守屋前市長がSNSで私の公の発言をご批判くださいましたので、反論します。私は匿名の方を中心に、これまで事実無根の誹謗中傷を受けたこともあり、その度に、辛い想いをしてきました。しかし、

1.実名で、

2.私の公式の発言に対してのご批判

を頂いた場合は、しっかりと説明責任を果たして参りたいと思いいたりました。

 

守屋前市長の発言内容は主に、1〜4です。

 

1.市立病院建設事業に関して、私が視察を行った事と事業選定者を関連づける質問がありました。これまで、何度も申し上げているように、視察と事業者選定は全く関係ありません。

 

2.事業発注・選定方式について、プロポーザル方式の意義を正しく理解されていないようです。プロポーザル方式では価格も含めて価値の高い提案が選定されるので、価格の高い提案が選定されることはあり得ます。

 

3.建設資材高騰とデザインビルド方式についても直接的な関係はなく、工法や材料選定・調達などの面でデザインビルド方式の方がコストコントロールしやすい面もあります。

 

4.(2と3を受けて)誰か教える方いないのですかね?

 

まずは1からです。

 

視察であろうと何であろうと、当該事業の選定中に当事者であるゼネコンに接触した事自体がアウトでは無いでしょうか?私は建設業界の方に色々と聞いて回って調査をしましたが、皆様が一様に「非常識」だと仰っていました。これはたとえ話ですが、1人しか受からない大学入試があったとして、そこに10人の受験生がいて、入試の2日前に大学の学長が丸1日かけて事前訪問した家庭の子がまさに受験生で、結果、その子一人だけが合格しているという状況を想定してみてください。他の受験生はどう思うのでしょうか?同じように、今回の市立病院建設事業者選定で落選した業者さんはどう思うのでしょう?(相当再生されている私のYOUTUBEを御覧ください。)

 

 

 

 

このことの問題点を未だに分かっていらっしゃらない。

守屋前市長の私へのご批判を読まれたあるゼネコン側の方のお言葉です。

「高田浄水場で要求水準を満たしていないと失格になったグループがあったけど、市のトップが自ら事前訪問した会社は失格にならないのか?(小谷英次郎議員への批判は)極めて自分本位で、恣意的な批判では?」

とのご意見でした。私の意見では無いですが、これが市立病院建設事業に応募していた業者さんたちのお気持ちだと思い、ご紹介しておきます。

 

守屋前市長のご批判2

「プロポーザル方式の意義を正しく理解されていないようです。プロポーザル方式では価格も含めて価値の高い提案が選定されるので、価格の高い提案が選定されることはあり得ます。」

 

反論:私は今回の一般質問で、公募型プロポーザル方式の規定については全く問題視していません。また、プロポーザルの規定通りに執行されたことも認識し、質問の中でもそのことを明確に言葉にしてお伝えしました。公募型プロポーザルで高い提案が選定されることがあるのはもちろん理解しています。ただ、プロポーザル方式の意義を正しく理解できていないのは前市長の方ではないでしょうか?

 

なぜか?それは私が何を問題視していたのかを完全にスルーしてご批判されているからです。私が問題視したのは2つです。

1つ目は、私の調査では3億以上は安い予算で十分に必要機能を満たす施設が建設可能であるのに、オーバースペックな要求水準を求めたプロポーザル方式を選定して実行したことです。繰り返しこれは一般質問で述べています。

 

そして2つ目は、1者単独で審査、選定していることです。公募型プロポーザルは2社以上の応募があって初めて機能する方式では無いかと私は考えています。

 

実際、高田浄水場は2者のうち1者を失格に、デジタルスタンプラリーは、1者単独なのに間違った採点をして点数が積み増され、100点満点中本来、55点くらいが妥当なのになぜか、60点という最低点で一次審査を通過しています。

たとえると、「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の名前を書きながら、戦国時代の終焉について説明せよ。」といった記述式の10点の問題があった場合、3人の名前が書かれていなければ得点は与えられないですよね?高校入試の採点官を10年やってきた視点から、なぜか、甘すぎる採点がされたことは既に一般質問のやり取りでご確認されていると思います。これは元同僚の高校教師たちにも確認しました。全員が一律に、「ありえない採点」と言っていました。

