朝夕、涼しくなってきたこの頃であるが、本来は食欲の秋の頃がちょうどよい記事、とは考えながらもダイエットについて。
 
まず、水を飲んでも太ると言う人がいるが、これはあり得ない。カロリーが無いのに太るわけが無い。水を多く飲めば一時的に体重は増えるであろうがそれは太ったことではない。まず、このような誤った認識で、食事制限につなげる発想は違うと書いてみたい。
 
さて、次にその食事であるが、食事を減らしてダイエットいう人は多い。通常は食事療法のようにもダイエットは意味されている。手っ取り早いというか、安易というかではあるが。ここにあるのはダイエット=食事制限=痩せるとの考えである。だがこれは疑問を持ったほうがいい。
 
食べ物を減らす、制限して痩せるのではなく、あえて簡単に、絞ると考えれば正解と考えている。
 
BMIについて。現在の体重(Kg)÷ 身長(m)2= BMI指数
 
この計算で22を標準と考える。例えば体重64キロで身長が170センチとすれば、約22である。体重を60キロとすれば20.7となる。数値が18.5を下回れば低体重、25を超えてくれば肥満の領域に入る。
 
つまり普通体重とは18.5から25まででかなりの許容範囲があるということだ。ちなみに170センチの人が25になろうとしたら、体重は72.5キロにならなければいけない。
 
これはどこから見ても太って見えるのは間違いない。体重が53.5になればBMIは18.5で、これも極端に痩せているのは間違いない。外見からして両極端である。
 
22が一番疾病率が低いということが統計的な根拠として言われているのだが、今や痩せよりはややふっくらが良いと言われているのである。
 
確かに少し前までは痩せていることが良いとされていた。だが、体のためにはある程度の体重が必要なのは考えてみれば当たり前のこと。ヨーロッパのモデル業界で痩せすぎを排除する動きが出たのはもう何年も前の話。痩せている=美しいという価値観は変わってしまっている。
 
また、昔のブラウン管テレビでは横長に映ってしまうことから、テレビに出る人は実際に見れば痩せすぎ程度でなければ見栄えが悪いとも言われたことが、過度に痩せている=美しいという誤った価値観を生み出した要因でもあろう。
 
それでも体系として少しは痩せたいとの思いでダイエットを考える人は多いのであるが、絞るという発想が大事ではないだろうか。
 
単に食事を減らしたダイエットで先に減少するのは筋肉であり、脂肪ではない。脂肪は生きるために必要なものとの生存本能からか、最後まで残ろうとする。だから食事を減らすと先に筋肉から落ちていくと言われている。
 
筋肉量が減ると、代謝が減る。代謝が減ればエネルギー消費量が落ちるので太りやすくなるという矛盾が発生する。結局脂肪は増えようとする。同時に筋肉量の低下は疲労物質をためやすくなり、骨密度の低下につながるのである。だから特に出産経験のある女性が単に痩せそうとのダイエットは十分に注意した方がいい。
 
再三、絞ると書いているのは、運動をすることで筋肉量を上げ、体を絞る、シャープにするよう心がけることが重要だということだ。
 
有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて体を絞ることを考えて行動していれば、筋肉量は増加して脂肪が燃焼しやすい体になるので、結果として体重は落ちていく。
 
疲れにくくなり、体が軽くなり、かつ脂肪が落ちていくのだから今度は太りにくくなる。こういう流れが本当のダイエットであるはずと考えている。有酸素運動では内臓脂肪もあわせて落ちていくだろうから、生活習慣病退治にも役立つであろう。
 
マスコミの異常な偶像や昔の発想にいつまでも染まっていないで、自分のあり方を見直すことが大事ではないだろうか。
 
痩せるだけの発想はその時はよく見えるかも知れないが、後から様々な弊害が出てくるであろうから、「絞る」と発想を変えて、筋肉量を増やし体を絞ることが結果として痩せること、と考えてみてはいかがであろうか。