小田原市は小中学校の女子トイレに生理用品を設置することを決めたと報道されました。(写真はイメージ素材)

 

「2021年6月の市議会定例会での一般質問をきっかけに、市教委として検討した結果、設置を決めたという。」

 

これを質問された方は、残念ながらこの4月の統一地方選挙に落選されてしまいました。

 

しかし、割りと高齢の男性で、いつもとてもいい質問をされる方でした。

 

生理の貧困の問題は一般質問の前にも一緒に議論させて頂いた記憶が懐かしいです。

 

男性がこういったテーマを扱うことの必要性を私は感じています。

 

さて年をまたいで、再び一般質問の連載を再開します。私は現市政の問題点として、特定の業者との関係性を疑問視しています。議員の仕事の最重要なものは行政監視ですので、やはり、問題があるものはしっかり指摘をしておかなければなりません。このやりとりから、

 

来年度3億円と言われている事業を請け負う会社から、市長が2度、市職員が10名も、1枚1万円相当のチケット代金合計12枚も譲渡して貰っています。

 

このことを知った市民の方からは、業者との癒着ではないか?と聞かれましたが、それが普通の市民感覚だと思うのです。

 

一般質問のやり取りを見ると、明らかに、特定の業者を決め打ちで、イベントを検討していることがわかります。私はこのイベントがダメだと頭ごなしに言うつもりは一切なく、いいものはいいで事業を応援したいのですが、業者との関係性には、透明性を確保すべきだと考えますが、皆様はいかが思われますでしょうか?是非、御覧ください。それにしても最後の市側の答弁は全く意味不明です・・・。

 

(最新YOUTUBEも御覧ください。)

 

 

 

 

(追伸)
小谷英次郎市政報告会のお知らせ。

1月21日午前10時半〜

UMECO第5室第6室

ホームページ上部の問い合わせアイコンから、メールにて是非、お申し込み下さい。

https://eijiro-kodani.info/

 

それでは一般質問での白熱のやりとりをどうぞ。

 

<大項目2(1)若年層誘客のための大規模イベントの開催について〜前編〜>

 

【小谷英次郎】

 令和5年6月の小田原市議会において、大規模イベントの開催について質問があり、市長は、様々な関係者の連携・協力や財源の確保が不可欠であるから、環境が整えば積極的に開催を考える。さらに、若者向けの大規模イベントの開催に向けた調査研究を積極的に進めていくと述べられました。また、これを受けた私の一般質問に対し、市はあくまで調査研究段階で、特定のイベントのことを申しているわけではないと答弁しました。この答弁と矛盾し、調査研究段階などでは決してなく、特定のイベント、具体的には東京ガールズコレクションを、既に実施に向け動いていると、13日の新聞報道がありましたが、若年層誘客向けの大規模イベントとは具体的に何でしょうか。

 

<市長>

 次に、大項目2、若年層誘客向けの大規模イベントの開催について質問がございました。本市では、大小様々なイベントを開催しておりますが、若年層向けということなので、ここでは、本定例会において補正予算として計上した「若者が創る、集う、にぎわいまちづくり推進事業」について答弁いたします。この事業は、国のデジタル田園都市国家構想交付金を財源とするとともに、企業版ふるさと納税の活用を視野に入れて実施するもので、3か年の事業計画を有しております。令和5年度の事業では、若者世代に訴求した事業をインフルエンサーの力を利用して展開したいと考えており、その中で若者世代と意見交換しながら、若者世代の意見や夢を具現化する、地域活性化イベントの開催を検討してまいります。

 

【小谷英次郎】

 東京ガールズコレクションに移ります。東京ガールズコレクションを小田原で開催する予定はあるのでしょうか。

 

<経済部長>

若者が創る、集う、にぎわいまちづくり推進事業におきまして、地域経済活性化のため、若者とインフルエンサーが連携・協働するイベントを開催する予定でございます。イベントの内容といたしましては、現時点で確定しているものではなく、様々なイベントを調査している段階でございます。具体的には、若者世代と一緒に考えてまいります。

