今日、8月12日は実の弟の誕生日です。

 

とても仲良しで、そして、一人の政治家としても尊敬してやまない坂野経三郎。

 

私は男三兄弟ですが、三人の仲はとても良くて、絆はとても深い。

 

弟は小さい頃から、人気者。スーパースターでした。

 

中学校1年生で生徒会長。野球部ではもっぱらチャンスにだけ撃ちまくるムードメーカー。欠員が出ると急遽ラグビー部に請われて入部、そして兼部。ラグビーを初めてわずか1週間で大会に出場。文化祭ではマイクを握って全校生徒の前で熱唱。

 

性格が良いので、私のように敵を全く作らず、妬まれず、ただひたすら色々な人に愛され続けていました。

 

私は教育公務員だったこともあり、弟の選挙を一度も手伝えたことがありません。

 

それなのに、弟は、この4月。自分の統一地方選挙が終わるや否や、小田原へ。忙しい鳥取県議だから、ほぼ隔日に鳥取にとんぼ返りで、またリモートでひたすら仕事をしながら、何度も小田原を訪れてくれました。

 

選挙の恩は選挙でしか返せない。という政治家界隈の格言があります。

 

ところが弟は、自分の選挙に一度も手伝いに来たことの無い兄のために、必死で汗を流し続けてくれました。献身的な支えでした。

 

何より、鳥取史上最年少で県議になった人物です。示唆に富んだ助言は常に正確で、私の大勝利の原動力となりました。

 

本年2月3日、加藤憲一前小田原市長をお招きした市政報告会。200人を超える来場者に足を運んで頂きましたが、その日、司会を委ねました。

 

会の中、唐突に

 

「兄、英次郎は幼い頃から、正義感の塊でした。いじめを受けている友達がいたら、どんなに年が上で、どんなに力が強くて、どんなに相手の人数が多かろうと、いじめっこたちに対して、友達を守るために立ち向かっていっていた」

 

「兄、英次郎が、パワハラなんてする人間では無いこと、誰よりも弟である私が知っています。」

 

そんな風に語ってくれた時、涙を禁じ得ませんでした。

 

小田原の政界の中で、多数によって、パワハラの冤罪を着せられていた最中でした。

 

今では多くの市民の方が、冤罪であったことを知ってくださっていますが、本当に心から嬉しいメッセージでした。

 

誰からも愛されていた弟と、不器用すぎて、なぜか敵を作ってしまう私。

 

数十年という時を経て、基本があまり変わっていないなと実感していますが、これからも私らしく、ときにはしっかりと弟を見習いながら、歩みを進め続けて参りたいと存じます。

 

写真は弟の大親友、衆議院議員の中谷一馬さんと。

 

一生懸命探したのですが、統一地方選挙の最中の弟とのツーショットが一枚もありませんでした。これも弟らしいエピソードなんです。常に裏方に徹し、私を中心とした写真ばかり取り続けてくれていました。

 

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