写真は北條五代祭りで教え子が撮ってくれた写真2枚目です。あと1枚あります。

 

小田原市長守屋輝彦 さんが、260億の病院建設の公共事業受注業者を選定委員会前に事前訪問していた際、その事実を隠蔽するために、情報公開において、公用車の立ち寄り先、市長の出張先を黒塗りにするという情報公開の運用を思い切り捻じ曲げた事件はとても有名です。

 

市長は自民党員なのは周知の事実ですが、今回は小田原市議会議長です。議長ももちろん自民党員です。

 

小田原市議会議長は、黒塗りどころか、ご自身の不都合な情報公開開示請求に対してなんと、「存否応答拒否」を行いました。

 

理由は、告発者=公益通報者を守るためという理由です。

 

ところが、私は腰をぬかすほど驚きました。

 

一方で公益通報者を守ると言っておきながら、その公益通報者に対して、警察に被害届を出し、警察に犯人探しをお願いしていたという事実が新聞報道で明らかにされたからです。

 

自身の不都合な真実はその後明らかになりましたが、不都合な真実を隠蔽するための理由付けには「公益通報者の個人情報を守るため」

 

本当にどなたかに解説して頂きたいのです。誰かが特定されないように守ることと、警察に特定して捕まえてもらうことは、全く逆のことのような気が私はしているのですが、これは論理として成立するのかどうか、守屋市長の応援団の方々に教えて頂きたいのです。私は小田原市議会にいると、いつも頭が混乱し続けています。

 

批判だけではない、市民のための情報公開になるよう、提案を重ねています。

 

この時から半年が経過しようとしています。そろそろ、情報公開審査会で議長の情報公開運用の間違いが指摘される頃でしょうか?市長の受注業者事前訪問事件と同じように・・・。

 

小田原市民の政治不信を招き続けた4年間に、何としても終止符を打ちたい!

 

是非、御覧ください。

 

<小谷英次郎12月一般質問連載⑬〜情報公開、また黒塗り‼〜

 

【小谷英次郎】

 大項目5、小田原市の情報公開に対する姿勢について。

 小田原市長はかつて、200億円を超える公共事業の落札業者を事前訪問していた不都合な真実を黒塗りにして隠しました。その際、私は小田原市の情報公開に対する姿勢を厳しく追及しました。それから時が流れ、今度は小田原市議会議長への告発文の存在の情報提供があったので、情報公開請求をかけると、あろうことか告発文が存在するか否かすら回答しない、存否応答拒否決定処分が議長によりなされました。本件は、情報公開条例に著しく反していると考えます。一般的に情報公開条例上、存否応答拒否決定とはどのような場合にできるのか伺います。

 

<市長(守屋輝彦君)> 

 次に、大項目5、情報公開に対する姿勢のうち、存否応答拒否の決定について質問がございました。公文書の公開請求に対しましては、公開、非公開または不存在の決定を行いますが、不存在以外の決定は、該当する公文書の存在自体が明らかになります。しかし、特定の個人情報に関する公開請求などは、非公開決定により、情報を公開したことと同様となる場合がございます。条例では、このような場合に、公文書の存在を明らかにしないで、公開請求を拒否できることとしております。

 

【小谷英次郎】

 情報公開、過去に存否応答拒否はどれくらいあったのか伺います。

 

<総務部長>

 存否応答拒否決定の件数についてのお尋ねでございましたけれども、公表されております統計資料の過去10年間を遡りますと、平成28年度に1件、平成29年度に3件、平成30年度に1件、令和元年度に1件、令和4年度に1件ございます。

 

【小谷英次郎】

 その存否応答拒否の理由を伺います。

 

<総務部長>

 過去の存否応答拒否につきましては、いずれも特定の個人、また場所、案件等を指定した請求でございまして、それに伴いまして、そのことによりまして、その存否応答拒否を決定したものでございます。具体的に申しますと、特定の個人の課税状況等に係る情報、特定の個人の財産に関する生産緑地買取申出書などでございました。

 

【小谷英次郎】

 今、総務部長がお答えになったその理由、私、そのとおりだと全て納得できるのです。市民の個人情報を守るのは、とても大切です。

 一般論として、市長や議員の問題行動についての告発文が出されたとき、公益通報者の個人情報を守るために存否応答拒否とする決定は可能なのか、また、そのような事例は過去にあるのか伺います。

 