 

【小谷英次郎】

東京ガールズコレクション以外には、具体的に何と何と何を考えているのか伺います。

 

<経済部長>

本市でお調べしているところでは、若者世代が好むイベントといたしましては、音楽フェス、グルメ・フードフェス、プロジェクションマッピング、ゲーム関連イベント、コスプレイベント、また同人誌販売イベントなど、様々なことがあるということが分かっております。いずれにいたしましても、本事業の目的でございます、「若者が小田原市民であることに誇りを持ち、住み続けたいと思えるまち」、「若者が訪れたい、チャレンジしたいと思えるまち」を実現できるよう、地域資源や本市の魅力を強力に発信できる方策を研究いたしまして、若者世代と一緒に考えていきたいと思っております。

 

【小谷英次郎】

音楽フェスやコスプレイベントなど、これはそれぞれ、東京ガールズコレクションは、株式会社W TOKYO(ダブルトウキョウ)としっかりコンタクトを取っていると思うのですけれども、特定の会社とコンタクトを取って調査研究をしているのか、一つ一つ伺います。

 

<経済部長>

調査・研究をしておりますイベントにつきましては、過去に本市において開催実績のあるもの、ないもの、後援したものなど、様々ございますけれども、経済活性化、地域活性化などにどういった方策が適しているのか、いろいろなことを想定して研究しているところでございます。

 

【小谷英次郎】

具体的な会社名を聞いていまして、企業名が言えないのであれば、それぞれコンタクトを取った会社の数、コンタクトの取った回数、これをお答えください。

 

<経済部長>

 既にお答えをしておりますように、本市では、まちの活性化に役立つ施策にどのようなものがあるか、常に関心を持ちまして見聞を広めているところでございます。様々な事務事業を進めまして、多くの事業者と接触をしておりますけれども、個別の事業者につきまして、この場でお答えするのは様々な誤解が生じるなど、本会議でお答えするのはなじまないものかなと考えております。そういったことで、回答については控えさせていただきたいと思います。

 

【小谷英次郎】

先ほどの答弁は、私は理解した上で質問していまして、個別の事業者の名前が言えないなら、例えばフードフェスに限定で大丈夫です。幾つの会社、そして何回コンタクトを取ったのかを具体的に聞いています。グルメフェスだとかコスプレイベントなどもお答えください。個別の事業者名を聞いているわけではありません。

 

<経済部長>

繰り返しの答弁になって恐縮でございますけれども、様々な事務事業を進める中で、多くの事業者の皆さんと接触をしております。こういった中で、個別の事業者につきましてお答えをするということは、この本会議の場でお答えすることにはなじまないかなと思っておりますので、御理解のほどお願いいたします。

 

【小谷英次郎】

事業者名を聞いているわけではないと何回も言っているのですけれど、平行線になると思うので次に行きます。

 東京ガールズコレクション以外のイベントを、答弁から、本当に研究しているのかが全く分からないのです。私、市長の1年間分の出張先を情報公開請求しましたが、3月4日、東京ガールズコレクションに出張されていますよね。まず、その事実確認だけを確認させてください。3月4日、どこに行かれていたのかです。

 

<経済部長>

先ほども御答弁させていただきましたけれども、地域の活性化、経済の活性化を目指す上で、様々なイベントを研究させていただいております。市長も含めまして、私も様々な事業を研究させていただいておりますけれども、個別の事業について、ここで個別の、例えばここに出張しましたとかというところを個々、本会議の中で個別に説明するということは、様々な誤解を生じるかなと思っております。いろいろな場面でいろいろな方とお会いをしておりますし、先ほど来、1番小谷議員がおっしゃっているようなイベントについても、もちろん調査の対象としておりますので、様々な場面でいろいろな方とお会いをしておりますけれども、個別の事案について本会議でお答えするのはなじまないものと考えておりますので、御理解のほどお願い申し上げます。

 

