原作　遠藤達哉
監督　古橋一浩

キャスト
ロイド・フォージャー - 江口拓也　CN〈黄昏〉WISEのスパイ
アーニャ・フォージャー - 種﨑敦美　“被検体007”
ヨル・フォージャー - 早見沙織　CN“いばら姫”
ボンド・フォージャー - 松田健一郎　ペットの犬
フランキー・フランクイン - 吉野裕行　情報屋
WISE局長 - 大塚明夫　ウェスタリス諜報組織
ｼﾙｳﾞｨｱ･ｼｬｰｳｯﾄﾞ(ハンドラー） - 甲斐田裕子　WISE管理官
ヘンリー・ヘンダーソン - 山路和弘　イーデン校教師。寮長
ユーリ・ブライア - 小野賢章　ヨルの弟　保安局員
ダミアン・デズモンド - 藤原夏海　ドノバンの息子
エミール・エルマン - 佐藤はなダミアンの手下（チビ）
ユーイン・エッジバーグ - 岡村明香ダミアンの手下(ノッポ)
ベッキー・ブラックベル - 加藤英美里　アーニャの友達
フィオナ・フロスト - 佐倉綾音　WISEのスパイ。変装の名手。

感想
フォージャー家の新しい家族犬のボンドが一員になるいきさつが描かれる。ボンドは未来予知が出来、アーニャがそれを読んでロイドの命を助ける。このパターンは今後も活躍しそう。
それから18話での、アーニャの赤点回避のための改ざんをロイドがする話。自力で赤点回避出来そうなのを確認して、敢えて手を加えなかったロイドに拍手！
オマケ

そういえばヘンダーソン先生をやっている山路和弘氏は「べらぼう」の扇屋宇右衛門（こんな人）

オマケ2

16話目以降、1つの回に複数エピソードがある「サザエさん」方式も出て来た。1話で30分もたせるのはキビしいか・・・

ABEMA視聴

あらすじ
第13話　プロジェクト〈アップル〉
多数の犬を準備するテロ集団。

ウェスタリスのフランツ外相が、閣僚級会議のためバーリント空港に到着。東西首脳会談に向けた協議を行う・・・

今日は、アーニャのための犬を探しに一家でお出掛け。だが組織の息がかかった店では軍用犬しかなく、アーニャは拒絶。

保護センターで譲渡会をやってると聞いて出向いた一家。だがその途中で指令が入り、下痢を装ってその場を離れるロイド。ヨルとアーニャで保護センターに向かった。
指令の内容は、フランツ外相に対する暗殺計画の阻止。犯人グループはバーリント大に通う学生。そのうちの1人を拘束したが、情報を出さない。

ロイドが主犯のキースに化け、捕まった者に罪を擦り付ける演技を見せた。捕まった者が自供を始める。

暗殺手段は犬だという。爆弾を括り付け、移動中を急襲する。
「もう少し付き合ってくれ」とロイドに言うハンドラー。
テロ集団の者が犬を連れて下見をしている。そんな中、白い大きな犬が、看板が落ちる寸前に少年を助けた。

一方保護センターで、多くの犬や猫を見て興奮するアーニャ。
その時、外を歩くあの白い犬が、フォージャー家をイメージしているのを知るアーニャ。

向かいの家に入ったのを見て付いて行ったアーニャ。
だがそこはテロ集団のアジトだった。あっさり捕まるアーニャ。白い犬はアーニャを守ろうとするが、鉄パイプを見て縮こまる。

ハンドラーがロイドに語る、オスタニア旧政府で動物を使った暗殺計画「プロジェクト〈アップル〉」
そこに電話がかかって来ると感じる犬。それがアーニャにも伝わる。直後に電話が鳴った。他のアジト2ケ所が暴かれたとの連絡。キースが計画変更を伝える間に、犬と逃げ出したアーニャ。

キースともう1人が追跡を始める。アーニャと犬を見たヨルが追いかける。捕まった犬とアーニャ。

そこにヨルが駆け付けて、男を蹴り倒した。

第14話　時限爆弾を解除せよ
犬を連れて行こうとするが動かないため、キースは逃げた。追跡しようとするが、アーニャを置いては行けないヨル。犬が助けてくれたと言うアーニャ。男を縛り上げ、ヨルが警察に電話している時、犬のイメージにロイドが爆死する映像を見るアーニャ。

