就農16年目2011年①トマト14年目
長男大学
大雪・ハウス倒壊
六次話六次産業本格始動~最後
六次認定
この年女性の研修生を受け入れます。
そして2011年秋。運命的な出会いがあります。
銀座にある山形県のアンテナショップでの販売の時の事。
以前からお世話になっていた県庁の職員の方とばったり遭遇。
出張で東京に来ていたとのこと。
「いつ帰るんですか?」
「今日」
「じゃー一緒に」
ってことで晩御飯をご一緒させてもらい帰路につきました。
その時です。
「ところで山川さんこれからどーしていきたいの?」
「加工や、販売、飲食店も考えている。加工をやってるといってもとにかく今のままの加工所では中途半端。農産物の生産を増やすって言っても農地やハウス、生産リスク等規模拡大路線はどうなのかな。それよりこれからは楽しくやっていきたい。今までが楽しくなかった訳ではないけど。っていうか必死過ぎてそんなこと考えたこともない。ここ数年、イベントなんかにいってやっぱり直接販売が楽しい。それにそっちの方面も別に苦手じゃない。っていうか結構得意。」
なんて話をしていたら
「今、国の6次産業法というのがあって、事業計画が認定されると有利に事業が進められるよ」
って教えてくれた。
このタイミング。
やっぱそうだよね。
家に帰って神さんに早速報告。
一気に方向性が決まった。即実行。
それまでいろいろ夢物語を語っていただけだったのが現実に一歩踏み出すことになった。
まず、事業計画書の作成。夢物語を今度は事業計画に落とし込む。
鮮明なイメージがあったから特に大変ではなかったけど、細かいところ(数字合わせ等)はめんどくさかった。
事業名
「自家栽培のこだわりトマトを利用した商品開発と販路開拓及び農家カフェを開設し料理の提供」
(なんて長い題名なんだ~)
題名は関係なく、特に問題もなく国の
六次産業法「総合事業化計画」に認定されました。(平成24年2月29日)
平成23年度の六次産業化法「総合事業化計画」に認定。東北農政局HPにて掲載されてます)
この認定自体で何がどうということではないのですが、要は
「あなたの計画を国として認めますよ」ってなだけ。
しかしこれがあるのとないのではその後歩く道が変わって来る。
補助金が使いやすくなる。次に、金融機関の評価と信用が上がる。
ってこと。
これで完全に六次産業に舵を切ることになりました。