今日は今年初めの三旗塾大阪倶楽部です。
勉強会は毎月第一日曜日ですので、
1月は勝手ながらお休みしています。
ということで、今日は久しぶりのお顔も見れるかもしれません。
楽しみです

ところで、ご無沙汰気味のこのところの私の近況報告ですが、
たくさんありすぎて一度にはお伝えできませんが、
その一つに、学生さんたちの要望で、
放課後、学校の空いている教室で、
中医学の基礎の勉強会を開いていることがあります。
月に1回程度、数人~十数人まで、数回に分けて行っています。
対象は、学校で東洋医学は習っているが、日本漢方?と経絡治療と
中医学がごちゃ混ぜになった教科書で、東洋医学とは何か?
というところから迷子になった学生さんたちです。
懐かしい。
そうそう。私もそうでした

どこから紐解いたことやら・・・
とにかく私が合点いったことを、自分なりに整理して、
順序立ててお伝えすることにしました。
まず第一回目は、中医学の成り立ちとおこりの概要。
本の紹介や偉人先人の紹介。
また巷で昔からある歌など。
中医学の基礎となるものは、
伝統医学だということわかりやすく説明しました。
また、伝統医学とは?
というところも一緒に考えました。
案外、ここも大事。
中医学は「西洋医学かぶれだ」とか
「西洋医学を東洋医学っぽく解釈しているだけだ」と
毛嫌いされている方も多いのです。
そして次に、
経絡治療、日本漢方、中医学の概念で
大きな違いがあることのお知らせ。
今回は、本や資料を読み進めるうえで
知っていてほしいことの一つとして
虚実について各々で概念がちがうということを
お伝えしました。
日本漢方の中の現代古方派や
その流れをくむ日本の東洋医学の考え方と中医学では、
「虚実に対する考え方が違う」ということです。
現代古方派漢方やその流れをくむ日本の考え方では
虚証や実証は、体質などを現しています。
または、その時の人体の様子を現しています。
まとめると体質や病勢を現している、ということになります。
しかし中医では虚実は、病理を現しています。
ですので息をするのも絶え絶えで、痩せて立てない方でも、
体の中にオ血や痰飲など実のところもある、ということです。
日本の現代古方派漢方や主な経絡治療などの概念➡虚実=体質や病勢
中医➡虚実=病理
ここを押さえておかないと、日本の今の鍼灸学校の授業や、
いろんな勉強会や学会に行く場合、
資料を読んでも、意味がわからなくなります。
これが第一回でした。
なんだかあっという間でした。
ということで、それからもこつこつ続けています。
私は、まだまだ症例などもうまく書けませんし、相変わらずですが
今回のことで、もっとしっかりせねば!と思い直した次第です。
このところ、カルテの書き方も試行錯誤しながら変更中です。
概念の共有できる、再現可能な物にしていきたいです。
私は中医学について、金子朝彦先生にわかりやすく、
何度も教授していただきました。
金子先生みたいになれるとは思っていませんが、
教えていただいた有難さを表現するなら、
それは私が知っていることを
後輩たちにわかりやすく教えることだと思いチャレンジしています。
鍼灸がわかりやすく、そしてみんなの鍼灸になり、
みんなの健康や発展に寄与できることを心より願っています。
本日は16時から。
お待ちしています
