本日も小田原市議会6月定例会が開会中。

一般質問において、白熱した議論が続いています。

 

さて私は

・匿名の方も含めて、公職者では無い方から

・根拠の無い誹謗中傷

をこれまで受けたこともあります。

そういったことに一々反応するのにとても疲れていますので、一切無視することに決めていますが、

・実名での

・私の公式の発言に対してのご批判

に関しては、しっかりとお答えしなければならないと考えていますので、明日、前市長からの私の議場での公式の発言に対してのご批判に対してしっかりと反論をしたいと存じます。

 

これからもずっと私を育ててくださっていることに、心から感謝して、成長をお伝えしていきたいと存じます。

 

<子どもの居場所について、一般質問連載3>

 

【小谷英次郎】

(3)こどもの居場所について

母親たちの中に東京から小田原に移住された方が「東京では徒歩圏内に児童館が5つも6つもあり、毎日児童館をはしごしていた。行く先々で色々なママ友ができるので、友達を探す必要など全く無かった。」と仰っていました。ところが、小田原では、徒歩圏内に児童館が一つも無いどころか、公園もプールも、図書館も徒歩圏内に全く無く、仕方なく車で行っているそうです。東京では、友達を作ろうと努力しなくても自然と多くのママ友ができるため、子育てで悩み、一人で抱え込むような状況からも解消されていたそうです。私は、東京はとても子どもを育てにくい場所で、子育てをするなら、自然環境の素晴らしい小田原市が喜ばれて移住者が増えるものと考えていましたが、徒歩圏内での子どもの居場所に焦点をあてた時、小田原市内に子どもの居場所が無いという子育て中の母親たちの声はとても切実だと感じました。そこで、徒歩圏内に行くことができるこどもの居場所についての本市の見解を伺います。

 

(答弁)

・市としても、子どもが安心・安全に過ごせる身近な地域での居場所づくりは重要と考えている。

・市は、子どもが安心・安全に過ごせる身近な居場所として、児童プラザラッコや子育て支援センター、図書館、公園等を設置運営するほか、地域の方々が担い手となり、遊びや学習などの場づくりに取り組んでいるほか、地域子育てひろばや児童遊園地等が運営されている。

・すでに子どもの居場所づくりに取組んでいる地域の方々との協働や支援の仕組みづくり、地域との連携強化に取り組む。

 

【小谷英次郎】

小田原市内で未就学児が集まれる場所は、マロニエ・いずみ・こゆるぎ・おだぴよの各子育て支援センターなどです。小学生が一人で行ける施設は、酒匂川サイクリングコース、上府中公園やその他の公園、マロニエの児童プラザ「らっこ」、中央図書館、小田原駅東口図書館、いずみ・こゆるぎ・マロニエの図書スペースなどがあります。基本は静かに過ごす場所ばかりで、室内で声を出せ、見守りがあるのは「らっこ」しか無いようです。この現状から、こどもの居場所がとても少ないと、私は考えます。こどもの居場所は十分整備されているのか、まずは徒歩圏内にいける公園整備について伺います。

 

(答弁)【みどり公園課】

・自宅から歩いて行ける身近な公園として、市内141箇所に街区公園を設置・管理しており、老朽化等により利用者が減った公園の再整備や遊具更新などにより、魅力向上を図っている。

・身近な公園が少ない地域があることも承知しており、民有地をお借りして、市内15箇所でみどりの広場を整備するなど、子どもの遊び場や市民の憩いの場の創出に努めている。

・新たな公園整備には、用地の確保などの課題があるが、公共空間だけでなく民有地の活用も視野に入れながら、今後も公園機能の拡充に努めていく。

 

【小谷英次郎】

次に、居場所としての図書館の話題に移ります。小田原市では中央図書館と小田原駅東口図書館の2箇所ですが、多くの本を積んだ車が様々な拠点を回っていく移動図書館への要望も頂きました。検討について伺います。

 

(答弁)

・日常的な読書機会を創出すべく、各地域センターや生涯学習施設内の図書室・図書コーナーを始め、各地区の放課後児童クラブなど、計35か所へ定期的に配本を行っている。

・現時点で移動図書館の運営を検討する考えはないが、子どもの居場所において、いつでも本を手にできる環境づくりはとても重要な取組であることから、子どもの居場所への配本については、その要望に応じて、担い手となる方々とともにその方策について検討してまいりたい。

 

