こんにちは!やすみですにっこり

 

今日は「影(シャドウ)の投影」と

「爬虫類脳」を取り扱っていきますが、

 

この内容は書き手自身も自分の影(シャドウ)

と向きあう必要があるので、いたたまれなさを

感じつつ書いていきたいと思います。

 

「影(シャドウ)」に出会ったとき

 

前回の記事で「悪が人の形をとったよう」な

影(シャドウ)についてご紹介しましたが、

 

 

「影(シャドウ)」に出会ったとき

私たちが行う反応は大きく2つあります。

 

(1)アイツの仲間だと思われるなんて

死んでもイヤ!(影を自分から切り離す)

 

(2)嫌だけど、私もこの人みたいな所が

ある気がする(影を自分の中にひきもどす)

 

上記のように対決するか、影と共にあるかですが

河合隼雄先生の「影の現象学」などの

「影(シャドウ)」に関する本を読む限り

 

(1)の方法を取った場合、

「アイツはいつも××で、絶対的な悪なんだ」

のような極端な思考に陥りやすくなるようです。

 

どんな人も善悪の両方の要素があるのが普通

冷静な時にはそれが分かるのに、

 

「影(シャドウ)」に触れたとたんに

「アイツは目の前から消えるべき、攻撃して

良い存在なんだ!」と思えてくるんですよね。

 

 

敵視と「爬虫類脳」

 

さて、ここからは本や研究で扱われている

ことでなく私が推測した内容です。

 

私は人への理不尽な攻撃や敵視を引き起こし

かねない「影の切り離し」を防ぐには、

爬虫類脳の働きをゆるめることが有効かも

しれないと思っています。

 

爬虫類脳とは、ポール・マクリーン博士の

「三位一体脳」理論による脳の分類ですが

 

反射や生存に関わる「脳幹」が、

生存や生殖に重きを置いた爬虫類に例えて

こう呼ばれているようです。

 

 

生存本能を働かせる場面はそれこそ

緊急時ですから、この脳の反応は素早いです。

理由を省略して反射的に働きます。

 

 

これに「影の投影」が合わさったら、

相手をひたすら攻撃し続ける恐ろしい流れ

出来上がりそうですよね。

 

「影の投影」→「敵意・不安」→「攻撃」

「アイツは絶対的悪だから消し去らないと」

→(行動を省みる暇も無く攻撃を続ける)

 

この嫌なパターンを防いだり抜け出すためには、

攻撃行動の前の「影の投影」か「敵意・不安」

いずれかに対処した方が良さそうだと思い、

 

私は祖母に対する自分の隠れた敵意に対し

まず「影の投影」を通してアプローチを

していくことにしました。(次記事に続きます)