こんにちは。kokoroと申します。にっこり

あけましておめでとうございます。門松

ギャンブル依存病の夫と向き合って5年半。blogを読んでくださっていた皆さんは、お久しぶりです。




今年は元旦から石川県で大地震があり、被災された方にはお見舞い申し上げます。1日でも早い復興をお祈りしています。




災害、事故で不安のある年明けとなってしまいましたが、いつどこでも誰が合うかわからないので備えは大事だと思っています。




世の中の不安などある中で、それぞれの個々の家庭や1人1人の問題もあろうかと思う思います。私の場合、夫のギャンブル依存症で介護生活と言っても過言じゃ無いと思う、日々の生活が自分の中で一大事であり、それに振り回される現状があります。被害が最小限に済むように備えています。失敗もまだ多いですが。



思えば、世間がコロナがどうだこうだと騒いでいた3年間くらいも、コロナが気にはなるものの、夫の病気のことでバタバタ忙しい期間でした。ある意味、個人的なことに集中していて、世の中の不安の渦に取り込まれなくて怖い怖いと精神的に落ち込まずに済んだのは幸いかもしれません。




結婚してからというもの、何度も生活費のやりくりとローンの精算、生活の立て直しに時間を割き、本当に辛くて大変な経験もありました。




結婚期間、全て毎日が不幸せだったかというとそうではありません。楽しいこともたくさんありました。

しかし、辛い思いの方が濃くて重くて、より強い印象が残ってしまっています。




離婚してこの状況から逃げたいとも何度も思いました。

でも逃げることはいつでもできる、できるところまでは一緒に居て病気を回復させようとしてきました。




それでも離婚してこなかった、離婚しないのは、自分分析すると、夫を回復させるには家族のサポートが必要なこと、私1人で生きていく勇気がない、寂しいと思うこと(自立できていないこと)もしかしたら共依存であるのかも、病気とお金のことがなければ夫と一緒に居るからこその幸せと楽しみもあることなどが挙げられます。




昨年の2023年は、思い起こすと、夫のギャンブル依存症の勢いはとまることなく、対処としてさまざまな新しい経験をしました。

前回の続きがまだまとめられていません。文章にするのも辛い時期がありました。




夫の依存症はまだ回復まではしてはいないものの、回復に向けた行動を取ることができました。今後の回復に繋がるであろう大きな一歩、二歩は進めたと思います。

まずは、私自身に、

「お疲れ様、頑張ったね。」

と言いたい。そして夫にも、

「行動してくれたことはありがとう、失敗が多くて大変な1年だったけど確実にやれることをやってきた年。大丈夫、治していこうね!」

と言いたい気持ちです。




またblogで詳しく載せて、頭の中を整理したいとは思っていますが、夫のギャンブル癖は止まることなく、ありとあらゆるお金を注ぎ込み、(犯罪を犯すまではいっていない)あらゆるところから借りてきて、(ヤミ金には借りていない)、離婚する場合の細かな取り決めまで話し合い離婚一歩手前になり、私は体を壊してしまい病院にも行きました。




貸付自粛制度に申し込み、2件の債務整理の任意整理をしたにもかかわらず、年末まで続きました。異常なほどまでのギャンブル欲、借金癖。

夫が悪い人間なのではなく、脳の病気とはわかっているものの生活に直結するため、夫の人間性を疑い、グチグチ文句を言って叱るとそれがストレスでまたギャンブルをしたくなるという悪循環。




ただし、使う金額と借りる金額は以前に比べ桁が変わりました。

本人に言い聞かせたからとしても、だめな病気なので使わせない、使えない環境にすることが本当に有効的でした。




給料を全額入れず隠し口座に入れ、給料明細の偽造までしていたのもようやく去年の後半には止まりました。またするかもしれませんが。

ローンを毎月払うだけでも金銭的にも精神的にも辛いのに、まだ使うなんて。

ネットで検索すると、

これは経済的なDVではないか!

とまさかのDVという言葉にイライラと悲しいのとが募って苦しい気持ちになってしまいました。




昨年は子どもも産まれました。わたしたちにとって初めての子どもです。

"子どもができたら変わってくれるはず"

なんて、多分無理なんだろうとは思っていました。

他の方のblogや本の手記など読んだ通り、夫も病気は止まってはくれませんでした。

それにしても、ひどい、ひどすぎる。

出産なんて女は命懸けなのだから!