<総務部長>

 告発文に関しての存否応答拒否についてのお尋ねでございましたけれども、特定の日や特定の行動等に係る告発文の場合には、一般論といたしまして、告発文を提出した通報者は、それらに関わる人物またはその内容を知ることが可能となる人物と想定されます。そのような告発文に関する公開請求においては、公文書の存否を答えることで通報者が特定され、通報者の権利利益を害するおそれが生じることから、存否応答拒否の決定をすることも可能と考えるところでございます。なお、公表している統計資料の範囲で調べる限り、過去に告発文に関する請求がないため、その存否応答拒否を決定したという事例はございません。

 

【小谷英次郎】

 前置きがとても長かったのですけれど、私の聞いた質問への答弁はないということです。半年後の情報公開審査会で全てが決まると申し上げて、話題を変えます。

 これも過去の事例ですが、午前中に公開できるものを、あえて午後に公開を引き延ばされたことが私はあります。一般的に、公開決定日より一日でも早く行うよう努めるべきものと考えますが、本市の見解を伺います。

 

<総務部長>

 まず、御質問にございましたけれども、公開請求の公開決定日よりというところがございましたけれども、まず公開請求の受付を受け付けた際に、事務担当者が記載する諾否決定期限、こちらのほうを記載しているのですが、こちらのほうは公文書の公開・非公開について、市としての意思決定をしなければならない期限、これを記載しているものでございまして、すなわち、イコールで公開する日を示しているというものではございません。ただ、公文書を公開する日に関しましては、市としての諾否の決定をした後、請求者と日時を調整いたしまして、方針が決まり次第、できるだけ速やかに公開するという形を取っているものでございます。

 

【小谷英次郎】

 私が過去に請求したもの、これは既にある資料の、たった10枚のコピーなのです。10分程度で準備できるものなのです。一般的には、期限まで出さないという姿勢ではなく、一日でも早く情報公開するよう努めるべきと考えますが、市の見解を伺います。

 

<総務部長>

 まず、一般論といたしましてということでお答えさせていただきますが、公開請求を受け付けた後は、公開請求に係る公文書を特定した上で、非公開情報に該当するか否かの審査や、非公開情報に該当する場合には、その範囲を検討するなど十分に精査して、内部決裁を経た上で、市としての方針を決めております。そして、市としての方針決定後につきましては、速やかに請求者に公開をしているという、そういうスタンスで当たっております。

 

【小谷英次郎】

 だから、速やかだったら午前中に受け取れましたよねということを聞いているのですが、諾否決定まで時間がかかることは理解しましたが、過去に一度、情報公開請求がされたことのある資料に対して、別の請求者が請求したときに、とても早く決裁が下りた事例もあります。事務手続が簡略化されるからだと考えます。しかし、新病院建設の落札業者の事前訪問に関する市長の日程表や旅行命令申請の情報公開請求が何度も出されたときの諾否決定まで、どれくらいかかったか伺います。

 

<総務部長>

 個別の案件でございますけれども、通常は公開されていない情報にはなるのですけれども、これに関しましては、小田原市情報公開審査会で審議が行われて、その答申が公表されてございまして、それぞれの経緯が明らかになってございます。令和3年10月分の市長の日程表や旅行命令申請に係る公開請求のことだと思いますけれども、これに関しましては、複数の方からそれぞれ、対象の公文書の種類や範囲が異なる公開請求がなされたというものでございまして、これらの件における諾否決定までの期間は、いずれも当時の情報公開条例に基づいて、休日を除き10日以内に決定がされております。

 

【小谷英次郎】

 この件以外の事例では、私の経験上、どれも1週間以内に諾否決定をもらっているのです。だからこそ、まさにいたずらな引き延ばしと考えますが、見解を伺います。

 

<総務部長>

 先ほども御答弁させていただきましたけれども、公開請求から諾否決定するまでには、一定の手続及び作業等が必要になります。公開請求の対象文書につきましては、公開または非公開の範囲を判断するに当たりまして、それぞれの内容について、公文書の内容、そしてその内容に関する事柄について、その時点時点での状況や影響範囲を踏まえ、慎重に検討する必要があり、この場合におきましても、こうしたことから一定の時間をそれぞれ要しているものと理解しております。

 

【小谷英次郎】

 今の答弁で、市長の落札業者事前訪問の際は、小田原市がいたずらに情報公開までの期日を引き延ばしていたということが、完全に証明できました。

 さて、小田原市の情報公開がアナログ過ぎることを質問します。写しを請求するたび、コピー代が1枚10円かかります。私は常に、電子メールなどの方法で公開してほしいと述べてきましたが、デジタル化すればコピー代金の無駄や労力も省け、ペーパーレスで経費節減、カーボンニュートラルにも近づきます。デジタル化推進を一丁目一番地に掲げる本市がなぜ、かたくなにメールなどの方法における公開を拒むのか、見解を伺います。

