世田谷美術館で開催中の「美術家たちの沿線物語 小田急線篇」
先月(2月)の下旬に観に行きブログには上げていませんでしたが、
まだ開催中でもあるので書いておこうかなと思います。
小田急線沿線と言っても、美術家たちが集まっていたのは主に世田谷区。
成城学園前~下北沢あたりが中心です。
現在は都内随一の人口を抱える世田谷区ですが、かつては武蔵野の趣を色濃く残す農村地帯。
明治の終わりから昭和のはじめにかけて、私鉄各線の開通により、
美術家はじめ、文学、映画、演劇、音楽などに携わるさまざまな文化人が移り住み、
創作活動を展開し、交流を深め、まさに“世田谷的”としか言いようのない独特で豊かな文化的土壌が育まれていったとのこと。
(ブックレット参照)
平塚らいてう、瀧口修三、堀文子、横尾忠則、山口蓬春、谷内六郎、森繁久彌、向井潤吉、佐藤忠良、船越保武・桂・直木、
土方久功、荒木経惟、武満徹、萩原朔美、大山魯牛、石井寒巌、淀井敏夫、山本常一、淺井慎平……
書ききれないほどまだまだたくさんの方々。
島尾伸三繋がりでしまおまほさんも。
写真がとても可愛かったです。
人が町を作り、文化を育んでいくのだなあと実感しました。
○○の会などが発足し、分野や会派、流派の垣根を越えて穏やかに交流し合い、情報を交換したり、刺激を受けたり、励ましあったりと、今の時代とはまた違った直接的な交流の仕方をしていて、関係性の深さを感じました。
結婚してから身近になった小田急線。世田谷区にもご縁ができて、祖師ヶ谷大蔵周辺にはよく行きます。
こうして町の物語を知ると、より親しみと興味が湧いてきますね。
4冊の小冊子のセットを無料でいただきました。
割引を使って400円で入場したのに申し訳ないような気もしましたが
写真撮影不可だったので資料があって有り難かったです。
ここでは触れませんでしたが、2階には、京王線、井の頭線の展示もありました。
砧公園の写真も先月下旬の時のものになります。
今はもう少し春めいているのではないかなと思います。
お付き合いくださりありがとうございます。
おやすみなさい、よい夢を🌙
明日もどうぞいい一日でありますように💛
冬のやわらかな陽ざしがきれいです✨