今日の何があった日は、トキノミノルが脚の故障を押して日本ダービーを優勝した日です

1951年のことでした

 

 

トキノミノルはデビュー戦を2着に8馬身差をつけての圧勝を飾り、1951年の皐月賞を無敗で制覇したそうです

しかし競走翌日、中山競馬場から帰厩したトキノミノルは歩行異常を来たし、さらに25日には右前脚に裂蹄を生じたそうで、31日は東京優駿に向けての最終調教を行ったそうですが、岩下は脚の状態を慮り、最後の600mだけを通常通りに走らせるという軽い調教で済ませたそうです

しかし日本ダービーではレースが始まると、トキノミノルはデビュー以来初めて先頭を切らず、道中8-9番手を進んだそうです

しかし向正面から行き脚をつけて先行勢を交わしていくと、そのままゴールまで先頭で押し切り、イッセイに1馬身余の差で優勝。1943年のクリフジ以来史上2頭目となる、無敗でのクラシック二冠を達成したそうです

優勝タイムはそのクリフジが記録したレースレコードを0.3秒短縮するものであったそうです