まゆげをもっと凛々しく | 江戸の粋な日誌

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人はなぜ、明日をおもうのだろう
犬やライオン、ペンギンには明日などないわけで今しかないのだ。

それはやはーり
にんげんが観念の生き物だからだろうか

少し大きめの服を着ると、袖やらウエストやらが無駄に有り余ってくる
その無駄にはみ出た生地を一度気にすると、もう止まらないわけでありまして、指に巻きつけてぐるぐるまわすわけでありまして、そうするとシャンとしてた生地がダルんとしてくるわけでありまして、巻きつけた部分だけがピヨンとまぬけにとびだすのであります。そうなると尚いっそう気になるんであって、またピヨンを掴んで指に巻きつけてぐるぐるまわすんであります、まわすところまでまわすとある程度のところで行き止まりまして、わたくしの焦燥感も少しは収まるわけであります。
しかし指から離すとふたたびピヨンと飛び出し、もうどうしようもないくらいにピヨン、ビヨン、ビヨンビヨンである
ふたたび掴みふたたび絡めまわす、放つ、ビヨン、絡め、まわす、放つ、ビヨン、まわす、放つ、ビヨン、まわす、放つ、ビヨン、まわす、ビヨン、まわすビヨン、まわすビヨンまわすビヨンまわすビヨンまわすビヨン、まわす、

ビヨンである。