 

<総務部長>

 電子メール等における公文書の写しの交付につきましては、非公開部分を含む公文書の対応方法、それから紙による交付との費用の均衡、またメールの添付ファイルの容量など、様々な課題がございます。これらの課題の整理をした上で、それから公文書のデジタル化の進捗状況等を踏まえた上で、今後の検討課題とすべきと考えております。

 

【小谷英次郎】

 当然、検討していくべきと考えますが、期限を設けて行っていただきたいと存じます。いつやりますか。

 

<総務部長>

 ただいま申し上げました様々な課題への対応とともに、この令和5年2月に導入いたしました文書管理・電子決裁システムの運用状況等を踏まえた上で、検討していく必要があると捉えておりますので、いつというようなことは、この場では申し上げられません。申し訳ございません。

 

【小谷英次郎】

 容量など、課題があることは承知しましたが、不服申立てを行う際に、たった1枚の紙を、わざわざ市役所まで足を運んで渡さなければいけないというのが今の現状です。電子メールでの申請受付など、課題が全くないところから始めていけばよいと思うのですが、見解を伺います。

 

<総務部長>

 一般に電子メールにつきましては、情報のやり取りにおいて利便性が非常に高いということではございますけれども、それゆえに、様々な内容のメールが届く中で、該当メールの見落としであったり、誤った操作による消去などの懸念もございます。特に、御質問がございました行政不服審査法による審査請求につきましては、法的な手続であるため、万が一にもこのような事態が生じないよう、専用の電子メールや申請システムで運用する必要があると考えております。今後、申請件数の多寡、それから費用対効果なども踏まえた上で、実施の是非を検討していく必要があると捉えております。

 

(4月21日に加藤憲一さんとの対談を中心とする市政報告会を行いました。YOUTUBEで10回ほどの連載中。2回目は開成町の清水友紀議員のスピーチです。)

 

https://www.youtube.com/channel/UCH8bKewqFj07I9gPiIEntsA/featured

 

次回、3回目はいよいよ、小谷英次郎登壇します!また、加藤憲一さんの街頭演説のライブ配信、5月8日午後18時〜です!!

 

以降ご連絡です。

 

*月1で、タウンミーティング開催中

 

少人数でも構いませんので、話を聞きたいという方、ご自宅でも近くの公民館でも、お話を伺いに、また、お話をしに、参ります。市民相談はもちろんお一人からでもお受けしております。6月以降は未定です。いつでもお声がけください。

 

5月25日時間未定 トムソーヤの森 音楽祭

 

*YOUTUBE、次回作準備中です。また、今後、タウンミーティングはすべてライブ配信決行したいと思っています。2月25日の曽比公民館での加藤憲一さんのミニ集会はライブ配信再生回数3916回と過去最高を記録。チャンネル登録も是非、お願いします!次回は、5月8日午後18時〜、加藤憲一さんの街頭演説のライブ配信を予定しています。

 

https://www.youtube.com/channel/UCH8bKewqFj07I9gPiIEntsA/featured

 

*小谷英次郎とパートナーズは、市政レポートのポスティングチームのメンバーを今現在、募集しています。是非、

yasasiiuta5614@yahoo.co.jp

09017043176(電話には出れない時間帯がとても多いので、ショートメッセージ頂けますとありがたいです!)

にご連絡下さい。

 

*5月2周目の街頭活動

 

⑪5月8日早朝 螢田駅 

⑫5月8日11時 パシオス前(ライブ配信予定)

⑬5月8日16時 市営螢田住宅付近(ライブ配信予定)

⑭5月8日17時 蛍田交差点(ライブ配信予定)

⑮5月8日18時 小田原駅東口

⑯5月9日早朝 栢山駅

⑰5月9日11時 業務スーパー東町店前

⑱5月9日16時 国府津団地付近

⑲5月9日17時 親木橋交差点付近

⑳5月9日18時 国府津駅

㉑5月10日早朝 鴨宮駅南口

㉒5月10日11時 ロピア前

㉓5月10日16時 富士見小入口交差点付近

㉔5月10日17時 鴨宮駅北口入口交差点付近

㉕5月10日18時 鴨宮駅北口

 

(◯の番号は5月通算回数)