4月9日(日)、タイから成田空港に到着し、泉岳寺で乗り換え。泉岳寺観光は前回の記事で書きました。それから神奈川県に入り桜木町のホテルにスーツケースを預けにいきます。ホテルの玄関口、あれ、開業している?という印象ですよね、でもやっていました。

預けるというのは、おそらくチェックインはまだでしょうという午後2時なので。するとチェックイン可能ということで、さっそく部屋に入り小休止です。あまり時間が無いので2時30分には出発するぜと伝えています。

 

歩いたのはこの地図の通り。桜木町駅→ブリーズベイホテル&スパ→日本丸メモリアルパーク→横浜赤レンガ倉庫→山下公園→海の見える丘公園展望所→MEGAドンキ→横浜中華街関帝廟→食べ放題金龍酒家飲茶小龍包中華料理→日本丸メモリアルパーク→横浜赤レンガ倉庫→ホテル

距離は約6kmとなります。基本的にこのルートは当方がこの辺りに遊びに行くときに歩くルートでしてお馴染みです。しかし横浜初のタイ人ご一行はどこも新鮮で、日本は素晴らしい!の連呼となりました笑

 

それでは順番に。

 

ホテルを出て向かったのは日本丸メモリアルパーク付近で、ここからの眺めを楽しみ撮影会。ケーブルカーを調べていて乗りたかったようですが、当方の一存で散策を選びました。

そして赤レンガ倉庫ですが、なにやらイベントをやっていて、ここで分かれて30分後にあの木の近くに集合と解散。

撮影を楽しみます。

これ、大好きなネモフィラ。広島で群生を見ていらい、ファンになりました。今回も埼玉の森林公園で見る予定だったのですが、急遽予定変更が発生し、埼玉はキャンセルとなっています。

そこから山下公園へ。大道芸人がいましたよ。芸だけではなく話術がうまくて、お札がばんばんとボックスに消えていきました。危険な芸ではあるのだけど、一回で10万円以上稼ぐだろうね。

こういう撮影を楽しんでいるおばさんも。おばさん?多分、おばさん。

そこから色々と撮影しながら海の見える丘公園に向かいますが、タイ人の一人はガンダムファン。興味がありそうだったので、時間からするとガンダムか展望所のどちらかの選択と言ったら、即答で展望所と。他の参加者に気を使ったわけです。

 

階段は皆さんにとっては地獄だからね、事前に伝えていたよねと笑うと、顔を半分引きつらせながらついてきました笑い泣きあっはっは。

 

そして到着。ついてみると、「素晴らしい眺め!階段は大変だけど来てよかった!」と撮影会です。

帰りの階段の後は、休憩を兼ねてドン・キホーテに行ってみましょうと伝えています。

タイでドン・キホーテはドンドンドンキとして有名で、当方もたまに覗きに行きます。しかしタイでは値段がびっくりするだけ高いのであまり買いません。タイ人の皆さんに、どれだけ値段が違うのかを知ってもらう意味もありました。同じことはダイソーにも言えまして、タイでは日本円との比較では2倍以上の60バーツ。それでもドンキもダイソーもバンバン売れているので、日本がいかに安いかということです。

 

今回の旅では、円安の影響は確かにあるものの、あらゆるものが安いと感じたタイ人の皆さん。日本は確実に世界の流れから遅れていっていますよ。

 

多くの日本人は東南アジアをまだ見下している傾向があるでしょうが、部分的にはとっくに追い越されています。井の中の蛙大海を知らずで、世界の流れはとっくに変わっている、それが現実です。

 

例えばタイでは電子化が進んでいて、それはもう中国並みで現金が出てこない場面が多くなりました。友達同士の割り勘もQRコードであっという間でして、もちろん露店でさえ全部ではないものの使われています。

 

ドン・キホーテを歩いてから、お待ちかねの中華街。まずは少し散策しながら、関帝廟に連れて行きました。三国志はタイでも有名ですが、関帝廟はほぼ見かけません。なぜなら道教の神仙そのものが祀られているのが普通だから、日本とは全く様子が違うのです。

晩御飯は中華街と伝えてあり、それをとっても楽しみにしていたので、店探しは重要です。

食べ放題の店がそこそこあるのですが、平日と週末料金が違うんですね。平日は1680円+税で食べ放題でも、週末は2480円+税となっている。声をかけてきた某店の人は、ビール一杯サービスするよ、と言う。ん~、まだだなと次を探します。

 

更に歩いて、ここかな、という店を見つけました。店頭に人が並んでいて、皆さん小龍包を買っていたので、あ、これは大丈夫な店だなと判断。

 

10秒ほど眺めていると、店員が話しかけてきました。

「お客さん、今なら座れますよ、何名様?」

「四人だけど、食べ放題、飲み放題でいくら?」

料金は表示されているもののあえてききます。

「週末は2480円、飲み放題は980円です」という中華系独特の発音の日本語。

「そうか、飲み放題はアルコール?」

「もちろん、アルコールです!」

「うーむ・・・」と、黙って見せました。すると、

「お客さん、今回は特別に平日料金でいいよ」

「お、ということは、1680円と980円で良いってこと?」

「はい、特別ね。私の判断でOKにします、どうぞ中に入って」

その流れを皆さんに説明すると「もう、決定!」と大喜び。

そして食べ放題、飲み放題が始まりました。時間制限はあるもののとにかくどんどんと注文。

酎ハイ、赤ワイン、白ワイン、日本酒とアルコールもどんどんと頼みます。

 

タイでは中華系の味が多いので食べなれている皆さんですが、やはり日本で食べると味が違うと喜んでいます。また、確かに食べ放題にありがちなそれなりの味、ということではなくどれもしっかりと美味しかったのですよ。最後の支払いまで気が抜けなかったのですが、話に嘘わなく安くなって良かった今回の店。

その後、もう一度ケーブルカーの辺りに行って、色々と撮影したいというので向かいました。

 

散策途中、一人が日本の良さを二つ感じていると。一つはとても静かなこと、二つ目はゴミが少ないこと。先進国とはこういうことだねと。彼は様々な国籍の人と一緒に建設関係の仕事で設計をしているのですが、ヨーロッパなど話は色々と聞いていても、海外は過去に友達に誘われて一緒に行った韓国しか経験が無いとのこと。

 

その彼は、韓国には二度と行かない、食べ物はまずいし見どころが無いと断言していました。だからホテルにとどまってどこにも行かなかったと。まあ、当方は竹島を不法占拠している韓国には絶対に行かない、それが日本人としての誇りであると思っているので、自ら観光地として韓国と北方領土問題のロシアには行くことはありません。飛行機の乗り換えはありましたが苦笑

 

もちろん、韓国人、ロシア人は嫌いではありません。色々と話をすると面白いじゃないですか。問題は政治なのです。

 

そういえば赤レンガはまだ撮影していませんでしたね。

多くの若者が集まっていたので、それなりに有名なアイドルなんでしょうが、全く知らない当方です。

戻り道は、すっかり日本ファンになり、もう次の海外旅行も日本でしょ!となっているので、それでは今後のためにもグーグルマップでホテルまで戻れるかをやってもらいました。物事何でも、実際にやってみることが肝心。想像と現実は違うのが普通ですから。

 

今回は素泊まりなので、戻る途中で部屋で飲む酒と、翌朝の食べ物を購入してから、やや遠回りして笑、ホテルに戻ったのです。

 

翌日はいよいよ鎌倉観光です。当方の好きなルートを歩きますが、全員が初鎌倉なのでワクワクが止まらないようです。

 

フフフ、歩くぞ~ニヤリ

 

つづく