間もなく終わりを迎える展覧会をもうひとつ。
茅ヶ崎美術館で開催中の「フランシス真悟 色と空間を冒険する」です。
こちらの展覧会もとてもよかったです。(6月9日まで)
アメリカ サンタモニカ生まれで、アメリカと日本にルーツをもち、
ロスと鎌倉を拠点に活躍されているフランシス真悟さん。
色彩が人にもたらす知覚体験を探求し続けてこられたそうです。
15層~20層の半透明の油絵具を重ねて多元的な世界の拡がりを表現した作品や
青一色で瞑想的な空間を作り出したもの、
色彩の日記のような壁一面のドローイング作品など、とても楽しい体験でした。
最初の展示室の「インターフェアレンス」は、差し込む光の加減や見方によって印象や感じ方が変化するので、特に時間をかけてゆっくり鑑賞しました。
最後の展示「バウンドフォーエタニティ 永遠に向かう」も、じっと見ていると視覚的変化が感じられ、宇宙空間に吸い込まれていくようでした。
写真では伝えられな~い💦
実際に見るととても美しいです
15分おきに天窓を開けたり閉めたりして採光を調節しています
壁一面のドローイング作品。色彩の日記のような「デイリードローイング」
コロナ禍のロスでロックダウンを経験されたフランシス真悟さん。
アトリエに行くこともままならない中、家にあった画材を使って日々ドローイングを続けられたそうです。
ノート類
「バウンドフォーエタニティ 永遠に向かう」
じっと見ていると吸い込まれていくようです。
併設のカフェ「美術館カフェ ルシュマン」さん
“高砂緑地“の中にあるこじんまりとした美術館。好きな美術館のひとつです。
駅から高砂通りを通って海岸まで歩くのもいいです。
この日、晴れていたはずの空はいつの間にかグレーに。
遠くに見えるは江ノ島です。
お付き合いくださりありがとうございます。
明日もどうぞいい一日でありますように💛