ですが子どもは私たちにとって希望であり、幸せであり、だからこそ今後変わっていくきっかけにはしてほしいと思います。




妊娠中、里帰り、出産時、産後と、対策したものの変わらずギャンブルと借金を繰り返しました。むしろ、わたしが目を光らせられないことで、ギャンブルができる絶好の機会を与えることになってしまったのでした。




「こんなに向き合っているのに!」

「こんなに優しく対応しているのに、我慢しているのに!」

「こんなに頑張って節約しているのに!」

「こんなに頑張ってお金を管理しているのに!」

,………




何か不満でもあるのだろうか?バカなのか?別れてやる!もう知らない!とフツフツと湧き上がってくる怒りの感情を、自分だけでは処理できず、夫の母親に聞いてもらっていました。聞いてもらえることで救われていました。




今ここでblogをすることの意味として、冷静に夫のこと、病気、自分自身と向き合うことができること、現状を整理できること、対策について考えれることなどがありますが、1番は、自分の感情をストレートにここに吐き出せる、これに尽きると思います。




親友にさえこんなこと話せません。

ドン引きだと思います。

経験している当人、家族にしかわからない心の痛みであり辛さです。

自分の親に話せば離婚を勧められるであろうし、お金の援助や心配をかけてしまうでしょう。

夫のイメージも悪くなります。





ですが昨年は細かい金額などは話していないものの、病気で苦労していて生活が大変であることは話しました。

わたしの両親から話すことも少しは夫に響いてくれたら良いと思い、近々話し合いも検討中です。


今年はG.A(ギャンブラーズ・アノニマス)


に行くことにしました。ようやくここまで辿り着きました。本人が、もう辞めれる道を探して最終的に行きつきました。それは回復への糸口だと思います。大きな前進になると期待をしています。




G.A(ギャマノンアノニマス)を調べていくうちに、種類があることを知りました。オープンとクローズドがあり、オープンは本人以外の家族も参加できるようです。

本人だけのクローズドに本人を参加させたかったのですが近くにないのでオープンでも良いから参加させてみようと思います。

引きずって行くわけにもいかないのですから、自分が行く気にならないと何も始まりません。




ここまでせずとも回復の見込みがあれば、態度と結果に見られれば、わたしもそこまで勧めなかったと思います。

全く止まることがなく、1ヶ月も立たずほんの数日でギャンブルをしてしまう、借りてくる思考なので脳を回復させる他ないと思っています。




時間はかかるかもしれませんが、できることは1つ1つやってみて、目の前の問題を片付けながら病気を回復させていきたいと思います。




子どもが小さいので、今すぐ働くのは無理ですがこの間に夫のことをサポートしつつ、夫が良くなってくれることを信じてみます。




夫と関わる中で、ギャンブル依存症の特有の感覚を知りました。本人は借金がばれると後悔してひどく落ち込みます。なぜかわからないけどその場ではもうやらないと思うのでしょうが、翌日になると昨日のことがなかったかのようにまたギャンブルをしようとしてしまいます。




負けたらその分また取り返そうとしてまた負けます。買ってもそれを全部使い結局負けます。通常の脳であれば、普通の人だったらリスクを考えますが、あえてリスクのある方を選びます。何度もその方法は間違っていると私が言うのに、その時はわかるのに、そう思えて仕方ないらしいです。