【小谷英次郎】

配本に関しては、感謝の声とともに、こどもの本の配本が少ないとのご意見もありました。これではこどもの居場所になりません。また、配本される施設でも、子ども一人で行くには遠い地域に住んでいる市民がいることも実態です。以前も一般質問しましたが、学校の図書室の放課後開放を行えばこどもの居場所となります。ご検討ください。また、小田原駅東口図書館には駐車場料金が高くて、利用しづらい、無料にして欲しいという声もありました。東口図書館利用者への駐車料金の補助についての検討も要望します。さて、子どもの居場所づくりというコンセプトで作られたハコモノとして、東京都国立市の矢川プラスがあります。みんながつどう「まちなかのみんなの居場所」というコンセプトのもと、未就学児から高齢者まで誰もが集まれる場として設計されています。児童館への要望の声が多いのは、行政の機関で見守られている場所があまりにも少ないことも原因です。現在、共働き家庭も多く、小1の壁によって仕事を辞めたり、変えたりせざるを得ない状況が問題視されています。加藤憲一市長が前守屋市長と市長選挙前に対談されたイベントの中で、発達に課題がある子どもの母が、保育園卒園後の預け先がなく困っているという切実なお話をされていました。小田原市が多様性と共生社会、誰一人取り残さないというテーマを掲げるなら、放課後児童クラブ等に通えない家庭の子どもたちが気軽に寄れる場所が複数あるべきです。そこで、とても要望の多かった児童館の建設について伺います。

 

(答弁)

・児童館は、児童福祉法に基づき設置される児童厚生施設であり、設備基準や指導員の配置に関する基準が定められている。

・これを満たす施設を設置することは考えていないが、地域における子どもの居場所づくりを進めることで、児童館に代わる機能として、地域で安心・安全に子どもが過ごせる居場所を確保していく。

 

【小谷英次郎】

次に、プールの話題に移ります。スポーツプラザ神奈中小田原が閉鎖したことも、こどもの居場所喪失に直結しています。小田原市内には市営プール民間プールをはじめ、十分なプールが存在しているのか、伺います。

 

(答弁)

・本市の市営プールである御幸の浜プールの令和5年度実績では、開場期間中の9,000人を超える入場者のうち、半数を超える5000人以上が中学生以下の利用である。

・御幸の浜プールは夏季に限定利用の屋外プールであり、日常的なこどもの居場所というよりは、夏休みの遊び場のひとつであると認識している。

・なお、これまでに市内のプール数については、スポーツ関係者をはじめとする市民の方々から、不足しているという声を聞いていない。

 

【小谷英次郎】

次に、スポーツプラザ神奈中小田原が閉鎖したことにより、水泳授業を実施していた小学校、幼稚園の水泳授業への影響とその対応について伺います。

 

(答弁)

・市立小学校の水泳授業については、三の丸小学校の屋内プールを活用し、コーチを派遣した水泳授業を実施している。

・幼稚園(小田原みどり学園)の利用状況、閉鎖後の影響は把握していない。

 

【小谷英次郎】

スポーツプラザ神奈中小田原が閉鎖したことにより、スイミングスクールの代替などの対策をどのように考えているのか伺います。

 

(答弁)

・市内のスイミングクラブは、神奈中を除き3クラブがある。

・神奈中からの声掛けにより、閉店前の施設内で市内の3クラブへの入会申し込み受付のほか、入会金や初年度年会費等の免除などの取組が実施されたと聞いている。

・市としての対策は講じていないが、民間事業者の連携により神奈中スクール生への支援が行われた。

 

【小谷英次郎】

プールに関しては、小学校のプールを開放するなど、市としても積極的に検討頂きたいと要望します。子ども政策に子育て当事者の意見を反映することは大事なことです。6月17日の厚生文教常任委員会において、昨年度に実施した「小田原市子ども・子育て支援及び若者のための取組に関するアンケート調査結果」について報告がありました。この調査結果を受け、市は子どもの居場所づくりについてどの様に取り組むのか、伺います。

 

(答弁)

Manifest2024に沿って答弁

【P.10中段】地域コミュニティそのものが「児童館」であるように

・小学生の保護者に「小学生が放課後過ごす環境として今後望むこと」を伺ったところ、単なる身近な遊び場だけでなく、様々な体験ができる場や、子どもの発想で遊べる場等についても望んでいることが分かった。