そして最大の問題は審査の密室性です。一次審査の過程は議事録にすら残されておらず、職員だけで採点。透明性が全くありません。

 

守屋前市長のご批判3.建設資材高騰とデザインビルド方式についても直接的な関係はなく、工法や材料選定・調達などの面でデザインビルド方式の方がコストコントロールしやすい面もあります。

 

これに関しては、コストコントロールが実際にどういう風に出来たのか、何の説明もありません。ちなみに私は橘こども園で通常の保育園を作るより3億以上高くなっていることを、専門的知見から坪単価も比較し、具体的に説明しましたが、前市長は一般論、抽象論に終止しています。せめて橘地域認定こども園、市立病院、給食センターなど、デザインビルドを採用したことによって、どのようにコストコントロールが出来ているか説明すべきではないでしょうか?市立病院も給食センターも共に、多額の追加工事代金がその後も要求されている現状があります。私はこの事例をあげながら、(守屋市政下における)デザインビルドの問題点を指摘しました。ご批判では何を以ってコントロールしやすいと言っているのか、根拠も具体性も示されておりません。私は具体的に給食センターや橘認定こども園など具体的な事例をあげて説明しているのは、既にブログで議場での公的なやり取りで皆様には御覧いただいています。繰り返しますが、認定こども園は専門家から坪単価木造で140万、鉄骨なら150万、RCなら160-170万と知見を頂きましたが、こども園は坪単価なんと220万です。これは、多機能性な必須な新病院の坪単価よりも高いのです。どうコストコントロールができていると言えるのでしょうか?

ちなみに私は、ごみ焼却場や斎場などの超大型施設にはデザインビルドは適していると、デザインビルドの利点も述べました。しかし、22億の学校給食センターや約10億の橘地域認定こども園をデザインビルドで行ってはいけなかったと思っています。

 

4.「誰か教える方いないのですかね?」

 

そのままお言葉をお返ししたいです。市立病院の建設事業者選定委員会にエントリーしている業者を知っていながら、選定委員会前に事前訪問してはいけないというあたりまえのことを、誰か教える方はいなかったのでしょうか?

ちなみにですが、私は、徹底して専門家に聴取するなど、ファクトチェックを行いました。さらに、市の職員さんにも再質問までの原稿すべて事前に丁寧に見てもらい、ファクトチェックのお願いもしました。そのうえで、指摘された箇所はすべて修正しました。私は絶対に裸の王様になりたくないので、一般質問するにあたり、本当に多くの人の意見を聞いています。見解の相違などはあるにしろ、事実誤認の質問は一切しておりません。

こういったこともすべて分かったうえで、「誰か教える方いないのですかね?」と発言されているのであれば、それはご自身の考えと少しでも違う考えはみとめないということなのでしょうか。少なくとも一般論や抽象論では無く、具体的で論理的なご批判を今後は頂きたいと思っています。

 

最後に、政策監が全会一致で廃止されたこと、情報公開の黒塗り問題などにも言及頂きたかったのですが、こちらには何も言及されておらず、残念でした。

 

月曜以降、随時、一般質問の内容をYOUTUBEにあげて参りたいと存じますので、楽しみにお待ち下さい。

 

チャンネル登録700人突破!ぜひとも、チャンネル登録お願いします。

 

https://www.youtube.com/channel/UCH8bKewqFj07I9gPiIEntsA/featured

 

以降ご連絡です。

 

*月1で、タウンミーティング開催中

 

少人数でも構いませんので、話を聞きたいという方、ご自宅でも近くの公民館でも、お話を伺いに、また、お話をしに、参ります。市民相談はもちろんお一人からでもお受けしております。8月以降は未定です。いつでもお声がけください。

 

7月21日17時半〜 UMECO第1第2室(事前予約必須)

 

*YOUTUBE、次回作準備中です。

https://www.youtube.com/@eijirokodani/videos

 

*小谷英次郎とパートナーズは、市政レポートのポスティングチームのメンバーを今現在、募集しています。是非、

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