そして時計塔が鳴る音。時刻は午後5時。

犬に乗って走るアーニャ。組織が敵の2チームを確保。

残るはキースのみ。1人でも計画を実行する。犬に爆弾をセットした。フランツ外相の匂いを覚え込ませている。

時計台近くまで辿り着いたアーニャ。時計は4時半。だが彼女は時計が読めない。近くの老人に聞いて5時まであと30分と知る。

「30分って、あと何分？？」そこにやって来たキース。

思考を読んで、キースがアジトの入り口に爆弾を仕掛けた事を知るアーニャ。そしてキースは計画実行のため移動した。

当該のアパートを見つけたアーニャ。ドアを開けようとすると犬が止めた。脇の通風窓から入ったアーニャ。

だが解除方法が分からない。ケチャップのチューブがあった。
アジトを見つけたロイドたち。ドアノブに向って→があり「NO」の赤い文字。チームの仲間がドアを開けようとする。

アーニャが見た5時になっても爆発は起きず、犬が見た未来にはロイドが居た。ドアを開けるのを止めたロイド。

会議に出発しようとしているフランツ外相。そこにロイドが。
会議に出発するフランツ外相。だが彼は1人で車に乗り運転を始めた。それはロイドの変装。本人の服を脱がせて着替えていた。

爆弾犬は匂いで追跡して来る・・・
ルート変更したロイドを追うキース。組織の車がキースを追うが逃げられる。車を捨てて走り出すロイド。爆弾犬が追って来る。
外相の驚異的な体力に驚くキース。

第15話　新しい家族
爆弾を銃で落とし、川に捨てたロイド。

その直後犬に噛みつかれる。

それを見たキースがスイッチを入れるが、川で爆発。

逃げるキース。アーニャを探していたヨルがキースを見つけ、その車に一撃を加えて建物に激突させた。それを警察に通報。

一段落して戻ろうとするロイド。アーニャを探すヨル。そして犬に乗ったアーニャが三叉路で合流した。

犬が例の実験体だと理解するロイド。そこにやって来たハンドラー。犬を引き取って調べると言うのに、「アーニャ、この犬さんがいい！」と叫ぶ。

「アーニャのことたすけてくれた」飼ってくれないならグレて学校やめると言うアーニャに、ハンドラーもビビる。

そしてあっさり許可された。いい子じゃないか、私にもあれくらいの娘がいた、と言うハンドラー。アーニャに声をかける。

ただし犬は健康検査のため一晩は組織へ。

そして翌日やって来た犬。悪者を退治するのに協力したのに、ステラを貰えないと知って落胆するアーニャ。なかよし作戦復活！
だが犬がいると言っても「だからどうした？」とすげないダミアン。ショックのアーニャにせめて名を聞いた。「犬」と答える。

「キサマに犬を飼う資格はない！」と言って去るダミアン。
犬を連れて、一家で散歩に出掛ける。飼い主に、どうやって名前を付けたのか聞きまくるアーニャ。だが帰る時になって手袋を落としたのに気付く。いかついブルドッグが咥えていた。

アーニャを威嚇する。

だがウチの犬の前でビビって手袋を話した。それをアーニャに渡した犬。「お前、ボンドマンみたい」と喜ぶ。
犬の名をボンドに決めたアーニャ。
幸せそうに眠るアーニャとボンドを見る、ロイドとヨル。

第16話　①ヨル’sキッチン／②情報屋
① 最近ヨルの帰宅が遅いのを気にするロイド。殺伐な顔に手の傷。「これに失敗したら、お二人を失ってしまうかも・・・」

実は市役所の後輩カミラの家で料理特訓。

毒見役でユーリが呼ばれた。

だがやることなすことドジで、カミラは激怒。

ようやく出来たミネストローネ。

ユーリはうまいと言って、吐きながら食べる食べる。

カミラたちは悶絶。次はミートボール。だが結果は同じ。
母親の思い出の料理を聞き、シチューの指導をするカミラ。

初めてまともな味になった。だが一味足りない。ヨルの出身地を聞いて、サワークリームを足してみたカミラ。

味見して、驚いて互いを見るヨルとユーリ。母と同じ味。

そして帰って行った2人。
帰宅して、さっきのシチューを作ったヨル。2人にも好評。

感動で涙するヨル。喜んでもらえるのがこんなにも嬉しい。
だがもう一品、ヨルのオリジナルを食べて悶絶する2人。

②フランキーに呼び出されるロイド。「好きな女が出来た」
デートの必勝法を聞く。「がんばれ、だ。それじゃ・・・」

彼女はモニカ・マクブライド。シガークラブ店員。

「情報の分析と、作戦の立案をすればいいんだな？・・・」
会話のフローチャートを書き出したロイド。対応不能・・・

結局、変装したロイド相手に会話の練習。

そして当日。
出掛けたロイド一家と会うフランキー。デートはバッチリだったが、今日は彼女に用事があったとの事。

だがアーニャが、彼の心を読んで涙する。

バーで飲むフランキーに付き合うロイド。

第17話　①ぐりほんさくせんを決行せよ／②〈鋼鉄の淑女(フルメタル・レディ)〉／③オムライス
①ダミアンの前で、ボンドも写った家族写真をわざと落として気を引こうとしたアーニャだが、ガン無視。

