こんにちは。
今日は雨風のつよい荒れたお天気です☔（書き終わった頃にはお日さまが！）
いかがお過ごしですか？
これは、部屋に飾っている大切にしている絵です。
エストニアを旅した時に、道端で描いていた方から譲っていただいたもの。
海の青いところの油絵の具がまだ乾いていなくて
そっと抱えながら大事に持ち帰ってきた思い出の絵です。
ボートに乗っている女性は
私の中にある、こう在りたい私のイメージにぴったり重なります。
それは心の状態のことです。
何かに縛られたり、捉われたり、窮屈な気持ちになった時、
この絵を見るとほっとします。
ボートに乗っているって
環境や状況に心が繋がれていないこと。
自分で漕いでどこにでもいける。
どんな状況にいても心は自由でいられることを覚えると
とてもらくに、楽しくなります。
そしてこれは、昔々に（笑）、娘にプレゼントした本です。
娘の本棚から拝借してきて見てみたら
裏表紙に“2001年 7月3日 おかあさんより”って書いてありました。
けっこう“昔”ですよね…
ここじゃない何処かに行ってみたい、違う世界を見てみたい、
そんな胸いっぱいの好奇心でボートに乗って漕ぎ出していく女の子。
いろんな経験から教えてもらったことは…？
女の子の中に膨らむ好奇心も、行動力も、知りたいと求める気持ちも素敵です。
本のタイトル通り、”心の居場所”について思い巡らすことの素晴らしさを感じます。
いつどこにいても心の居場所がしっかりあるっていいですね。
それを経験から実感することができたら最高だと思います。
そして、これはよく知られている絵本でしょうか？
「ちいさな島」。
作者（文）のゴールデン・マクドナルドは、
マーガレット・ワイズ・ブラウンと同一人物なんですよね。
谷川俊太郎の訳もとてもいいです。
彼女が文を書いた「おやすみなさいのほん」（ジャン・シャロ―絵）は
私が買ってもらって今持っている本の中で、多分いちばん古い本です。
当時の本の値段、320円。（笑）
時代を感じます。
変わらない大きな存在にいつも守られている安心感に包まれる一冊。
今も大事にしています。
“ちいさな島”は、”ちいさな私”。
とてつもなくおおきい海にかこまれた、とてつもなくちいさな島。
そんなちいさな島（私）だけれど…
自分が自分であるだけでもたらされる豊かさと
繋がって生きることの豊かさを感じさせてくれます。
国と国も、人と人も同じじゃないかなあと感じます。
古い本が続いたので、去年やってきた新しい本を一冊。
「しあわせの島へ」。
作者は私と同世代のマリット・テルンクヴィスト。
オランダで育ったそうですが、お父様はスウェーデン人だそうです。
リンドグレーンの作品の挿絵を描いたりしていますね。
ボートならぬ、いかだに乗って“しあわせの島”をさがして旅する女の子。
大きな島や小さな島。がけのある島やたいらな島。
みんなが考えごとをしている島、いつでもパーティをしている島、
楽園のように自由な島、
なかよくきょうりょくしている島。
どの島にいっても人々は「ここがしあわせの島だよ！」そう言います。
じゃあ、自分にとってのしあわせの島は…？
しあわせって誰かに、何かに合わせていくものではなくて
もっと個人的でクリエイティブなものなんですよね。
カラフルでキュートな絵は見ているだけで楽しく、想像力をかきたてられます。
家で過ごす時間が多くなっている今、
家の中にある自分の好きなもの、ほっとできるものを見つけてみるのもいいですね。
家族でもそれぞれ違うでしょうし、
自分のことでも忘れていたりするかもしれません。
好きなものと一緒にいると気持ちが落ち着きます。
不安な気持ちに留まらないで、
心地よさを感じること、ほっとできる所にいつでも自分を戻してあげられたらと思います。
特に夜眠る前には、すっぽりと安心感に包まれますように。
朝にはその日一日を生きる力が毎日備えられますように。。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
皆さまどうぞお元気でお過ごしください。
心にいつも平和と希望がありますように(*´ω｀*)