前回の続きで、店内について。

 

Apple 新宿では出入り口の先に巨大なスクリーンがある。ここでは画像や動画編集アプリを用いて、Apple 新宿のスタッフがリアルタイムで編集を行なっている状態が映されたりしている。

 

スクリーンの前にはいくつも椅子が用意されている

 

たまにApple 新宿のロゴが映された時は多くの人がカメラで撮影していた

 

Apple 新宿は、アップルの最新の店舗方針で設計されているらしく、日本の他の店舗と異なる点として、展示されているiPhoneに盗難防止用のケーブルが付いていない。

他の店舗だと本体とテーブルがケーブルで繋がっているため、決まった範囲でしか本体を移動できないのだが、Apple 新宿では展示のiPhoneを持ちながら店内を自由に移動できる。

 

他の店舗だと本体背面に盗難防止用のケーブルが付いているのだが、新宿ではそれがない

 

他の店舗だと本体とテーブルをケーブルが繋いでおり一定距離までしか動かせない

 

ケーブルがなく、自由に店舗を周れる事により、ケースのサンプルを試着できる事になる。自分がこれから欲しいiPhoneをケースコーナーまで持っていき、展示されているケースを装着して、装着感覚を試す事ができる。

 

ケースのサンプルは自由に手に取る事が可能だ

 

店内のiPhoneと純正ケースを装着した写真

 

価格表が表示されているので展示機のiPhoneだという事が確認できる

 

ケース部分の出っ張りを手前に引くと、ケースの在庫が出てくるようになっている

 

注意したいのが、持って周っているiPhoneを落として割ったりする事と、元の展示していた場所を忘れてしまう事だ。実際にiPhoneを割ってしまっても全額弁償という事はないとは思うが、注意して取り扱いたい。

また、他の来店客やスタッフのためにも、手に取ったiPhoneは元々展示してあった場所に戻しておいた方が望ましいだろう。

 

このケーブルレスの展示機はあくまでiPhoneのみで、iPadやMacBookは対象外だ。

iPadなどはこれまで通りケーブルが繋がっている。

 

iPadは自由に持ち出して店内を移動できない

 

このケーブルレスの展示機は、実際に購入前に欲しいiPhoneの持ち心地やケースを装着した際の感覚も分かるため、既存の店舗でも導入して欲しいと思った。

直近でオープン予定の2店舗はおそらく対応してくれると思われる。

 

なお、展示機のiPhoneを店舗の外へ持ち出してしまった場合の対策も、きちんとなされているとスタッフが言っていた。

実際どうなるのかまでは聞いていないが、音でも鳴るのだろうか。

 

国内では商業施設の中に設けられた初めての店舗という事もあり、これまでの店舗とは異なる部分もあるので、機会があれば一度訪れてみる事をおすすめする。