【小谷英次郎】

3月4日に、出張先が東京ガールズコレクションになっていたので、答えられないのは意味が分からないのですが、これも答弁がないとは思うのですが、今度、5月26日、岩手県の一関市に出張を市長はされています。何かのイベントを視察されたと思いますが、何のイベントだったのかお伺いします。

 

<経済部長>

繰り返しの答弁になって申し訳ないのですけれども、様々な全ての事業を個別にお聞きになられたときに、本会議の中で、これはこういう状況で会いましたとか、こういう状況で会いましたというお答えをするということは、本会議の中でそこまで個別にお答えするのは、ある意味、例えばいろいろな事業を執行部のほうは行っておりまして、その執行権の権限の中で様々な事業の研究をしたりとか、出張したりということもございます。ですが、それを個々一つずつ、ここで挙げて説明するということは、何か特別にそれを扱っているようなイメージになりますし、本会議の中で個別に全て答弁するというのは、本会議の趣旨からなじまないものと思っておりますので、御理解のほどお願い申し上げます。

 

【小谷英次郎】

私、これは本会議の場で聞くべき必要がある事業だと思っているから聞いています。

 次は9月2日のことを伺います。埼玉のスーパーアリーナで東京ガールズコレクションが開催されました。このとき、小田原市の職員は、この東京ガールズコレクションに出張しましたか、出張していないか、お答えください。

 

<経済部長>

繰り返しの答弁になって恐縮ですけれども、様々、事業を研究させていただいている中で、1番小谷議員のおっしゃっているイベントというのも調査研究の対象にさせていただいておりますので、その中で、もちろん市長もそうですし私もそうですし職員もそうですし、関わる職員というのは常に新しい情報を求めて様々な事業の調査をしております。そういった中で、では本会議で、こういうふうに質問されましたということで、一個一個答えるということは控えさせていただくのが妥当ではないかと思っておりますので、御理解のほどお願い申し上げます。

 

【小谷英次郎】

では、視点を変えて聞いてみたいと思います。6月市議会で、市は調査研究段階だというふうに答弁をしました。東京ガールズコレクションのことです。特定のイベントではないと、はっきり否定しました。市長が、二度も直接、私、恐らく5月26日の一関市のイベント、同日、一関市で東京ガールズコレクションが開催されていますので、そちらに行かれたのだろうなと思っていますが、こんな二度も直接、視察に行っている。ほかのフードフェス、グルメフェス、コスプレイベント、それがあるかどうかをお聞きしています。

 

<経済部長>

何か、1番小谷議員のほうから、不適切な進め方をしているのではないかというふうに受け取られて大変残念ではございますけれども、様々な事業を、本市といたしまして地域の経済の活性化につながるように研究をさせていただいておりまして、先ほど来、1番小谷議員からおっしゃられているようなイベントも、当然調査をさせていただいております。そういった一環の中で、同じものだけではなくいろいろなものを調査させていただいておりますので、そういった中で研究をさせていただいているということで御理解いただければと思います。

 

【小谷英次郎】

別に、不適切な進め方をしているとかということを明確に言っているわけではなくて、市長の1年間分の出張先を情報公開請求したら、恐らく2回、東京ガールズコレクションに視察されているのだろうという出張先が見えるのですけれど、ほかのグルメフェスだったり音楽イベントだったりコスプレイベント、そういったところに出張した形跡が全く見えないのです。だから、明らかに特定のイベントだけを市は考えて、念頭に置いて進んでいるのではないかという質問をしていますので、見解を伺います。

 

<経済部長>

繰り返しになって恐縮なのですけれども、全て確認していただいて、特定のイベントだけになっているかどうかというのは御確認をいただいているところかなと思いますけれども、1番小谷議員がおっしゃっているイベントだけでなく、ほかのイベントについても調査をさせていただいておりますので、そのあたりは御確認をいただければいいと思っております。

 

《議長》

ちょっと時間を止めてください。

 1番小谷議員に申し上げます。同じ答弁が繰り返されており、進展がないように感じております。違う角度から、また違う質問とすることができるか、ちょっとお考えいただければと思います。