今、夫は

「ギャンブルをやめれるならやめたい。」

と言います。やめられなくて辛いらしいです。好きだから楽しいからしていると思っていました。

「なぜしてしまうのかわからない。」

そうです。

借金をしてまでギャンブルしてる時の高揚感から、負けてお金を失い一気にどん底に落ちた時の喪失感や不安感でジェットコースター状態の脳に自分でも疲れるそうです。




まずは病気として認めて、今まで辞めることができている人の話を素直に聞いてその通りにやってみることだと思います。

自らを辞める環境に置くことだと思います。周りの人も、物も。




応援してくださる皆様、ありがとうございます。

また時間のある時に昨年の続きを載せたいと思います。







 2024年からの家族としての対策と決意

前に夫のこの病気をそばにいて絶対に治すんだ!と決めたことを忘れずに、今年も決意と昨年までの経験からの対処を載せてみます。


・お金やマイホームなど今無いものを数えない、今あるものに感謝し、口に出す。今無いものも諦めないで良い、目標はあっても良い。明るい未来を想像する。


・1000円は予備と、硬貨500円程度を都度小遣いとして渡し、ノートにお金の動きを書かせる。

職場の飲み会など必要な時は随時必要な額のみ渡す。文章などがある時はそれも見せてもらう。

←ギャンブルの資金にしてしまうので気をつける。それだけで終わらない、後追いして借金など被害が増える。

持たせていないお金でギャンブルをしたのが発覚したらそれも書かせる。スマホ決済など。いくら使っているか把握させる為。


・給料は全額入れてもらう、通帳、現金は毎日しっかり管理する。特に給料日、ボーナス日などお金が入る時は注意。夫が出かける時注意。

(キャッシュカードは暗証番号を変えたが、印鑑と通帳を持って下ろしてしまう為)


・できる限り自分の無い貯金をこれ以上減らさない。貸しても返ってこない、あげるのでなければ出さない。(私自身の今後の生活や急な出費にお金は必要。)


・半年に1回は借金の照会機関に照会をかける。

←本人が言うことは当てにならない。何度も失敗した。確認の上で必ず取る。初期消火をしないと隠すために隠している間に借金が増える。(借金を借金で返したり、借金をギャンブルで返そうとする為。)新たに借金が見つかっても、面倒でも毎月払わせる、立て替えて一括返済しない。(借りられる枠ができたらまた借りてしまう為。一括で払うとそれが実績となってまた借りやすくなってしまう。

ただし2ヶ月払わず延滞している場合は一括請求でくるので一括で払うか払えないなら弁護士に相談して債務整理するしかないと思う。


・スマホは2日に1回は見せてもらうようにして目を通す。

←ギャンブル借金のアプリはアンインストールしていて知れない可能性はあるが、ギャンブルとローンのアプリがないか、ネット銀行つくっていないか、メール、LINEも見る。スマホ代の現時点の請求を見ることと明細を見る。(キャリア決済にしてギャンブルをする為。ギャンブルができるアプリは見つけたら利用停止させる。)


・自分自身の精神面を鍛え、夫が居ない時間も寂しくないようにする。いずれは経済面も自立しておくと安心。


・まずは自分の心を落ち着けて自分の健康を害さないようにする。ストレスを溜め込んだり自分や夫を責めてストレスを増やさない。失敗は当たり前というスタンスで期待しない。あらかじめ想定しておく。自分が元気で幸せで無いと人のサポートができない、力をあげられない。

身内に聞いてもらうか、自助会に参加する。


・家事を手伝ってもらった時など、些細なことでも夫にありがとうと伝え気持ちよく過ごす。


・暗闇を経験した分明るさに気づける、経験としてある程度受け入れて流すものは流す。自分の問題として入り込みすぎない。あくまでも少し離れた位置からサポートをするスタンスを忘れない。


・嫌なことがあった時は1度落ちても良いが、その後は気持ちを切り替え、笑顔、笑って過ごす。ずっと引きずらない。


・失敗した時に、何度でもその場から再スタートはきれる、と夫に言う。回復の過程でもギャンブルや借金はしてしまうらしい。0は求めない。


・ギャンブル依存症は治る!完全にとは言わなくても依存症が回復し、離婚せずに家族でこのまま過ごせている、悩まずに穏やかに過ごせる日が必ず来ると信じる口に出して言う。


・それでも、相手が離婚を選択する場合はそれも覚悟する。しがみつかない。自分も回復に向けて行動を起こしてくれなかったり一緒に生活していくことが困難と判断した場合は1度別れて離れることも選択肢の1つとして悪いことでは無い。


 過去の反省点・今悩んでいる家族に伝えたいこと

もし過去に戻れるなら、もっと早い段階で債務整理の任意整理を相談しておこなうべきだった、貸付金自粛制度を登録するべきだった(任意整理をしてブラックになっても貸してくれるところがある為、これもすることをおすすめします。)借金の照会をとって全額知っておくべきだった、早く医療機関やG.Aに繋げるべきだった。






長くなりました。

読んでくださった方、ありがとうございます。




コメントはありがたいのですが、病気で悩んでいる方、ご家族のことも踏まえ、コメントによっては削除させていただきます。できる限り前向きなコメントお待ちしています。