ここからの眺めが好きで、たまに気まぐれで行ってみる披露山公園。
逗子の西の高台にある小さな公園です。
海軍の高射砲台跡が展望台や猿舎などに使われていて
孔雀やあひる、鶏、セキセイインコ、モルモット、うさぎ…などが飼育されており
あとはほんの少しの遊具があります。
よく晴れた日は、江ノ島のうしろに富士山がきれいに見えるので
それが楽しみで行くのですが、
もちろん晴れているからといって必ずしも富士山が見えるわけではありません。
中央辺りに見えるのが江ノ島、その後ろに厚い雲に覆われて頭を少しだけ出しているのが富士山です。
江ノ島の手前、海に面しているオレンジ色のマンションのあるところが逗子マリーナ。
そして一番手前が“ビバリーヒルズ”です!
展望台の下より
(富士山はさらに隠れてる)
こちらは葉山方面。中央に見えるのが葉山マリーナです
そんなアタリかハズレかわからないところや
細い坂道をぐんぐん上がっていく感じや
いい眺めがあって、“ビバリーヒルズ”(高級住宅地)もあるのに、なんだか少し気が抜けたような公園の感じや(失礼^^;)
明らかにハズレだとわかっていても行きたくなってしまう自分を
ちょっと面白がっているところもあります。
そうなのです。
別にその日、富士山が見えなくてもそれほどがっかりするわけではないのです。
たまたまその日、その時、見えなかったというだけのこと。
そして、そんな眺めを有していながら、なんてことなく、“ただそこにあるだけ”のようなこんな場所があることがちょっと嬉しく感じられるのです。
アタリもあればハズレもあって
期待していた通りということもあれば、期待とは違うこともあり
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあり…
けれども、アタリもハズレも、
何らかの理想やベストを設定して自ずとそれを叶えようとしているから生じていることで
そもそもアタリもハズレもなくて、いい日も悪い日もなく
ただそうだった、そういうことだった、そういう一日だったということなのだろうなあと思います。
晴れの日もあれば、曇りの日も、雨の日も、風のつよい日も、嵐のような日もあるように
ただ今日はそういう日だったんだなあと思えたら
それはみな同じ一日であり、“いい一日”なのだろうと思います。
気負いなく今日を過ごせたらと思います。
気負わずに。
おまけ♪
材木座(鎌倉)のお気に入りのお店で南仏の郷土料理をいただきました。
カスレ
デザートのルバーブのタルト
美味しくて楽しくて幸せな時間でした。
材木座海岸
左側に見えるのが逗子マリーナです
お付き合いくださりありがとうございます。
皆さまどうぞお元気で💛