代表者(私)もどちらかといえばマイナス思考です。

 

でも、完全なプラス思考の人もいなければ、完全なマイナス思考の人もいないと考えています.多くの人がケースバイケースで使い分けていると言えます.

 

 例えば、事業撤退についてはマイナス思考が役に立っているといえます。撤退はほとんど一人の孤独な決断で、ヘタに相談すると失敗する事が多いと思います.

 危機への対応もどちらかといえば、最初から「想定している」マイナス思考の方の方がうまくやれるように思います.

 

 一方でビジネスの話をする時や新規事業に取り組む時、みんなで目標を設定する時などはマイナス思考だけではうまくいきません。

 

 例えば、新しいゲームのアイデアを考えている時は、質より量が重要になることがあると思います.アイデアを出す手法の一つである「KJ法」などでは批判が禁止されています。※ご存知ない方は検索してみてください。

 

 批判するのではなく、自身の新しいアイデアで他のアイデアを上書きすることを考えみてください。

 

 しかし、その企画のやる・やらないを選択する段階になるとマイナス思考も必要になってきます。法令に違反するものはもちろんできないですし、会社の目的や理念に反するものはやれません。しかし、その時も全否定をせず部分否定をし、「ではどうしたらいいか」を説明する努力をしてみてください。

 

※「弱いものいじめ」については全否定してもいいです。ぜひマイナス思考の問題発見力を生かしてください。