小田原市長選挙、最終日、最後のお願いをさせてください。
2008年からの12年間。私は小田原市民のみなさんとの約束を果たそうと、愚直に市政に取り組んでまいりました。
大変残念でありましたが、4年前の選挙では、市民のみなさんから厳しい審判をいただく結果となりました。
選挙が終わればノーサイド。私は、このまちの発展、市民の決断の正しさを信じ、守屋市政にすべて託し、後援会を解散することを決めました。
ところがこの4年間、度重なる問題が小田原市政を揺るがし続けました。その都度、市民や職員からの悲痛な声が私の耳に届き続けていました。市民のこと、市職員のことを案じない日は一日たりともありませんでした。
座して静観することは出来ない。この状況を生んだ責任を取らねばならない。だからこそ、私は小田原の力を信じて、もう1度立ち上がる決意をしました。
選挙戦が始まりました。期間中、街宣車の横の歩道から、窓からベランダから、晴れの日も、大雨の日も、あちこちから「加藤けんいちがんばれ!」という声を頂きました。
「小田原を変えてほしい!」
「まっとうな政治を取り戻してほしい!」
市民のみなさんの思いは、ただありがたく、涙を禁じ得なくなることもしばしばでした。
私はこれまで、おひとりお一人の市民と共に歩むことを信条とし、無所属・市民派の立場を貫き通してきました。
そして今、改めて、小田原市民、おひとりお一人のために私のすべてを捧げ、再び職責を果たしたいと、心から感じています。
市民のみなさまの中には、古川候補や守屋候補に希望を託す支援者もいらっしゃることでしょう。私はそんなみなさんと対峙するのではなく、すべての市民の想いを引き取り、背負って、この街のリーダーとなる覚悟を決めました。
誠実、信頼、そして希望。
すべては小田原市民のために。
私は、この4年間で失われた政治への信頼を力を尽くして取り戻してまいります。小田原の大地に立ち、市民の力を信じて、10年後、20年後、30年後も持続可能なまちを作ってまいります。
小田原市民のみなさん。私と希望を分かち合ってください。
加藤けんいちにあなたの大切な1票をお与え下さい。
選挙での勝利がゴールではありません。勝利の瞬間が本当のスタートです。私はみなさんの強いご支持を受け、堂々とスタートラインに立ちたいと心から願っております。
おひとりお一人、一瞬、一瞬を大切にしながら、私の持てる力のすべてを、愛すべきふるさと・小田原に捧げる覚悟です。
加藤けんいち
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