世界が憧れるまち
というのが、言うまでもなく、今の小田原市長の掲げる標語です。
これからは外国人に選ばれるまちこそ、強く発展していく街である。
そんな信念があるのかと思っていたのですが、
ゼロカーボンデジタルタウン推進課は作るのに、
国際課はつくらない。
少し残念な答弁なのが、一般質問連載、多文化共生の最終回を見て頂けたらわかります。
それにしても毎回毎回、実現可能で小田原をよくする政策提案のオンパレードです。
どんなに市長に嫌われていても、私の政策は実現し続けています。是非、ブログをご覧下さい。
小谷英次郎市政報告会のお知らせ。
1月21日午前10時半〜
UMECO第5室第6室
今年度はずっとクローズドなタウンミーティングを市内各地で毎月コツコツと行ってまいりましたが、久しぶりにオープンな市政報告会を開催します。
席数が限られておりますので、ホームページ上部の問い合わせアイコンから、メールにて是非、お申し込み下さい。
<大項目1多文化共生社会の推進について、(最終回)小谷英次郎の政策提案>
【小谷英次郎】
ここから全て総括をして、政策提案を行わせていただきます。
ここまで多文化共生について、実に多くの部局から答弁をもらってきました。そして、それぞれに大変評価できる取組もありましたし、課題も明らかになりました。登壇の繰り返しにはなりますが、今、小田原市は多文化共生に一歩先を進んでいくのか、それとも立ち止まるか、分岐点にいます。立ち止まるのは後退を意味します。これだけ多岐にわたる施策の推進には、それを主導する国際課を新たに新設する必要があることは、ここまでの議論で明らかです。12個目の提案です。国際課の新設、いかがでしょうか。
<企画部長>
国際課を設置すべきというお話だったかと思います。現在、人権・男女共同参画課、また文化政策課などにおきまして、その分野ごとに、多国籍住民の生活や交流などを支援しているところでございます。出産・子育て、教育、医療・介護、防災、さらには相談体制の整備、また多言語情報の提供など、外国籍住民を支援することは大変重要だと考えてございますので、適切な組織体制で対応してまいりたいと考えております。
【小谷英次郎】
少し残念でして、本市は世界が憧れるまちを目指しているのではないのですか。世界が憧れるまちにゼロカーボン・デジタルタウン推進課があるのに、国際課がないのは極めて残念です。
ハードルを下げて、13個目の提案です。先ほど来、広報周知やアウトリーチの難しさが答弁からも分かります。また、外国人コミュニティの核、そして多文化共生推進の核となるようなキーパーソンの発見も急務です。そういったコミュニティに積極的にアウトリーチをかけていける人材が不可欠であると私は考えます。こういった仕事を担ってもらうために、外国人を職員に積極雇用してはいかがでしょうか。
<企画部長>
本市の職員採用試験につきましては、申込者の国籍を問わず、広く門戸を開いて実施しているところでございます。
【小谷英次郎】
答弁は当然承知をしておりまして、国際課の職員、そして多文化共生推進の仕事を担うための職員、多文化共生イベントの主導やキーパーソンの発見、アウトリーチ型日本語教室の主宰など、私の政策提案を担える職員、積極的に外国人コミュニティにアウトリーチをかけていける職員を、特別に募集要項を作って公募してはという質問です。再度、答弁願います。
<企画部長>
多文化共生の推進などを担う職員の採用ということでございます。事業の必要性や組織の在り方などを整理いたしまして、検討することになるものと考えております。
【小谷英次郎】
検討をお願いして、またハードルを下げまして、すぐにでも行える代替的な14個目の提案です。一般財団法人自治体国際化協会、通称クレアのJETプログラムを活用してはいかがでしょうか。
<企画部長>
JETプログラムでございます。本市では、このプログラムを活用しまして、過去に外国語指導助手(ALT)を採用した実績とかもございます。また、クレアに関しましては、昨年度、令和4年4月1日から職員を1人派遣しておりまして、関係性を既に築いております。このようなこともありまして、本市にとって有益なものがあれば、ぜひ取り入れてまいりたいと考えております。
【小谷英次郎】
今、私は、ALTのほうではなくて、国際交流員のほうを提案したつもりでしたので、そこも併せて検討いただきたいと思います。
職員派遣はとてもすばらしいと感じます。ただ、有益であることは目に見えていると申しますか、何度も繰り返し述べていますが、今、小田原市は分岐点にいるという危機意識をもう少し持っていただきたいと考えます。
次に紹介するのもクレアの事業です。ハードルをより下げまして、15個目の提案です。クレアの地域国際化推進アドバイザー派遣の要請を行ってはいかがでしょうか。
<企画部長>
先ほども申しましたけれども、クレアには職員を1人派遣しておりまして、関係性を既に築いているということもございます。したがって、本市としても有益なものがあれば、ぜひ取り入れてまいりたいと考えております。
【小谷英次郎】
なかなか前向きな答弁をいただけなかった印象なのですが、ぜひとも提案を様々に検討いただけるとありがたいです。世界が憧れるまちが、144の自治体の後塵を拝していては元も子もないと考えますので、多文化共生推進プランの策定は最低限であると申し上げます。
(1月1日〜滞っていた更新を定期的に週2回目標に再開いたします。是非ご愛顧下さい。)
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