預言者のコラム2 -2ページ目

預言者のコラム2

俗言ではなく、預言者の視点から哲学、
人生、宇宙、宗教、
時事問題などを語って行きます。

 


「米不足」で米の値が上がって喜ぶのは農家。

農林水産省は備蓄米を出さないのは、農家を優遇するため。
ということは政府と農業グループがつるんでいるということの証明です。

コロナの時、旅行業と菅がつながっていて、go to 何とかと言って政府から助成金を出していたのも、政府と旅行業界がつるんでいた証拠。

よく、野菜が足りないと言って、値が上がることがあるけれど、それも芝居。
今回のコメ不足も芝居。
農家が儲けるため。

これは裏を返せば、政治と農業、旅行業界などなどがつながっており、政治屋たちは金を貰っているか、評を貰っているということを示す以外に考えられない。


国民は怒った方がいい

・銀行に金を貸しているのに、この30年間、無金利だった。「金利を上げると潰れる中小企業を救うため」~なんていいわけ。実際、困る企業もないとは言わないが、では無金利で借りる方が都合よくないか。
無金利で国民の金を借り続けられるなんて銀行側が儲けるから。

・米不足、野菜不足、全部芝居。多少の不足は実際にあるでしょう。しかしそれに便乗して、これは値を上げて儲けるチャンスと、裏で操っているのです。



以下ニュース

全国的な“コメ不足” 新米入荷も4割高 備蓄米放出に農水省幹部「放出すればコメの価格がさがる」
8/30(金) 
TBS NEWS 

なぜ国は放出しないのか、農水省幹部は。
農水省幹部
「放出すればコメの価格が下がる。農家は喜ばない」

かつて農水省の官僚だった専門家も。
キヤノングローバル戦略研究所 山下一仁 研究主幹
「本来なら不足の時に放出するのが備蓄のあり方なんですけど、そうすると農家が困る名目で、市場からその米を隔離するわけです。『米価を高く維持しよう』そのために使われてきたのがこの備蓄制度」

以上ニュース




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村上春樹の小説は曲調はいいが歌詞がいい加減な音楽に似ている

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
村上春樹
村上の本は初めて読みます。これはSFっぽいということで評判がよかったから。

物語は
計算士として地下世界で働く男と、ユニコーンの頭蓋骨から夢を読む男の2つの世界が並行する。
と言ってもわけがわからないと思いますが、実際、読んでもわけが分からない。

感心したのは、読みやすいということ。
おそらく作者は意識している。何度も読み直し、スマートな文章を練っていると私は思います。
時代小説でよくあるのだが、難しい字、見たことない語が出てくるとそこで目が止まってしまう。そして漢字とひらがなを上手に使い分けないとすらすら読めない。適宜漢字がないと、平仮名ばかりだと読みにくいこともある。
その辺のバランスを著者は気を遣っていると思われます。
しかし内容は支離滅裂。一応、筋は通っているのだけれど、よくもまあこんなに駄弁を弄せるというほど、無駄な文章を羅列している。
しかし読みやすいので読み進めることが出来る。
このような文章を無限に書けるというのは1つの「才能」であり、私は恩田陸などがそうだと思いました。
近年、写真のような絵を描く人が世界のあちこちで出て来ているでしょう、それに、映画でもCGを使ってどうやって撮っているのだろうと驚くような映像(決してそれらが良作なのではないのだが)、そして文学においてもこのような、無限に筆が進む作家というのは同じレベルの力を持った魂たち、というわけなのです。

彼もまたかつてのアトランティス人であり、天界から落とされた魂であると私は思います。

しかし村上ファンの考えがなんとなく分かりました。
これはメロディーや曲調がいいが、歌詞はいい加減な歌に似ています。
ツェッペリンの「天国への階段」とか、ビートルズでもあります。曲はいいのだけれど、詩は適当、というもの。それに似ています。
村上ファンには彼を批判する人も少なくない。
それは彼の本は読みやすく、読書を通して、一種の瞑想、安らぎのコーヒータイムを与えてくれる、という意味で重宝するのだけれど、しばしばその内容には不満を感じる、ということなのだと私は思いました。

この本に関して
面白いかどうかというと私見では「面白くない」。
良い読書タイムにはなったが、感動するというものではない。

おそらく宇宙の真理を知らない、哲学を求める人には感じ入るものがあったのでしょうが、私は宇宙の真理を知っているので、このようなSFじみた話の間違いが分るというわけなのです。
SFとか、小説はしばしば作者の潜在意識から来たものを描きます。

この本では並行世界が描かれ
1つはいわば現実世界 1つはいわば内的世界~と私は捉えました。



以下ネタバレ

以下は私が勝手に思ったことですが
この本を解釈すると

2つの世界、計算士として働く「私」は現実世界に生きている。一方の閉ざされた世界に住む「僕」は人の内的世界。そして「僕」と切り離されつつある影=「俺」は現実世界とつながった意識。
つまり、内的世界と現実世界を結ぶものはこの「影」。それが切り離されようとしているのは、現実世界に生きる人が、内的世界を失いつつあるということ。

