昨日は総務常任委員会でしっかり議論をして参りましたが、本番は28日から始まる予算特別委員会です。

 

なので、新年度の予算について書いてまいりたいと存じます。(妹が作ってくれたラインスタンプ、是非、お使いください!)

 

今日は月一でしっかりと行っています。タウンミーティング。

 

タウンセンターマロニエ204

15時〜16時半

 

https://www.youtube.com/@eijirokodani/streams

 

YOUTUBEライブ配信決行します(今日は若者チームがいないので失敗したら許してください)

 

それでは、先週2月8日の神奈川新聞の記事になりましたので、引用しながら解説を加えていきます。

 

小田原市は、2024年度当初予算案を発表しました。一般会計765億円は4年連続増で、総額も前年比4・5%増の1977億円となり4年連続で過去最大を更新しました。ー

 

私は最近、ずっと小田原市の年間の予算は約700億円と説明してきましたが、約800億円になりつつます。収入が増えているうえで、予算規模が大きくなっているのならばいいのですが、問題なのは、市税が減となっていること。では、どこから補填してくるのか?

 

ー歳入は国の定額減税の影響から個人市民税が5・1%減となり、市税全体でも7億円の減収。財源不足は国の地方交付税のほか、財政調整基金を取り崩し、市債発行も10・2%増額し補いました。ー

 

家計でたとえるなら、貯金の取り崩しと借金によって、予算を組む。

これは、議員としてしっかり行政監視を行い、無駄を少しでも削っていかなければなりません。

 

ちなみに財政課に確認をしたところ、市税7億の減収分は、特例交付金措置で賄われるとのこと。

 

また、財政調整基金は全体の調整のために取り崩すとのことです。

 

ただ、新規事業が多く、そのために市債を10.2%増額しているのは間違いがありません。

 

それでは、どんなことに予算を使おうとしているのか?

 

歳出は相次ぐ新規事業で投資的経費が6・3%増。高校生までとした小児医療費助成の対象拡大や新たに民間保育所で紙オムツ回収も始める。地域ポイントアプリなどによるデジタル化推進で1億5千万円を計上。ー

 

私は、初当選以来、一貫して、

「無駄を省き、教育と子育て支援、未来への投資に傾注をしていくべき」

ということを主張し続けて参りました。

 

一方、守屋市長の選挙公約には小児医療費助成の対象拡大は一言も掲げられていませんでした。紙オムツ回収も私が調べる限り、市長の公約にありませんでした。

 

その間も私は、東近江市や明石市で行われているようなオムツ定期便の実施をずっと訴え続けてきています。

 

ここまで市長と対立しているのに、市長の考え方を変え、政策提案を実現させていることに我ながら驚いていますが、未来への投資の視点が盛り込まれた予算はとても良いと思います。

 

デジタル化推進の1億5千万の全貌は今はわかりませんが、無駄遣いではないか?しっかりとしたチェックが必要な項目でしょう。

 

3年半前の守屋市長の選挙広報には、デジタル化の「デ」の字もありませんでした。こうしてみると、今回の主な予算としてこの記事で報道されているものは、4年前、当時の守屋候補が全く述べていなかったことばかりです。隔世の感があります。

 

ここまでざっと書いてまいりましたが、私は、今回の予算特別委員会は5月の小田原市長選挙を占う上でもとても重要な委員会になると位置づけています。志願が叶い、予算特別委員となります。

 

はっきりと予算に具現化されているかはまだわかりませんが、私は大きな争点は「健康増進拠点事業」であると考えています。

小田原市は計画を大きく変更し、ゼロカーボンデジタルタウン創造事業の開発事業に関わる経費をすべて開発事業者に負担させるとしたことにより、市長選挙の争点を消してきました。しかし、こちらの方は紛れもなく、

 

1、小田原市が新しく用地を取得する必要がある

2、小田原市が新しくハコモノを作る必要がある

3、状況によっては、かなりの立ち退きを要する場合もある

 

確実に市の財政負担が増す事業となるのは確実です。既に小田原市は広報おだわら2月号にもデカデカと広報をしていますが、肝心な事業費に関しては未だ一切を明かしておりません。

 

ところが、近隣の厚木市では35億の総事業費がかかり、莫大な市税を投入する必要があるのは間違いありません。ランニングコストにも毎年1億円ほどかかっていくものです。

 

ゼロカーボンデジタルタウンでもずっと主張し続け、市の計画変更にまで至りましたが、これ、どう考えても民間企業に任すべき事業ではないでしょうか?

まだいつできるのか未知数ですが、久野のイオンタウンはまさに、健康増進拠点を作ろうという計画があります。なぜ、そこに任せないのか?

 

民業圧迫の問題も生まれますし、どうしても作りたいなら、現在の市営プールの問題を見つめることが先でしょうし、小田原アリーナに併設したほうがはるかに安くあがります。

 

そうすれば用地取得や立ち退きは必要ありません。

 

私はただ批判するのは嫌いなので、対案をざっと書きました。

 

1.市営プール

2.イオンタウン

3.小田原アリーナ

4.そもそも要らない

5.健康増進拠点を用地取得、立ち退き要求、ハコモノを作って立てる(市の現状の選択肢)

 

これだけ選択肢が生まれるなかで、最も高く付き、最も労力を要する最悪な一手が5だと、皆様も思われるのではないでしょうか?

 

前市政にしっかり蓄えた財政調整基金(市の貯金)は減り、大幅に減らした市債はこれから増え始める、守屋財政で本当に大丈夫なのでしょうか?

 

無駄を徹底して削って、特に、ハコモノ行政の無駄をしっかり斬って、未来への投資、人への投資へ。

 

議員として、しっかりと予算特別委員会に臨んでまいります。

 

【2024年度当初予算案】

一般会計 765億     円( 2.3%増)

特別会計 764億3500万円( 4.7%増)

企業会計 447億9300万円(30.5%増)

……………………………………………

総  額 1977億2800万円( 4.5%増)

※100万円未満切り捨て

 

 

*月1で、タウンミーティングのご案内開催中

 

少人数でも構いませんので、話を聞きたいという方、ご自宅でも近くの公民館でも、お話を伺いに、また、お話をしに、参ります。市民相談はもちろんお一人からでもお受けしております。

 

3月28日午前10時〜かもすた (鴨宮駅徒歩2分)

4月21日16時半〜 UMECO1・2・3

5月5日午前10時〜矢作公民館

 

*小谷英次郎とパートナーズは、市政ポートのポスティングチームのメンバーを今現在、募集しています。是非、

yasasiiuta5614@yahoo.co.jp

09017043176(電話には出れない時間帯がとても多いので、ショートメッセージ頂けますとありがたいです!)

にご連絡下さい。

 

*次回、市政報告会は、4月21日(日)。加藤憲一さんをお招きいたしたいと思っています!

 

UMECO1・2・3室 16時半〜18時半

 

100席と限りがありますので、事前予約制としたいと考えております。早いですが、予約受付開始します。

 

*YOUTUBE、次回作準備中です。チャンネル登録お願いします!

 

https://www.youtube.com/channel/UCH8bKewqFj07I9gPiIEntsA/featured