こんにちは。
またまた旅のつづきです。
今回は遠野編。
花巻市のお隣り、遠野市。
遠野といえば『遠野物語』でしょうか…?
河童や座敷わらしなどが登場する遠野の民話は多少なりとも知っている方が多いことと思います。
岩手県南東部の内陸に位置する盆地である遠野。
早池峰山の一部もこの遠野市に入っています。
花巻から「めがね橋」を通って遠野へ。
アーチの並ぶ宮守橋梁。やはり「銀河鉄道の夜」が思い浮かびます。
遠野市立博物館。
ここは、シンプルでわかりやすい展示で、遠野のことがよくわかるお勧めの場所です。
初めてなら、まずここを見てから遠野を回るといいのではないかなと思います。
映像シアターがあり、アニメーションで遠野物語を楽しめます。
柳田國男の『遠野物語』を読み通せなかった人(私^^;)でも安心です笑。
水木しげるさんの遠野物語のアニメーションもありました。
こちらは、言わずと知れた?「カッパ淵」。
常堅寺裏手にあるカッパ伝説が残る小川です。
きゅうりでカッパ釣りの体験もできます。
ホップ畑。
遠野はホップの産地。クラフトビールを楽しめるお店もあります。
カッパ淵の近くにある「伝承園」には、曲り家や水車など、かつての農村の生活様式が再現されています。
「遠野物語」の話者でもある民俗学者、佐々木喜善さんの展示室もあります。
そして、行ってみたかった「こども本の森 遠野」。
想像力と創造力を育む場となることを願って、民話の里、遠野に作られたこどものための本の森。
安藤忠雄さんの設計・建築・寄贈で2021年にオープンしたまだ新しい施設です。
1、遠野と東北
2、自然とあそぼう
3、体を動かす
4、動物が好きな人へ
5、まいにち
6、食べる
7、世界を見渡す
8、きれいなもの
9、ものがたりと言葉
10、未来はどうなる?
11、将来について考える
12、生きること/死ぬこと
13、こどもの近くにいる人へ
13のテーマ別に本棚があります。
もちろん大人もじゅうぶん楽しめる、わくわくする空間。
明るさと落ち着きを感じる居心地のいい場所でした。
公式キャラクターがかわいい☻
左から、のきのき、ししどん、こもるん、とったばった、もーりせんせい、ざわっこ、かっぷー。
キャラクター設定もユニーク。
外観はこんな感じです
この日は、断続的に激しい雨が降る日で行くのをあきらめた所も。
その代わり?、ジンギスカンをいただきました。
遠野でも古くからジンギスカンが食べられていたのですね。
そして、遠野のジンギスカンの特徴が“バケツ型”であることを知りました。
雨足も強くなってきたので早めに(花巻に)帰ろう…と思っていたのに
大河ドラマ好きの夫の希望で、少し離れたところにある「えさし藤原の郷」(奥州市)へ行くことに…
約20ヘクタールの敷地に、日本で唯一、平安貴族の住宅や寝殿造り、武家館などの建物を再現した歴史公園です。
遠野からは車で1時間弱くらいの道のりだったでしょうか、途中から土砂降りに☔
だんだん口数の少なくなるわたし…
ところが、現地に着くとピタリと雨が止んだのでした。
そして、お天気が悪かったせいかほとんど人がおらず貸し切り状態だったのです。
私もちゃっかりしたもので( ´艸`)
いざ来てみると、弓矢の体験をしてみたり、時代衣装を着て写真を撮ってみたりと
人のいないことをいいことに、なかなかのはしゃぎぶりでありました( 〃▽〃)
現在放映中の大河ドラマ「光る君へ」はもちろんのこと、歴代の大河ドラマの多くがここで撮影されており
撮影の様子の映像や写真などもあって、
なるほど大河ファン、歴史ファンにとっては魅力いっぱいのところだと納得しました。
地元の人たちがエキストラとして出演している様子が映像で紹介されているのも面白かったです。
お付き合いくださりありがとうございます。
これで今回の旅については終わりにしようと思っているのですが
もしかしたら…
あと一回番外編を書くかもしれません^^;
またここでお会いできたら幸いです。
それでは皆さまどうぞお元気で💛