いつもご愛読ありがとうございます。。
カエルのためのライフスタイルマガジンTREEFROGの編集長です。
5センチに迫る巨躯の編集長でございますダルマガエルにも負けません。
さて、そもそもこの雑誌を発行するきっかけが、
我々アマガエルの多彩な住宅事情だったこともあり、
改めてそこにスポットを当てた別冊を作ることにいたしました。
何のヒネリもない雑誌名ですが、お楽しみいただければ幸いです。
ではさっそく参りましょう。
特に我々アマガエルは住む場所を選ばず、どこでも元気に暮らしております。
わたしのような田舎者からすれば、都会で生き抜く同胞の知恵には感服しきりです。
このように最も人間と近い存在ですから、当然畑でも様々な住居に暮らしているわけです。
そのバリエーションをご紹介したいと思います。
まずは、すっかり定着した、ズッキーニの花。
小柄な若者限定ですが、プライベートが確保しやすく、花粉メイクも楽しめる人気物件です。
この子は雄しべをつかんでカメラ目線ですね
昨今の暑さは異常なほど。ならば温度計に居て調べれば良いという潔い個体です。
欠点は、あまり暑いと居られないことです
広大な畑にたった2件しかないプレミアム物件、ハウスのクルクル。
今年はようやっと、という感じで1匹だけ住んでましたが、もう飽きてしまったか、
現在は空いております。
こういうちょっとしたパイプも人気があります。
下写真のカップルは本日も居たそうで、たいへんお気に入りのご様子。
ピントが奥に行ってしまい見づらくなっておりますが、パッカーのすき間を選ぶ者も。
スッポリと体が収まって、安心感があるのでしょうね。
「何見てんだよ」と聞こえてきそうですが
背景のオレンジ色は大きな水のタンクで、パレットに乗せてあります。
フォークリフトで運ぶときのアレです。
このパレットのすき間が絶妙に暮らしやすいらしく、いつも数匹常駐しています。
水周りなので管理人がトマトなどを洗う場所でもあり、
そこで傷んだものをポイポイ捨てることも。
するとハエなどの虫が来るため、それを狙って彼らは常駐しているのです。
当然ここは日中も陰って薄暗いです。
そしてそこで暮らすアマガエルはたいてい暗い体色を持っています。
ここまで暗い色味だと、まるで違う種類のようにも見えますね。
隻眼の個体。この子はハウスを利用して上手くやりくりしているようです。
こんな我々ですが、最近夕方になるとハウス屋根部にあつまります。
黒い点々は、全てアマガエルです。ここは出会いの場なのです。
ここで仲間を見つけ、夜通しカエルフェスを開催します
これぞまさに愛と平和と音楽の祭典でございます。
このビニルハウスは住居でもあり、こうしたコンサート会場のような役割もあるのです。
朝はこんな風に遮熱シートの裏で、固まって眠っています。
※注意※ 管理人はフェス不参加なので想像です(笑)
TREEFROG HOUSING、いかがでしたか
こんな物件あったら面白そうとか、実際住んでみた体験談などなど、
もし可能であれば、
ご自身もカエルという体で
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残暑厳しい月末、どうか夏バテにお気をつけてお過ごしくださいませ。