思い起こして書きます。

2022年4月に私は子宮腺筋症で子宮、卵管を摘出しています。23年9月に卵巣癌告知でした。1年と少しの日数で4bまで進行していました。


23年頭頃から、体調は毎日12時間の睡眠を取らないと仕事ができないほど倦怠感がありました。だるかった。でも、更年期、気圧、術後だし、二日酔いだと決めつけていました。後下痢と便の細さが気になり始めました。


半年程放置した後、大腸検査を2023年8月後半に受けました。結果、その日に大腸に浸潤があり、翌日MRIを取り、詳しい検査のできる病院へと紹介状をいただきました。

紹介先は家族と相談し、自分で決めておきました。


1週間後、紹介状を持参し癌専門病院で検査の始まりです。2週間連日で通い、検査をしてもらい数回程診断は変わり、子宮内膜症→大腸癌ステージ2.3→卵巣がん4b、実際は開けてみないとわからないとの事でした。初診から告知まで10日ほどでした。卵巣がん細胞が大腸へ広がっていた説明を受けました。


癌かも知れないと可能性を感じてからは、私の頭は停止してしまい、全て悪い情報に変換され、今でも記憶が抜け落ちています。

先生に何も質問もできませんでした。恐怖からです。これ以上、死に近づきたくなかった、うまく表現できませんがこれ以上衝撃を受けれなかった、私の心と頭は全く状況を受け入れられませんでした。この後、5年生存率、今後の治療などを検索したのは、ここから約1ヶ月後でした。同時に心療内科を紹介されて通いました。


心が1番辛い毎日毎日、泣いて過ごした時期でした。次回へ続く。