光の道で賑わう季節がきた
ふらっと立ち寄ると、まだ整理券が配られていたので初めて無料の階段席で見ることにした
その日は朝9時半から並んだ人もいたらしい
宮地嶽神社の本殿に登っていく
階段の半分より下あたりのその席には
陽が沈む小一時間前に脇道から入場できるようになり、思い思いの場所に着席して試し撮り
何枚も撮ってはみたが、階段上部の有料席とは高さが違うのでこれが精一杯 笑
夕陽が鳥居にかぶらないよう譲り合って
皆静かにはしゃぎながら色んな体勢で写真を撮っているのが微笑ましく
あいにくの大きな雲の下
一瞬だけ最後に真っ赤が見えると
口々に「おぉー」っと歓声が沸き
ストンと一瞬で海に消えると
何処からともなく拍手が湧き上がった
陽が沈んでいくのを待っていた時、
覚悟の上で挑んで手にしたからこそ
(ちょっと大袈裟 笑)
少しでも観やすいよう譲り合ったり、
弾丸トークを聞かせてもらったり
現地での親近感と団結力湧く、
城ホールの機材開放席の事を思い出していた
小田さんが歌いながら
近くまで来て手を振ってくれた時、
後ろの座の声も体もとても大きなおじさんは
「もぅ俺、これだけで来て良かったわ!」と
涙声で叫んでいた
最後にもう一度、皆に手を振ってくれた時には頭が真っ白なまま
隣のお姉さんと一緒に
両手を上げて飛び跳ねていたのを覚えている
歳を重ねるごと、たくさんの思い出は
より大切な宝物になってくる
元気でいよう
小田さん、ありがとう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