残っているので、最初は吹き出し口のところはタオル等で抑えてください。私はこれを怠り、顔に飛びかかってきましたw。

 

 

うん、匂いもしないし、かなり満足しています。作業時間は1時間半くらいですね。

ただやっぱりプロの方と比べると時間もかかるし、完全に清掃できたかというと疑問ではありますが、マメに手入れすることが重要なのかなと思います。清掃のやり方は色々あって、前述にしたスチームクリーナーや、ちょっと高価なエアコン専用洗剤等を使えばかなり違うと思います。WEBサイトやyoutubeでもたくさん紹介されていますので、ぜひご確認ください。

尚、作業については、あくまでも自己責任でお願い致します。

※記事投稿時、写真がアップされていなかったようです。ごめんなさい・・・。