だがそれにベッキーが食い付きロイドに一目惚れ。

写真を持って行ってしまった。
図工の時間。担当のロダン先生が急病でヘンダーソンが代行。
ここの材料を使い、動物の立体物を作る。ダミアンとアーニャが同じ組。アーニャはボンドを作るがひどい出来。

ダミアンは家の家紋でもあるグリフォンを作ろうとしている。

父に見せて褒められる妄想を抱くダミアン。

ダミアンを手伝う事で親しくなろうとするアーニャだが、ことごとく裏目に出る（グリフォンにJETエンジン・・・）

当たり散らすダミアンを叱責するヘンダーソン。

思う様に作れなかったダミアンに、自分のボンドをグリフォンに改造して渡したアーニャ。「愛があれば空が飛べるらしい」は？

後日、ダミアンの作品が金賞を取ったとの報告。

翼をもがれた姿に、戦後の復興の歩みを見たという。

特に無残な子グリフォンが絶賛された。

「あんなもの親に見せない！」作戦失敗・・

②シルヴィア・シャーウッド。WISEでのコードネーム：ハンドラー。〇〇歳。独身。表向きはウェスタリス大使館の外交官。裏で多数の諜報員を統率。局員は彼女を「鋼鉄の淑女(フルメタル・レディ)」と呼ぶ。

常に行動を監視される彼女。週イチで通う市民プール。

そのスキに変装し、ロイドに会って通達。

ロイドからはオペレーション〈梟（ストリクス）〉の報告。

娘が跳び箱の2段を飛べるようになり、縄跳びは5回連続で飛べる様になりました・・・　

『何言ってんだ、こいつ・・・』

③ユーリが少年の頃の、ヨルが作る料理との攻防。
吐きまくりながら笑って食べるユーリ。

ボカし入りの料理・・・

その結果、強靭な肉体を手に入れたユーリ。

第18話　①教師の叔父／②〈東雲(しののめ)〉
①2週間後に中間テストを迎えるアーニャ。赤点を取るとトニトを食らう。研究所で、新月の時に彼女の能力が消えると聞かされていたアーニャ。テスト期間と被り、カンニング出来ない。

ヨルが頼んで、ユーリが家庭教師をする事になった。アーニャは初対面。『秘密警察コワイ・・・』だが父とユーリ双方の心が分かってワクワクするアーニャ。だがスパルタ式でグイグイ。

ヘンな方向に力が入るユーリは、テスト範囲以外の勉強を指導。
2週間後。中間テスト実施。

②子供らの答案が厳重に保管された。

アーニャの赤点は確実なので、教師に化けて採点前の答案を改ざんしに向かうロイド。

だが先客がいた。いかにもシロウト。

彼は東雲（しののめ）企業スパイ。依頼されて答案の改ざんに来ている。西の〈黄昏〉に張り合ってこの名前を付けた。施錠されたドアを割って入り込む。全くの無謀。サッカーボールを置いて誤魔化し、後に続くロイド。

だが中に守衛がいた。身分証がなく立ち往生する東雲。ロイドが、用意していた身分証を出して何とか通った。そこから仕方なく2人での行動。そして保管庫へ。

しかし東雲がメモして来たパスコードは間違い。ちょっとトイレと言って向こうへ行く。
代わりに正しいパスコードを入力してドアを開けるロイド。だが後ろから東雲に殴られて倒れる。

そのまま倒されたフリをするロイド。彼が終わった後に仕事をする方が面倒がない。
彼の作戦は完了し、去って行った。確認するロイド。

デスモンド兄弟への改ざんは、成績を落とす方のものだった。敵方の者か。筆跡に合わせて当初の状態に戻したロイド。

そしてアーニャの答案に取り掛かるが・・・

5日後。アーニャの順位は213位。ただ、赤点はなかった。

胸を張り帰宅したアーニャは4教科とも赤点スレスレ。辛うじてトニトとなる成績ではなかったため、改ざんしなかったロイド。

だが胸を張られても・・・

SPY×FAMILY SEASON1 13～18話 2022年

SPY×FAMILY SEASON1 13～18話　2022年