ラスト
内的世界の僕は内的世界に残り、影のみがその世界を脱する、というのは現実世界の私に意識が戻ることを意味し、一方、内的世界は失われず、彼の意識していないところで残っている、
・・・という風に私は捉えました。
現実世界の方が死ぬような描写があったけれど、それは「影」が死ぬこととシンクロしています。影は「心」を表す。つまり、内的世界の心を失うと現実世界の人は生きてはいるけれど、死んだような状態になるということなのでしょう。
ですからラストで主人公が死ぬような描写があるけれど、そうではなく、彼は心を失う危機にあったと、私は解釈します。
内的世界でも「心を失った人」は生きているのだろうか、というシーンがありますが、それも同様。
どちらにしても、現実世界の人は自分の内的世界を失ってはならないし、内的に心を失ってもならない、
そんな風に私は解釈しました。

ではなぜ「心」は救われたのか?
この主人公「私」はずっとひとりで、充実した日々ではあるが、心ここにあらずという生活をしていた。仕事に追われ。
だから心を失いつつあった、ということであり、しかし、気の合う女性と巡り合ったおかげで、心を取り戻した、取り戻しつつあった、ということなのでしょう。

ちなみになぜ「ハードボイルドワンダーランド」が現実世界なのかというと、現世の雑多なことが書かれているということもあるけれど、会計士、地下の世界、博士による人体改造など、それらは現世のことを比喩として読むことも出来るから。
彼の仕事は作家なのかもしれないし、地下とは、この世界の汚さかも知れない、博士はこの世の「時世」かも知れない。
やみくろとかヒルは、現実世界で出会う、嫌なことを表しているのかも。
「地下から地上に出て来る」ということは
仕事が終わって、自分のプライベートな時間に戻ることを表している。

ちなみに、「世界の終わり」という内的な世界は、小説では「永遠」とされているけれど、
人間の想像の世界も、霊界も永遠ではありません。これは私が預言者として言うことです。
人間の霊界は一時滞在所であり、内的世界も変わります。
ずっとずっと上の領域に上昇するなら、永遠という単位はありますが、我々の領域ではまだまだ永遠を語るには幼い領域と言っておきます。


PS
この本について上手に解説しているものはないか、調べましたが、どうやらみんな分かっていないようです。
この本が素晴らしいという人たちも、どうやら分かっていないらしい。

あと、この本の文庫は新装版があるのですが、私は上下巻バラバラに買ってしまったのですが、新装版の方が文字が大きくて読みやすいです。

あと、村上春樹、別にノーベル賞取らなくてもいいんじゃないかなあ。もう名声も富もあるし。それほどの作家ではないという印象を受けました。



 

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「三毛猫ホームズの推理」
赤川次郎
最近、本当に読みたい本がないので、三毛猫ホームズを読み返すことに。
これは第一作。

女子大で売春組織が動いているというので、片山刑事が派遣される。すると売春をしていた女子大生が殺される。
文学部の部長も殺され、連続殺人が始まる。
というもの。

この第一作は昭和53年、1978年に発行されています。
当時私は本屋で雰囲気に釣られ買って読みました。以来、シリーズ10作くらいまで読みました。のちに読むのを止めたのですが、その理由はやはり、
赤川次郎はライトすぎるということ。あまりに売れっ子になって、俗っぽくなったことなどです。

が、ストーリーも引っ掛かります。
本作は、おそらくシリーズ化するつもりもなく、一作で終わらせようとしたものと思われます。
ユーモアはあるのだけれど、登場人物の誰もハッピーではない。

当時、私はユーモアの点、猫が出て来る点、推理小説の面だけを見て、面白いと思ったのですが
当時、友人が「この本、暗いね」と言っていた意味があまりよく分かりませんでした。確かに登場人はボロボロですが。
この本は2016年に再読しています。ので、3回目ということになりますが、読み返すと暗さが分かります。

なぜこんなに暗くなったのかというと、当時はミステリーというと
「知的なパズル」であり、「いかに斬新なトリックで、いかに論理的か」に焦点が当てられていた時代だったのです。
登場人物など二の次。

しかし時代が変わり、トリックや推理よりも、物語、人物に焦点を合わせるようになると、この本の評価は難しくなります。
つまり、あまり高評価できないということです。

しかし読書としては、先が気になる作りになっており、すいすい読みすすめることが出来ます。
そういう意味では出来が良い本、ということも出来るのです。



「三毛猫ホームズの追跡」
シリーズ2作。
再読。
片山は本作で29歳になっている。つまり、一歳年をとったということ。
シリーズになって年をとらない設定になったが、この頃はまだ設定が定まっていなかったよう。石津刑事は本作から登場。

教養センターに勤める晴美。そこへ全クラスを受けたいという謎の女性が現れる。しかしその人の残した電話は警視庁、名前は過去の殺人事件の被害者のものだった。
片山刑事が調べると過去の事件の被害者のマンションはまだ残っており、妹が住んでいた。しかしその妹も殺され・・・。
教養センターの講師が次々に殺されて行く、
というもの。

本作、第二作目ですが、まだ本文がユーモラスになっていない。
やはり、謎とシチュエーション、トリックに重点を置いているという印象。

しかし主人公が片山刑事で、読みやすい。
後期の作品になると片山が主ではなくなり、三毛猫ホームズである意味がないものが多くなる。
初期の15くらいまでか? は面白く読めます。


 

 

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