・Manifest2024の中で「地域コミュニティそのものが「児童館」であるように」としているが、実現に向けては、市民、地域、企業が持つ力を活かすことが不可欠であり、連携強化を図りながら、子どもたちが地域の中で健やかに育つ環境づくりに引き続き取り組んでいく。

 

【小谷英次郎】

地域コミュニティそのものが児童館であるような状態は素晴らしいですが、ここまでの答弁を受けて、児童館も公園も図書館もプールも十分に整備することは、財政面はじめ難しいことがわかりました。新たなハコモノ建設は難しくとも既存の施設を有効活用することは可能です。普段使われていない図書館のシアタールームで映画を上映する、図書館の空き部屋、タウンセンターマロニエやスポーツセンターの体育室などを開放するなど、小学生が放課後誰かに見守られて、地域や学校の垣根を越えて集まれる場所があると、安心と住みやすさを兼ね備えたまちになっていくと考えます。マロニエなどは歩いて行けない子も多いので、徒歩圏内にある公民館を、児童館のように使っていくことが現実的だと考えます。こどもの居場所として、地域で使われていない公民館などの積極的活用について伺います。

 

(答弁)【子育て政策課】

・現在でも、地域子育てひろばや児童遊園地の開設場所として、地区公民館が活用されている。

・地区公民館は、それぞれの地域が自主的に管理運営しているということからすると、地域が子どもの目線で公民館の運営や活用を考えていただき、子どもの居場所づくりに結びつくような取組を市が支援するという動きが広く展開されていくのが理想ではないかと考えている。

 

【小谷英次郎】

古い公民館の改修や、自治会における高齢者世代と子育て世代との意見交換の活性化、自治会に入らない子育て世帯のことなども総合して、地区公民館のあり方についても検討頂けるよう要望します。最後の提案です。各子育て支援センターが独自のイベントを用意して頂いていること、また、保護者発案のイベントも共同で開催されていることにはとても多くの母親たちが感謝しています。こどもの居場所マップ、こどもの居場所運営の市民団体などの活動スケジュール公開などを行い、子育ち・子育て支援の可視化を行うことが大切と考えますが、見解を伺います。

 

(答弁)【子育て政策課ほか】

・本市が運用する地域SNSアプリ「ピアッザ」は、子育てマップ機能を有しており、幼稚園・保育園や小児科医など、子育てに関する施設を表示するほか、ユーザーが発信したイベント情報を地図上に表示することもできる。

・また、市内の公園マップをホームページに掲載したり、窓口に配架しているほか、本市に転入された方に配付している。

・さらに、子育て支援センターが運用するLINE公式アカウントを、子育て支援団体等に情報発信ツールとして御利用いただいたり、地域子育てひろばが作成したチラシを市のホームページに掲載するなどを行っているが、こうした情報を子育て家庭に十分伝えきれていないことは課題と捉えており、引き続き取り組んでいく。

 

【小谷英次郎】

公民館などを利用して地域の居場所事業に取り組もうとされている方々に対して、市として助成金を出すなど積極的な支援をお願いします。また、小田原市内で、民間の力だけで子どもの居場所を作っている母親達が多くいるようです。公民館だけにとらわれず、新しい取り組みをしている団体への支援も検討していただきますよう要望します。そして最後に、アンケート結果の反映の要望ですが、地区別や子どもの年齢別などの基礎データもすでに持っていると思いますので、アンケート結果を地区ごとにも有効的に反映していただくよう要望をし、次の質問に移ります。

 

月曜以降、随時、一般質問の内容をYOUTUBEにあげて参りたいと存じますので、楽しみにお待ち下さい。

 

チャンネル登録700人突破!ぜひとも、チャンネル登録お願いします。

 

https://www.youtube.com/channel/UCH8bKewqFj07I9gPiIEntsA/featured

 

以降ご連絡です。

 

*月1で、タウンミーティング開催中

 

少人数でも構いませんので、話を聞きたいという方、ご自宅でも近くの公民館でも、お話を伺いに、また、お話をしに、参ります。市民相談はもちろんお一人からでもお受けしております。8月以降は未定です。いつでもお声がけください。

 

7月21日17時半〜 UMECO第1第2室(事前予約必須)

 

*YOUTUBE、次回作準備中です。

https://www.youtube.com/@eijirokodani/videos

 

*小谷英次郎とパートナーズは、市政レポートのポスティングチームのメンバーを今現在、募集しています。是非、

yasasiiuta5614@yahoo.co.jp

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