劉慈欣(りゅう じきん)の三体(全3巻)に衝撃を受け、
三体0、三体Ⅹに続き、短編集の「円」を読んでます。
Netflixでの配信も始まりましたが、原作を読んだときは、
想像をはるかに超えるアイデアとストーリー展開、途方もない物語のスケールに終始圧倒され、ページをめくる手が止まりませんでした。
ハードSFファンとして、これまでけっこうな数のSFを読んできましたが、
三体は文句なしに私の中でのベストの作品です。
中国からこれほどのSF作家が出てきたのも、中国パワーを感じさせます。
まれに日本に纏(まつ)わるくだりがありますが、現代中国人の率直な日本観が窺えるのも興味深いです。