自分が楽勝だと感じる程度の負荷の運動では脂肪というのは落ちていきません。ではどれくらいの負荷の運動が最も体脂肪を落とすことが出来るのでしょうか?これを知っているのと知らないのとでは最終的な運動効果が段違いなので解説しておきます。
有酸素運動においては距離・時間をある程度多くするというのは大前提として、それ以外にも心拍数に気を配ることが大切です。なぜなら心拍数が非常に高い状態で運動をすると、脂肪があまり落ちないからです。一般的にダイエットにおける有酸素運動で適切な心拍数は最大の7割程度とされています。
しかし7割でコントロールしろと言われても感覚では到底達成できません。かといって腕時計型の心拍計は結構な値段するので敷居が高いです。なのである程度の目安として「話ができる負荷」ということを覚えておきましょう。運動しているのだけれど話すのがそこまで苦にならない。楽勝ではないが軽いおしゃべりが出来る。これくらいの負荷で有酸素運動するのが一番体脂肪燃焼効率が良いのです。
ただ、冒頭でも注意したとおりこれは相応の運動量である場合にのみ効果が出てきます。大してカロリーを消費しないような軽すぎる運動では意味が無いので注意しておきましょう。